DQ7
主に事件解決後の町で使われる。
同時に鳴る音数が多いので賑やかさはあるのだが、テンポは遅く、歴代の町の曲の中でも落ち着いた雰囲気に仕上がっており、前作の町の曲に比べるとガラッと変わっている。
【哀しみの日々】が流れ続ける陰鬱なイベントを乗り越え、平穏を取り戻した街でこの曲を聴くと、プレイヤーもほっと一安心出来るだろう。
・・・なんていう風に油断してると、この穏やかな曲をバックにえげつないエピソードが挿入される事があるのがDQ7の恐ろしいところ。
作曲を手掛ける【すぎやまこういち】は、
「僕の記憶によると、この曲はもともとフィールドの曲として作曲したものなんです。
でも堀井雄二さんが『これは町の曲ですね』とおっしゃって、実際にゲームに載せてみるとバッチリはまったので、町の曲になりました。」
と語っている。
この曲の注目すべきは、DQ5の【街は生きている】とメロディが似ている点である。
『憩いの街角』の最初のフレーズが
- ソミ(↓)、ソレ(↓)、ソド(↓)、ミシ(↓)
となるのに対して、『街は生きている』は
- ソミ(↑)、ソレ(↑)、ソド(↑)、ミシ(↑)ラ
となっている。
意図的に作曲されているのか、単に似てしまっただけなのかは不明だが、たぶん偶然だと思われる。
3DS版では【東京都交響楽団】によるオーケストラ演奏が流れるが、異様にテンポが早く、「憩い」の感が薄れてしまいかなり忙しく感じる。
なぜこんなに駆け足の演奏になってしまったのだろうか?
DQ10オンライン
Ver.6.0より一部エリアのBGMとして使用。
詳しくはこちらを参照。