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添付DQ2（SFC版） 
【パルプンテ】のとある仕様を用いたバグ。
まず本作のパルプンテで発生する効果の中には「味方全員を蘇生・全回復」というものがある。
この時、蘇生するキャラが死亡前に入力していたコマンドを実行していない場合、蘇生したターンでそれを行うようになっている。
ただしパルプンテを唱えるキャラが、蘇生ターンに死亡キャラよりも先に行動しなくてはこの効果は発生しない（死亡や眠り状態でも【すばやさ】による行動順序の判定は行われているため）。
これは死亡した後に戦闘終了（「逃げる」含む）しても、蘇生するまで引き継がれる。
ただし蘇生させる前にセーブ＆ロードを挟んでいた場合は実行されず、通常攻撃となる。
また【ザオリク】で蘇生させた場合には何もしない。
このパルプンテによる蘇生直後に行う行動を保持しておくことを、以下では「行動セーブ」と仮称する。
さて本作では戦闘中に種・木の実を使うことが可能である。
これは上記の行動セーブでも、他の魔法やアイテム使用と同様に実行される。
普通に使えばもちろん種は消費されるわけだが……。
上述した通り、行動セーブは戦闘終了しても引き継がれる。
では、行動セーブした後に本来使われるべき種を他のキャラに渡したりして手元から無くしているとどうなるか？
答えは「持っていないはずの種を使って、ステータスもちゃんと上がる」。
これは他の道具を用いた場合も同様であり、また対象となった道具が消費されることもない。
……つまり、これを使えばパラメータ上限までステータス上げ放題となる。
SFC版DQ2の最強育成では【宝箱復活バグ】が有名だが、ぶっちゃけこの行動セーブを用いた方が簡単かつお手軽に育成を行える。
手順としては以下の通り。
下準備として【ムーンブルクの王女】にパルプンテを覚えさせ、使いたい種を入手しておくこと。
- 王子達に種を持たせて戦闘開始
- 王子達が種使用を入力。この時誰に使うかもちゃんと指定すること
- 王女の入力時にキャンセルして逃げる
- 逃げ延びたら、王子たちの種を王女に渡す
- 【バリアー】等で王子たちを殺す
- 戦闘に入り、パルプンテで蘇生効果を出す
- 生き返った王子たちが種を使用したら成功。パラメータが上昇
- 逃げる
- 同じ種を使うなら5へ、別の種を使うなら1へ戻る
まずはパルプンテを素早くかつ複数回使えるように、最初に王女の素早さとMPをドーピングするのがお勧め。
というか手順の6・7時に王女の方が素早くないと失敗してしまうので、王女の素早さ上げは最優先である。
行う場所は色々あるがロンダルキアの祠周辺ならば、MPが減ってきたり手違いで王女が死んでもすぐ回復できるうえ、バリヤー地帯にすぐ行ける旅の扉が祠内にあるのでこの辺が無難だろう。（この場合死亡後にルーラで帰還する必要があるので種使用者はローレシア王子がおすすめ）
注意点として、行動セーブの際にはちゃんと対象を指定すること（上記手順の2）。
ここで対象指定せずにキャンセルすると、パルプンテで蘇生した際にバグって最悪データが消える。
なお【サマルトリアの王子】に関しては【サマルカンスト技】を使った方が楽なので、他二人の育成を行う際にこの技を使うのがいいだろう。
