【旅の扉のほこら】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 07:47:40

DQ3

【グリンラッド】の南東の島にある【ほこら】
本ページ名はリメイク版でのゲーム内名称であり、FC版の【公式ガイドブック】では「グリンラッド南のほこら」と記されている。
 
完全に無人であり、名前の通り【旅の扉】が存在するだけの寂しい場所。
DQ3で唯一、旅の扉が3つあるほこらであり、前作の【炎のほこら】【ベラヌール北のほこら】を彷彿とさせる。
それぞれ【ロマリアの関所】【オリビアの岬のほこら】【旅人の教会】へ続いている。
なお「グリンラッド南のほこら」を名乗っていたものの、ここはグリンラッドではない。あくまでもグリンラッドの南に位置しているだけで、「グリンラッドのほこら」とは表記されていない。
これは【ダーマ東のほこら】も同様。まあ、こっちは【ダーマ】そのものや近郊の【ジパング】が人のいる城や村であり、ルーラに登録されるので「ここはダーマではない」と簡単にわかっただろう。
公式ガイドブックの表記のみならず、全体的にも北に位置している上に、島の北側が【氷原】になっているのでグリンラッドの様に【ひょうがまじん】が出現するものと勘違いしやすいが、このほこらのある島でエンカウントするのは最北端の氷原地帯でも島の南側の海を渡った大陸の北西部と同じ(【きめんどうし】【ビッグホーン】コンビや【アカイライ】【シャーマン】等)である。
ちなみに、このほこらのある島全域が上の世界のフィールドで数少ない【はぐれメタル】の出現地域となっている。
【茂み】と氷原主体でエンカウント率自体が低いが、ロマリアの関所から飛んでこれるのでアクセスは悪くない立地である。
 
【サマンオサ】に行くためには、オリビアの岬のほこらかここを通って旅人の教会へ向かうしかない。
この「サマンオサへ行ける」ということが、このほこら一番の存在意義でもあるので、その目玉である扉は真ん中と思いがちだが、それは間違い。
まぁ真ん中の行き先はオリビアの岬のほこらで、着いた先のもう一つの旅の扉に飛び込めばサマンオサに辿り着くので間接的には行けると言えば行けるのだが…二度手間が面倒ならサマンオサ直行は右と覚えておくべし。
 
なお、ここの旅の扉は牢屋で隔てられてはいないのだが、行ける先の旅の扉はいずれも施設外とは牢屋で隔てられていて外に出られない構造のため、最後の鍵もアバカムも無いときに来ても基本的に意味は無い。
ただしFC版の裏技を使って、最後の鍵やアバカムを使わずにサマンオサへ上陸する場合はここからしか行けないので、船でここまで来る必要がある。

リメイク版

ゲーム内名称が「たびのとびらのほこら」となり、【フローミ】の呪文で確認できる。
 
入り口付近の池の上辺に【ちいさなメダル】が落ちている。
旅の扉のワープ先であるロマリアの関所とオリビアの岬のほこらにも同じくメダルが1つずつ存在するが、いずれも鉄格子で封じられた旅の扉の側に落ちている。
まずこのほこらに来てワープを繰り返せば、【さいごのかぎ】無しでメダルを3つとも回収できる。
とはいえFC版と違って最後のカギがあれば入手できるアイテムは各地にも存在するため、素直に最後のカギの入手を優先し、【ロマリア】から近い関所を起点に回収した方が良い。
 
ガラケー版以降では【すごろく場】削除と引き換えに、池の南側にもう一枚メダルが追加された。

小説版

ほこらではなく洞窟として登場する。
やはりサマンオサに入るための唯一の手段だが、島の住民からは神隠しにあう洞窟として忌み嫌われた場所となっていた。

備考

『ファミリーコンピュータmagazine』1987年4号のDQ2特集記事では【ロンダルキア南のほこら】がこの名前になっていた。