【ラグレイ】

Last-modified: 2022-01-06 (木) 11:18:38

DQ7

【メルビン】復活後【メザレ】を訪れると出会うことになるピンク色の鎧に身を固めた旅の【戦士】
メザレの【ニコラ】の勘違いから伝説の英雄として迎えられ、町の人達に手厚い歓迎を受けている。
出身地などは不明。外見は過去のダーマにいた【勇者を目指す戦士】と同じ。
俗にいう橙武者で、主人公達が本当の英雄だと知ると自分が英雄であると話を合わせるよう持ちかけてくる等、かなり厚かましい性格をしている。
ただし本人は見掛け倒しだと謙遜しているが、唱えた魔法は大木を黒焦げにする程の威力があった模様。【ホンダラ】 のような完全なイカサマ師ではないようだ。
英語版での名前はPS版ではRagley。3DS版ではSir Lysalotであり、「アーサー王伝説」の有名な騎士ランスロットと、「よく嘘をつく」という意味になる"lies a lot"をうまくかけている。
 
ニコラは元々伝説の英雄をメザレに留める事を望んでいたため、彼が伝説の英雄の振りをしたため少なくともメルビンは容易に主人公達の旅へ同行できるようになった。
そのためかメルビンはラグレイにあまり不快感は持っておらず「どうも憎めない」と発言しており、むしろ「影武者として頑張ってほしい」と言われている事からある意味本人公認の替え玉とも言える。
尤も主人公に「わしよりも英雄らしいと思うでござるか?」と訊ね、「はい」を選択すると「そ そんな……。〇〇〇〇どの ひどいでござる」とショックを受ける事から外見では一種の対抗意識を持っているようだが……。
 
健啖家の彼のせいでニコラ家は食費が嵩み、【ニコラのメイド】の頭痛の種になっている。
実は【リートルード】のかしこさランキングにランクインしており、その賢さはなんと【グレーテ】以上。
戦士なら戦士らしく、チカラじまんランキングにランクインして欲しいものであるが、まあそのチカラじまんランキングには砂漠の女王がランクインしてたりするので、人は見かけによらないという事だろう。魔法の威力を鑑みるに実は魔法使いタイプなのだろうか。
 
その後、ニコラと共に復活のイベントで再登場。
神の前で意気揚々とラグレイのことを語るニコラに冷や汗をかいていたが、幸か不幸か、神には完全にスルーされた。もっとも神が彼をスルーしたのは偽物であった事が原因であろう。恐らく本当に神と共に戦った戦士だった場合、迂闊な事を言って偽物と勘付かれる事を避けるためにあえてスルーした可能性がある。まぁ、偽物はメルビンを完全にだましているため、また事情は違うかもしれないが。
なお、ラグレイ初登場のイベントも完全にスルーしたままゲームを進めることができるため、メルビン復活後にメザレに立ち寄っていないプレイヤーにとってはこの時が初対面になるのだが、ラグレイは顔見知りとして話かけてくる。
後に強制イベントで関わってくる以上、初登場のイベントを強制イベントにしなかったのはミスと言えるが、リメイク版でも修正されていない。
 
エンディングでは激戦の傷跡も生々しくメザレへ凱旋(したフリを)している。
エンディングで主人公達がメザレに立ち寄った時点ではラグレイが旅立ってから1カ月程経っている状態であり、その間一部の村人が疑うように周辺の魔物を倒していただけだとしても、
しびれスライムやら厄介な敵がわんさか出現するメザレ周辺で一人で戦い(【アイラ】の見立てでは、大量の魔物を倒すくらいはやっていた模様)、生き抜いたのだから決して弱くはないのだろう。
主人公達と鉢合わせしたことで、一緒に戦ったということにして欲しいと、またも話を合わせるように頼んで来る。
その後またしてもいけしゃあしゃあとニコラと談笑している辺り、全く反省していない。
更にはここで話を合わせてやらないと恨みがましい目で見てくる始末。図々しさではまさしく横綱級である。
あまりにも嘘つきかつ図々しいが、メルビンの替え玉として役に立っており、本人の実力も決して低くないことを考えれば、
結果論ではあるが【レブレサック】とは違い、メザレ周辺で雑魚を倒し平和を保ったのも事実だし、大目に見てやろうか。
 
余談だが、オルゴ・デミーラ復活後に彼に会いに行くと「だいたい私なんかが魔王と戦ったらあっというまに【ザキ】で息の根をとめられますよ。」と言うが、オルゴ・デミーラはザキは勿論、【ザキ系】に属する呪文や特技を一切使わない。
まぁ、普通に考えれば一般人がラスボスの使用呪文を知ってるわけがないので、別に不自然でもない。過去にはザキを使うラスボスもいたし。