【女将のラブレター】

DQ11

【だいじなもの】の一つ。
【デルカダール城下町】・下層から上のデルカダール城下町に抜けるための手段の一つとして、歩哨の兵士に行う行動に必要なアイテム。
兵士が熱を上げている【ダイアナ】と【下宿の女将】の字筆がそっくりな事をかくれんぼ名人の【ジェット】から聞いて、その後女将と話すと、女将に書いてもらえる。
かわいらしい文字で書かれているとの事だが、入手したものはしっかりと封がされているため内容を読む事はできない。
これを兵士に渡すとあっけなく通してくれる。自分の知らない間に勝手にラブレターを偽造されて勝手に送られているとは、ダイアナもいい迷惑だろう。
　
なお、これを持った状態で上のデルカダール城下町に入ると、入った瞬間になぜか突風に吹き飛ばされて紛失してしまう。
このため、女将のラブレターを渡さずに別の手段で上のデルカダール城下町に抜けた場合は、兵士を追い払っても、ワイロを渡しても、抜け道を通っても、上の城下町に着いた途端に失くなってしまう。
女将のラブレターを持った状態でデルカダール城下町・下層のフィールド側の出口から出た場合は、失くならずに持ち出すことができるが、その後デルカダール城下町（通常街）に再度入った途端に風に吹きとばされて失くしてしまう。正面入口から入っても、ルーラで直接来ても、【デルカダール城】にルーラして城から城下町に出た場合（PS4版等）も。
女将のラブレターを入手せずに上のデルカダール城下町の教会でセーブし、その後にデルカダール城下町・下層で女将のラブレターを入手してどこかで全滅した場合も、教会で再開した瞬間に突風に飛ばされ（屋内なのに）、さらに神父のお決まりのメッセージも表示されない（3DS版）。神父様の声すらかき消すとは、この「おりからの突風」の執念は凄まじいものがある。
　
また、序盤の段階でこれを持ち逃げしても、過ぎ去りし時を求めた後に【魔道士ウルノーガ】討伐の段階でデルカダール城下町に入らなくてはならないので、必ず失われることになる。
最後まで手元に残したいのであれば、魔道士ウルノーガを討伐後に上記の手段で女将のラブレターを貰い、それ以降は上のデルカダール城下町に一歩も入ってはいけない。
　
役目を終えたり、使うタイミングを逃した重要アイテムがイベントで没収される事は割とあるが、ここまで都合のいい展開で無くなり、それをメッセージで「なぜか」と強調するのは珍しい。他には怪獣の海図ぐらいしか無い。
　
また、重要アイテムにもかかわらず【収集アイテムリスト】には登録されない。入手せずに進む方法が他にもあるからだろう。