【チャンプ】

Last-modified: 2021-05-05 (水) 17:26:29

DQ6

【スライム格闘場】で最も強いと言われている【スライム】
主はここのオーナーである【スラッジ】
英語版での名前はHammer。
これは英語版でのスラッジの名前である「Sledge」と合わせ、「sledgehammer(スレッジハンマー=土木用の大型ハンマーのこと)という駄洒落になっている。
 
マスタークラスであるランクHの第3戦の後、こいつと戦うことになる。
厳しい3連戦で消耗しているところだが、戦う前に全回復してくれるので心配は無用。
 
HPは1000で、【マホキテ】【こごえるふぶき】【メタルぎり】【ベホマ】を使う。
ベホマを覚えているので、【シドー】の再来かと思えるがこいつのMPは10しかない
リメイク版の場合、【はぐりん】だとメタルぎりが嫌らしいが、他のスライムだとそうでもない。
無駄に特技を覚えているとベホマを使われる隙を与えてしまうが、すぐにMPが切れるので無視して良い。
そのせいかマホキテでMP回復をもくろむことがあるが、かがやくいき等の非呪文特技があれば問題ない。
 
おあつらえ向きに岩石系は弱耐性で炎吹雪に至っては全く耐性がないので、挑戦するスライムにはこれらの攻撃技を覚えさせておくと良い。
ステータスも素早さこそ【ダークドレアム】に匹敵する200を誇るが、他は攻撃力250・守備力100。
これはランクH第2戦でランドアーマーと共に出てくる【ブースカ】と同程度であり、全快の状態、しかもサシで戦う相手としては力不足もいいところ。
 
ステータス・耐性・特技でほぼ上回っている【デーモンキング】との戦いに勝ち抜き、ランクHをクリアしたスライムならば、こいつに負けることはまずないだろう。
ただしデイン系を含む全ての攻撃呪文に高い耐性があり、補助呪文もルカニとマホトーンを除いて完全耐性を持っている。
つまりブレスや物理攻撃がないと普通に手強かったりするので、【魔法戦士】【賢者】で山彦要員として育てたスライムだとまさかの敗北もありうる。
最低でも【武闘家】くらいは経験させておいたほうが良いだろう。
 
それにしても、こんなのが一番強いって……。
頂上決戦で登場するということはコイツもランクHを勝ち抜く実力がある、と周囲から認定されているのだろうが、いったいどうやれば勝ち抜けるのやら。
第1戦の【ラストテンツク】集団や、第3戦のデーモンキングに勝てるのか?いや、そもそもそれ以前に1つ下のランクGすら勝ち抜けるのか?
あまりにも過大評価を受けていたとしか思えないし、実際にランクHを突破していたのだとしたら【八百長】の疑惑をかけられても仕方ない。
というか、あくまでこいつは「出場しているスライムでは一番強い」だけであって、文字通り「最強のスライム」でもランクG~Hを制覇済みかは別問題という可能性も……。
ただしスライムにしては異様に高い耐性があるので、その耐性とHP(+ベホマ)に物を言わせて勝ち残ったのだろう。
 
スライムだけ連れていって試合を見ているコイツに話しかけると、キザに「ふっ……。」とか言ってカッコつけているのだが、どこか【テリー】と似た空気を感じさせる。
ちなみに人間の耳には「グルルル……。」と唸り声のように聞こえるらしく、ピキーとかプルプルとかそういう感じのイメージを持っているとちょっと驚くだろう。
 
事前情報ではやたらと強さが強調されていたのに蓋を開けてみるとそんなに強くない、むしろ前座(テリーの場合は【キラーマジンガ】【ランドアーマー】)の方が強い、などテリーとの共通点は多い。
とはいえ本来耐性などほとんど持たないはずのスライムとは思えないほど耐性は高く、HPもプレイヤー側のスライムが決して達成できない4桁にまで達しているので、決して無能というわけではないのだが。
問題は前座との強さのバランスが取れていないことであり、制作側の雑な設定でヘタレ化してしまった被害者と言えるだろう。
しかもテリーと異なりリメイク版でも救済されていない。あんまりである。
 
戦闘後に格闘場にいる人々に話しかけると、チャンプが負けると思わなかったなどという話を多く聞ける。
実際、チャンプ自身も上記のようにHランクを突破していたのなら実力者だと思われていても不思議ではない。
あるいは実力者という噂だけが独り歩きしていた可能性もあるが。
 
滅多に無いだろうが、負けるとまたランクHに挑む前からやり直しになってしまう。
ランクHを突破するのは面倒なので、詰めを誤らないようにしっかり鍛えておこう。
 
控え室には彼の家があり、この家を作った大工がチャンプの世話をしている。
どうやら家の中からスライム専用の出入口だけを作ってしまい、自分が出るための道を作るのを忘れていたようで脱出できなくなり、仕方なくここで暮らしている模様。
……スラッジは知っているのだろうか。
 
また場内にはチャンプを象った石像があるが、近くの【スライムベス】が言うには全く似ていないらしく、作成者をへたくそ呼ばわりしている(その主人は「オレにはスライムの見分けがつかん」とのことだが)。
実際この像はまるで【キングスライム】のように丸々と太っており、チャンプには似ても似つかない。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】No.080。
上記のDQ6のものを元ネタにした配信専用石版【スライム王者決定戦!?】のボスとして登場。
 
行動はDQ6と同じマホキテ、こごえるふぶき、メタルぎり、ベホマ。
【プラチナキング職】だとメタルぎりが嫌らしいが、他だとそうでもない。
MPが20なので、マホキテで回復されない限りはベホマも3回までしか使用しない。
ただ、能力値はHPが2050で、攻撃力303・守備力121とDQ6の頃を上回っている。
何より高いのは素早さ(242)。メタル系程ではないが非常に高い数値であり、よほど高レベルになるか【ほしふるうでわ】が無いとまず先制される。
こごえるふぶきに対して【ウールガード】で備え、ルカニで守備力を下げて直接攻撃するのが良い。
攻撃呪文はどれも効きにくく、消費MPをマホキテで吸収してしまうので使うべきではない。
DQ6でのタイマンと違いこちらが4人で圧倒的有利だが、多少効きにくてもベホマは【マホトーン】で封じること。
 
総じてDQ6の時よりもかなり強くなっている。
特にHPが4桁なので中途半端にダメージを与えるとベホマですぐに回復されてしまう。
配信石版の入手条件がゲーム本編の進行と関係ないため、こちらが弱いうちにうっかり挑んで返り討ちに遭ったプレイヤーもいたと思われる。
見事に18年越しの名誉挽回を果たしたと言えるだろう。
 
ちなみにこいつはなつかせてパークに送ることはできない為、倒した回数を増やすつもりであれば、面倒でもこの石版をクリアするのを繰り返すしかない。
まれに【オリハルコンのキバ】を落とすことがある。

DQ10

モンスターバトルロードのランクアップ試験の受付を担当している。
Ver3.5中期で戦えるようになったが、凄まじい戦闘力を誇る。
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