フジテック

Last-modified: 2023-12-02 (土) 21:59:29

機種

標準型

機種日本語名機種英語名販売開始年販売終了年制御方式用途備考
フジペットFUJIPET1960年代1972ロープ式/油圧式
スーパーダインSUPERDYNE19721980ロープ式/油圧式交流二段速度制御にある到着前の低速運転を無くし、運転時間を短縮した。
ロイヤルスーパーダインROYAL SUPERDYNE19721980ロープ式/油圧式標準型エレベーターとして世界初のマイコン制御化された機種。
ロイヤルスーパーダイン・
インペリアル
ROYAL SUPERDYNE IMPERIAL19791984ロープ式/油圧式インジケーター・ボタンが前機種より大型化されたほか、ロープ式の最高速度を分速150mに引き上げた機種も新発売。
エクセルダインEXCELDYNE19841990油圧式/ロープ式この機種より、ロープ式ではVVVF制御となり、油圧式もマイコン制御化された。
乗り場・かご内のインジケーターがLED化、かご内の階数・矢印表示もLEDマトリクスとなり、この機種から運転中は矢印がスクロールするようになっている。
エクセルアミEXCEL AMI1986?2000年代?油圧式
(巻胴式)
ロイヤルスーパーダインの4人乗りバージョン。
「閉」ボタンと階数表示がないほか、乗場呼びボタンも到着階の表記などは最下階のみで他の階は呼びボタンのみの設置となっているのが特徴。激レア。
エリシオELISIO19912000油圧式/ロープ式乗り場と車椅子用の操作盤にある階数・矢印表示がLED化。
ロープ式では巻き上げ機にヘリカルギアを採用し、油圧式はインバータ制御に変更された。
ニューエリシオNEW ELISIO19972000油圧式/ロープ式エリシオのマイナーチェンジ機種。袖壁の形状や操作盤などのデザインが変更されているほか、ドア装置もベルト式に変更された。
エシードECEED19982001機械室レス
油圧式/ロープ式
円筒型巻き上げ機がピット下に設置されている。
エクセルダインⅡたぶん2000年代?機械室レス
ロープ式
激レア。
エシードe²ECEED-e²20012005機械室レス
ロープ式
確認音がフジテックで初めて搭載された。
操作盤などのデザインが大幅に変更されたほか、この機種より最下階乗り場付近に薄型巻き上げ機が設置されるようになった。
ラクールRAKUL2001-機械室レス
ロープ式
駅舎用貫通式エレベーター。JR西日本テクシアとの共同開発で、OEM供給もしている(JR西日本テクシアは「J.Slim」、メンテナンスはフジテックが担当)。
機械室レスタイプでは珍しいローピング比1:1を採用している。
エシードαECEED-α20052008ロープ式/油圧式かご内表示に液晶インジケータを採用。デザインはエクシオールと非常に似ている。
エクシオール発売前に閉じ込め事故が発生している。
エクシオールXIOR20092021ロープ式ドア周りの安全機能が強化されたほか、オートアナウンス機能が標準装備されたモデル。
ボタンは基本的にエシードαと同じデザインだが、押し心地が少し固めになり、非常ボタンも丸型に変更された。また、開ボタンも一部を除き幅が広くなった。
newエクシオールNewXIOR2021-ロープ式国内企業初のエレベータ専用クーラー標準装備となったモデル。最大定格速度に分速120mを追加、かご内の液晶インジケーターは8.4インチに大型化された。
ボタンは抗菌仕様の黒地のものになり、オプションとして「エアータップ」(※)と呼ばれる非接触ボタンなどがラインナップされた。
乗り場、カゴ内ともに液晶インジケーターが基本仕様になり、乗り場操作盤には混雑度表示が追加された。
アナウンスやサイン音も一新され、アナウンス・液晶インジケーターの表示は日・英の2カ国語で行われる。
(※)新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、エシードα以降の既設エレベーターにも設置が可能となり、その後は通常の押しボタンと同様に設置できるよう改良された。

オーダー型

機種日本語名機種英語名販売開始年販売終了年制御方式用途備考
XJシリーズ-1990年代2002ロープ式
スカイサルーンSKYSALON?2017ロープ式展望用
オーダーエシードOrder ECEED20022009ロープ式
オーダー型エクシオールOrder XIOR2009現在ロープ式
高速エレベータAC-GL-ロープ式