【金の剣】

Last-modified: 2024-04-29 (月) 10:06:29

概要

不思議のダンジョンシリーズに登場する武器。
材質が【金】であるせいか攻撃力は低いが、金である割には値段はそこまで高くない。

なお、金だが【メッキの巻物】を使わないと基本的には錆びる。
純金ではない合金であれば理論上は錆びることはありうるが、仮に合金だとしても18金ぐらいの純度の高い製品であれば、ちょっとメッキした程度で防げる酸ならまず錆びないはずである。
逆に純度が下がれば見た目も金色ではなくなるし、これは見た目が金色なだけで金ではない(イミテーション)のかもしれない。
まあ、鉄や銅製の武具であっても、瞬時に性能が劣化するほど錆びさせる酸はとてつもなく酸化力が強いということになり、そんなものがメッキ程度で防げることも含めて化学的な錆というより魔法や【呪い】の類と考えることもできる。
そうであれば「金が錆びる」のもおかしくはない。
ちなみにトルネコ1では錆びて-1以下になると仕様上、一度持ち帰れば呪われた武具となる(この作品では金の剣は錆びないが)。
 
「きんのつるぎ」と読むのか「きんのけん」と読むのかがはっきりしない。
【トルネコ一家の冒険記】の1巻、トルネコ3の説明欄(PS2版・GBA版両方)、少年ヤンガスの【Vジャンプブックス】では前者の読み方が採用されている。
一方、PS版のトルネコ2と少年ヤンガスの【公式ガイドブック】とトルネコ2のVジャンプブックスでは後者の読み方が採用されている。

トルネコ1

【こんぼう】に次いで弱い武器。
基本売値は400Gとそれなりに高いが、貴重な【リレミトの巻物】を使ってまで持ち帰るほどでもない。
もっと不思議のダンジョンでは売値が高くてもなんの意味もないため、ただの弱い武器である。
 
今作は武器全般が錆びないため、「金が錆びる」という珍現象は発生しない。

トルネコ2

火吹き山以降のダンジョンで拾える。
この作品からダンジョン内に店が出現し、お金の利用価値が出てきたので、売値の高さが活きるようになった。
売値は2000G。GBA版では半額の1000Gになってしまった。
戦士なら【盾はじき】の技をセットすることが出来る。
 
金であるにも関わらず、【リビングデッド】【グール】の特殊攻撃を受けると錆びてしまう。これはひどい。
今作には【黄金のつるはし】という金を冠した武器が登場するが、これも錆びる。

トルネコ3

攻撃力3、印数4で、実用性は銅の剣(攻撃力4、印数5)に劣る。
買値3000G、売値1500Gで換金用としても大して旨味がない。
 
やっぱり錆びる。
黄金のつるはしに加えて、今作に登場した【ゴールドウィップ】【ゴールドクロウ】という金を冠した武器も錆びる。
 
トルネコ2発売からトルネコ3発売までの間に『風来のシレン2』が発売されたが、あちらに登場する「金の剣」は錆びなかった。
一度「金=錆びない」という特徴を生み出したにも関わらず、なぜトルネコ3でこの特徴を輸入しなかったのかは不明。

少年ヤンガス

空スロット数4、強さ3、上限+値15と相変わらず弱いがようやく錆びなくなり、イミテーション疑惑を晴らすことができた。