邪気眼の少女

Last-modified: 2012-12-03 (月) 08:03:21
改変二次配布×

そういえば少女のテキスト書いたこと無かったなあ、と思い立ったが吉日。ぱぱっと書き上げてみました。
一応初期少女用(拾っただとかなんだとか言う)ですが、あんまり気にしなくてもいいかも。
普通の少女
大人しい少女
無口な少女
邪気眼の少女
 --------------------------------------------------------------------------------
ジューア歩兵デレ期用追加台詞(ヤンデレ少女)
 --------------------------------------------------------------------------------
作者:Uyu

Elona関係なら自作発言、二次配布以外好きにしちゃっておkですよー。改変して別のキャラのテキストにするのもいいかも。
 --------------------------------------------------------------------------------

%txtCalm,JP
「……」
「……このへんは、因子が濃いですね」
「……それが、世界の選択ですか」
「因子が……」
「……風が……泣いている」
「……また、機関の策謀ですか」
あなたは少女の異様な雰囲気に呑まれかけた。
少女はぶつぶつと何かを呟きながら後ろをついてきている。

%txtCalm,EN
"Weee."
"Brother!"

%txtAggro,JP
「それが、アナタの選択ですか」
「愚かですね……」
「跪きなさい」
「……機関の者ですか」
「……機関の刺客ですか」
「……何人来ても無駄です」
「……殺して解して並べて揃えて晒してあげましょう」
「私を殺しにきたにしては――六十億ほど人数が足りないのではないですか?」
%txtAggro,EN
"Scum!"

%txtDead,JP
「……別れの、時ですか」
「……世界に、栄光あれ」
「……ラ・ヨダソウ・スティアーナ。この美しく残酷な世界との別れに、乾杯」
「……この私が敗れる時が来ようとは」
「……ようやく、この永劫の命に終焉が訪れたのですか」
「……我が邪気眼が、アナタの続く旅路に光を成さん事を」
「……忘れてはなりませんよ。光が強ければ強いほど。それに作られる闇もまた濃くなるという事を」
少女は、無言で大地に倒れ伏した。気のせいか、大地もまた、彼女の帰還を待ちわびていたかのようにそれを受け入れた。
刹那、戦場に一陣の風が吹いた。それは少女の二度と開かぬ瞼を撫ぜ、彼女の敵に矛のように吹き付けたように思えた。
自分の幸運とは、誰かの不運である。あなたは斃れた少女を見て、かつて彼女が言った言葉を思い出した。
少女は倒れた。その身は、いつの間にか広がっていた草花に優しく受け止められ――――消え去った。
少女は静かに、音もなく目を閉じた。それはまるで、精巧な機械の動きのようにも見えた。
少女がその命を散らすと、辺りには豊潤なマナが溢れた。まるで朽ちた大木から芽吹く新芽のように。
元来生物が持つ癒しの力は、彼女には届かなかったのだろうか。再生の限界を超えたダメージに、少女の永劫の命は終焉を迎えた。
%txtDead,EN
"I'm dead."

%txtKilled,JP
「……邪気眼を持たぬものには邪気眼は倒しえないのですよ」
「……何人来ようと無駄です。私は倒せません」
「……因子が、また濃くなった」
「……因子が薄れましたね」
「……興ざめです。弱すぎる」
「……所詮、邪気眼を持たぬ者ですか」
「……ラ・ヨダソウ・スティアーナ。良い別れを」
「……アナタの選択は間違っていた。そうでしょう」
「……機関は、何を考えているのか」
「……人工邪気眼、ですか。汚らわしい」
「もろいですね。私と踊ろうというのなら、まず「生き物」を超えることをお勧めします」
「この醜くも薄汚れた世界へようこそ。そして、さようなら」
「……争いは何も生まない?……いいえ。争いは、さらなる争いを生むのですよ」
「嬲り、屠り、滅しましょう」
%txtKilled,EN
"I killed it."

%txtWelcome,JP
「無事、帰還しましたか」
「……お帰りなさい」
「機関の者に、尾行されていたようですね……いまさらですが」
少女はあなたの帰還にすこしだけ表情を緩めた。
少女はあなたの姿を認めると、何かを押し隠すように自らの左手を握りこんだ。
%txtWelcome,EN
"Welcome back."

