【追憶のレオパルド】

Last-modified: 2021-01-19 (火) 09:05:35

DQ8(3DS版)

クリア後の追加ダンジョンである【追憶の回廊】の8番目の試練。
【魔犬レオパルド】の強化バージョン。
ここから難易度がさらに上がり、追憶の回廊の恐ろしさを見せつけてくれる。
 
行動パターンは完全3回行動でラインナップは以下の通り。
【しゃくねつ】【かがやくいき】、通常攻撃・痛恨の一撃、【おたけび】

同ダンジョンの解説に『痛恨の連発』を脅威としているが、その主犯は間違いなくこの魔犬である。
お前は【パパス】【アリーナ】かと問いたくなる程に痛恨の一撃を連発してくる。
1ターンのうちに痛恨→輝く息→痛恨なんて鬼畜なコンボをかましてくることもある。

しかもそのダメージは700前後にも及ぶので、レベルカンスト付近の主人公やヤンガス以外ではほぼ即死すると考えていい。
ククールやモリーではカンストでも五分五分である。
主人公を含め仮に生き残っても、灼熱や輝く息と合わせられたらまず死ぬ。
他の追憶ボスと違ってほぼ無意味な呪文攻撃を混ぜてきたりする事が一切無く、行動の殆どがまとまったダメージを与えてくるものばかりなので、
ただひたすらに厳しいダメージレースを強いられる。
素早さも非常に高く、【黒鉄の巨竜】(200)やかの【メタルキング】(255)以上の294という数値を誇る。
回復や補助の前に追い討ちをかけてくる事も多々あり、
男性陣は勿論、【ゲルダ】ですら装備による補正無しでは安定して先制出来ない。
 
最大の脅威である痛恨に対処するには、みかわし率を可能な限り上げてとにかく攻撃を回避するのが最良。
【ゴシックコート】【やみのころも】【しんぴのビスチェ】【くノ一装束】【ダンシングメイル】【ファントムマスク】
持っているなら【ラッキーペンダント】など、ありとあらゆるみかわし装備を詰め込もう。
ククールとゼシカはみかわし率UPのために【格闘スキル】を上げる事も視野に入る。
ちなみに最も回避率が高いのはゼシカ。身かわし効果+1/4もの高い回避率を誇る身かわし装備を身につけられるからである。
次点で僅差でククール、次にファントムマスク+やみのころもを装備できるモリーとなる。

だが被弾してしまえば同じことなので【だいぼうぎょ】で凌ぐのも良い。
痛恨のダメージを70~80前後にまで抑えられるので主人公・ククール・ゲルダは是非とも覚えさせるべし。
 
 
灼熱・輝く息も痛恨に比べればダメージは大した事無いが、完全3回行動で複数回吐かれると馬鹿にできないダメージになる上、そもそも痛恨のダメージからしてブレス1回分のダメージ蓄積でも危険。
1回でもブレスを食らったら【ベホマズン】をするくらいの勢いでないとキツい。
1ターンで2回痛恨もあり、あっさり1ターンで2人死んだりしてザオリクが追いつかなくなる事がザラだからだ。
特に主人公はみかわし重視の装備をするとブレスが盾以外無耐性になってしまうのがツライ。
もし持っているなら【メタスラピアス】を装備すべし。これで痛恨の一撃も含めダメージを抑えられる。
炎と吹雪の両方を使う関係上、一度に対処するなら【フバーハ】しかないのだが……
そのフバーハを唯一使えるゼシカはHPが低く、痛恨を喰らうと素のHPでは確実に即死する。
主人公に【フバフバチーズ】を使わせたり、フバーハを使わせて後は馬車という手も考えておこう。
ここで追憶の回廊初の全滅を経験した人も多いはず。
 
おたけびも厄介であり、1ターンで2回使ってくることも多い。
その為先手を取られておたけび二連発をくらい、痛恨で1人犠牲…といきなり戦況がガタガタになる事も起こり得る。
 
ただ、幸いな事に【いてつくはどう】を使ってこないので、最初に【ピオリム】さえかけてあれば
次ターンの先制ベホマズンでなんとかなる(生き残れれば)。
すばやさ上昇はみかわし率アップにも繋がるため、後述の【マジックバリア】と共に優先しておきたい。
ただしコイツの素早さの高さでは、ピオリム1回ではまだ先制しきれない事も(特に男性陣)。念のため2回かけるか、少しテンションを上げてからかけたい。
いっそ先制が確実に出来るようになるまでは防戦一方も作戦のうち。
さらにこいつの雄叫びは【追憶のアルゴン】【追憶のドルマゲス】第2形態が使うものと違って通常版(これは【追憶のデスターキー】も同じ)なのでマジックバリアによる耐性上昇が有効。格段にかかりにくくなる上に、ブレス攻撃も僅かながら軽減できる。
その為、ククールは無理に【バトラースーツ】に頼らず、身かわし装備に特化させよう。

とにかくコイツのダメージレースにまともに付き合うと全員HPと守備をカンストさせてもジリ貧になるので、
先んじて大ダメージを与え、短期決戦を狙うのが良策。
普通にやっていればここまででも全員のレベルが90を超えている事も珍しくない程なので、ゼシカの格闘スキルを100まで振り【マダンテ】を開幕でぶっ放すのもアリ。
このくらいのレベルのゼシカのMPなら、テンションが20でも限界値付近のダメージを出せる。
【エルフののみぐすり】を使ってマダンテ2発で仕留めてもいい。
 
逆に、こいつの猛攻を正面から受けきるならば、毒が効いてしまうという弱点を突くべし。
ゼシカorゲルダの【ポイズンソード】で猛毒にしてしまおう。
詳細は追憶のアルゴンの項をご参照頂きたい。
種集めをしている人は是非とも。
レベルを上げるだけでは勝てないが戦略次第で楽に勝てるという典型例で、いい意味でドラクエらしくないボスである。
が、どの戦法でもベホマズン係の主人公は勿論いつ誰が痛恨で死んでもおかしくないので、全員に【せかいじゅのしずく】を持たせよう。
【追憶の魔人】と違って図鑑に役立つ事が書かれている。…が倒してから教えてもらっても、という感もある。
これを倒すと【追憶の使い】へと続く。