【オルゴーのよろい】

Last-modified: 2022-09-10 (土) 07:27:19

DQ6

守備力80、かっこよさ32、メラ系、ギラ系、イオ系、炎系の呪文・特技によって受けるダメージを35ポイント軽減する鎧。
8歩歩くごとにHPが1回復する能力を備える。
名前の由来は恐らく、イタリア語で誇りを意味するorgoglioと思われる。
【ラミアスのつるぎ】【スフィーダのたて】【セバスのかぶと】と並ぶ伝説の武具の一つ。【主人公(DQ6)】だけが装備できる。
ハートのような印が刻まれており、インパスで確認することができる。
 
後述のデザインの類似性から、のちに【てんくうのよろい】になった、あるいはこれを元に天空の鎧が作られた、などと言われることが多いが、公式から明言はされていない。
大魔王デスタムーアに対抗できる防具として、いつか勇者に渡すために【グレイス城】に保管されていた。
後に【グレイス王】の失態によって城が滅びる寸前、兵士長の手によって地下に隠され、現代まで残っていた。
この辺りのエピソードは、漫画【ロトの紋章】に登場する【ロトの鎧(レプリカ)】に少し似ている。
廃墟となったグレイス城で、【おうごんのつるはし】を使って隠し階段を見つけることで入手可能になる。
また、この鎧が安置された地下室の壁にある【落書き】には「この よろいを 身につけられるのは 真の勇者のみ。」と書かれている。
しかし、【勇者】★7の「しんのゆうしゃ」とは何の関係もないのであしからず。
 
伝説の鎧の名に恥じず、高い守備力と炎系の呪文・特技を軽減する強力な耐性を持つ。
また、歩行中のHP回復能力まで備えるかなり優秀な鎧。
オルゴーの鎧の耐性は、スフィーダの盾のそれと対になっており、互いの弱点を補い合っている。
 
ラミアスの剣やセバスの兜と同様に、【おしゃれな鍛冶屋】でたたき直してもらうことができる。
耐性こそ素晴らしいが、守備力では他の鎧に劣る部分のあったオルゴーの鎧だが、20000G支払ってたたき直してもらうと、守備力+100、かっこよさ+80に強化される。
しかし、何とSFC版では、守備力上昇と引き替えに耐性が消滅してしまう。
これで耐性が消滅しなければ総合的な防御力では最も優秀な鎧になれたのだが、残念である。SFC版DQ6の中でも、【オーガシールド】のものと並ぶ有名なバグ。
守備力+20は大きいが、後半ともなるとやはり耐性の方がありがたいだろう。
 
なお【ベストドレッサーコンテスト】で他の伝説の武具と一緒に装備した際のコーディネートボーナスは+15。
これ自体のかっこよさは高いものの、この程度のボーナスポイントでは到底高レベルコンテストは勝ち抜けない。
伝説の、という肩書が付く武器防具を揃えてのコーディネートにこの程度の評価をする事に、審査員のセンスのなさを感じるプレイヤーもいるかもしれない。
まあこのストーリー上必ず手に入れなければならない装備シリーズで勝ち抜けてしまったら、このイベントの面白みがなくなってしまうため妥当ではあるが。
 
SFC版の公式ガイドブックに掲載されているこの鎧のデザインは、天空の鎧とは似ても似つかないくらいにシンプルで、飾り気がないとまではいかないまでも、鎧の中ではかなり地味な部類に入る。
ラミアスの剣同様におしゃれな鍛冶屋にたたき直してもらえることを考えると、それによって多少は天空の鎧にデザインが近づいたのかもしれない。
一方、【Vジャンプブックス】の袋とじ部分に掲載されたイラストでは天空の鎧に近いデザインとなっている。

リメイク版

SFC版に比べてデザインが変化しており、かなり天空の鎧に近いデザインになった。
セバスの兜ほどではないが、『ハートのような印』がデザインされているようにも見える。
 
また、叩き直すと耐性が消滅するバグは修正されており、そのお値段も据え置きだ。
強力な耐性を保持したまま、守備力が+100へと強化される。スフィーダの盾と共に、最後まで頼れるだろう。
 
ちなみに、グレイス城の過去のイベントを見ずに隠し階段を見つけると、ミレーユの超メタ発言を聞くことができる。

小説版

他の武具と共に登場。グレイス城で入手する際のイベントも同じである。
しかしデスタムーア戦であっさりと壊されてしまった。
その後、天空城で修復を受け天空の鎧になっている。