%txtDialog,JP
「今日は因子が濃い……何かが起こりそうですね」
「大いなる神に感謝を」
({npc}は空を見上げて呟いた)「……それが、世界の選択ですか」
「機関から奪取した資料によれば、世界は猫によって作られ、犬によって発展させられているそうです」
({npc}は突然左腕を押さえて呻き出した)「っ!……静まれ、私の左腕!……まだ、「その時」ではない……!」(あなたは何故か{npc}が何か恐ろしい化け物のように見えた)
「……世界とは、脆く、儚いもの。外界の干渉者一人の手によって、運命を作り替えられてしまうほどに」({npc}は【あなた】をじっと見つめた)
「……散りましたか」(貴方は{npc}にどうしたのかと尋ねた)「また一人、同士が逝きました……ラ・ヨダソウ・スティアーナ」({npc}の頬を涙が流れた)
「邪気眼とは、その力が強かろうと弱かろうと大なり小なり世界の真理を見るもの。故に、私達邪気眼使いは狂気に堕ちるのでしょう」
「狂気の瞳……魔法で邪気眼を模した物です。普段は「世界」によってフィルタがかけられ見えていない、真実の狂気を敵に見せることで無力化します」
「エターナルフォースブリザード……邪気眼使いに敵対する、「機関」の「EFB使いの男」が得意とする永久氷結呪文です。……逃れる手段は、ありません」
「ル・ラーダ・フォルオル。かつてドヴァ帝国の魔女、ルーフレンテを滅ぼした破滅の呪文です。……反魔(マホカンタ)が有効とされていますが、現実には……」
「バーニング・ダーク・フレイム・オブ・ディッセンバー……古代の暗黒竜の力を借りて相手を消し炭にします。……術者は、父親が職場で嫌われていた事を知ったショックを癒すためにタバコを吸う余裕すらあったとか」
「あなたのことを例えて言えば、そう―――――黒い太陽、でしょうか」
「私は戦い続けるでしょう。私の中の、この邪気眼の疼きが止むまでは」
「等価交換、という言葉を知っていますか?……何かを成すためには、相応の何かを犠牲にしなければならない――――人の命は、私が得物を振るうその動作に使うエネルギーと同じ価値しか持たない。そういうことなのでしょうか」
「私は、酔っているんですよ。この混沌としたイルヴァの中で、醒めない夢を見続けているんです。……そして、あなたも」
「今はまだ、忘れていてもいい。でも、いつか……」(あなたを見つめていた{npc}は、振り向いたあなたの視線に気付いた)「……なんでもありませんよ」
「世界は巡る。それが光と闇であろうと、闇と闇であろうと、悪と悪であろうと。イルヴァという世界が不変となるのは、いつのことでしょうか」
「得物は私が構えましょう。狙いも私が定めましょう。構えを作り腕を引き、隙を見つけるのも私がしましょう。だけど――――――殺すのはあなたの殺意ですよ」
「人を殺す、という気持ちは、本来は愛から、生じるべきものなのですよ」
「「思い込む」という事は何よりも「恐ろしい」ことです。しかも、自分の能力や才能を優れたものと過信している時はさらに始末が悪い……私が、そうでしたから」
「一つ、お教えしましょう。戦いと言うものは……得物を振るえて、当てられれば、それでいい」
「『依存』は『停滞』です。留まる事を選んだ水はやがて腐り果てる……ゆめゆめ、忘れる事のないように」
「歪んでいるのですよ。世界も……『あなた』も。……そして私も」({npc}は悲しそうに嗤った)
「胸に掻き抱いた六銭は、いつになればその役割を果たせるのか……流石の邪気眼も、答えてはくれない」
「あなたは、私をどう思いますか?化け物ですか?それとも小娘ですか?……そのどちらもが真実であり、虚実なのです」
「人は生きるために人を殺す。生きるために人は殺される。……吐き気がするほど愉快な構図だとは思いませんか?」
「エーテルの風の効能。ヴィンディールの森の真実。……全てを知ればあなたは。何を求め何をするのでしょうか」
「こんなにも世界は美しく醜い。そこで生きる私達もまた、美麗で醜悪なのでしょう」
「あなたは、私に何を求めますか?……そのすべてが、私にとっては可能で不可能なのです」
「苦しみも悲しみも。刹那に消え去る感情に過ぎません。私情に囚われて無様な死に様を晒すよりは、冷徹に徹して生き延びるほうが……ええ。できないことなんてわかっていますよ。」
「歪。愉快じゃありませんか。歪んでいるんですよ、全て。ヒトも魔物も妖魔も機械も。妖精や神も。……狂っていなければ、こんなにおかしなことはありえませんよ」
「退くこともなく、媚びる事も無く、省みる事も無し。……理想的だと思いませんか?この狂った世界にぴったりですよ」
「剣は武器です。殺すための。では、棒は?……見るものによれば、敵を打ち殺す武器です。しかし、見るものによればそれは歩く者を助ける杖となる。……不思議なものです」
「情報を得るための市民との会話は大切ですよ。……ご心配なく。顔面以外を刺身にすれば不死者でも喋ります」
「先日、「悪魔」というのを本で調べましたが……いちばんそれに近い生物は、やはり人間だと思いましたね」
「銃使いが羨ましいですよ。…………………アレは、「殺す」感覚が手に残りませんから」
%txtDialog,EN
Hi.
What's up?
Dude...
%endTxt