概要
DQ2以降で表示されるメッセージ。「砕け散る」という表現がなんとも印象的。
初出はDQ2の【メガンテ】で、この呪文により即死判定になるとこのメッセージが表示される。
作品によっては砕け散ると【ザキ】とは違った不気味な効果音が鳴る。
DQ4以降では敵の特技の中に
○○○○は はじけとんだ!
というメッセージが出るものもあるが、状況は異なる。そちらについては【はじけとぶ】を参照。
また、DQ2では【ラーのかがみ】で【ムーンブルクの王女】の呪いを解いた際に鏡が砕け散る。
メガンテの効果
味方側の呪文としてメガンテおよび【メガンテのうでわ】が登場する作品では、これで敵を倒したときのメッセージは一貫して「くだけちった!」になるが、一部の作品を除いては敵だけでなく味方が砕け散ることもある。
主に敵にメガンテを使われたときに、「(味方が)砕け散った」というメッセージになる(SFC版DQ5のみ、味方側は普通に「死んでしまった」というメッセージである)。
他には、FC版DQ4で残りHPが19以下の時に【たいあたり】を食らっても砕け散る。
体当たりされただけでバラバラに砕け散るとは一体どれほど凄まじい体当たりなのかと思うが、FC版DQ4の体当たりはいかなる相手でもHPの95%を一撃で吹き飛ばす超絶特技なので、バラバラもやむなしである。
それにしても、人間キャラが「砕け散る」という表現、冷静に考えるとえらくグロい光景である。
当然、砕け散ったキャラも例外なく棺桶に入ることになるのだが、まさかブチ撒かれた肉片や内臓を拾い集めて入れているのか…?
そして、バラバラ死体になっても蘇生できずキャラロストとかは特に無く、【ザオリク】や【教会】で普通に蘇生可能。
仕様といえばそれまでだが、蘇生の過程を想像してもやはりグロい。
もっともDQの参考になったWizardryでは灰になってもそれなりの確率で復活できる仕様なので、そちらが念頭にあればバラバラくらいどうってことないのかもしれないが…。
なお、メガンテを使って大爆発する【ばくだんいわ】のイメージが強いためか、メガンテは「自分の身体を爆発させる呪文」と認識されていることが多い。
DQ5以降は敵が使った場合にエフェクトがあり、それが作品によっては派手に自爆するものであることから、勘違いされやすいのもある。
実際にゲーム以外の派生作品(四コマ漫画劇場、ダイの大冒険、ロトの紋章など)では、使用者が実際に砕け散ったり、あるいは体が跡形もなくなってしまうなどの描写が数多くある。
しかし、実際は身体ではなく、「生命エネルギーを爆発させる呪文」という設定である。
そのため、少なくともばくだんいわを除いて、自分の身体を爆発させているわけではない。
そのせいかゲーム本編においては、メガンテを使った側が「砕け散った」というメッセージが表示されることは無く、単に「力尽き、息絶えた」という表現であることが多い。
パルプンテの効果
DQ3以降では【パルプンテ】の効果として敵全体が砕け散ることがある。以降の作品でも常連。
初出のDQ3のみ、敵を倒した扱いで経験値やゴールドが手に入るため、【メタル狩り】でも役立つ効果のひとつだが、DQ4以降では消滅扱いになって経験値が入らない。
DQ6とDQ7では
○○○○は くだけちってしまった!
と、微妙にメッセージが異なる。
命の石の効果
DQ3以降に登場した【いのちのいし】の効果(DQ9を除く)として、これを持っている人が即死呪文等を受けたときに代わりに石が砕け散る。