4-280

Last-modified: 2007-07-30 (月) 00:01:13

4-280 面接兄さん

 

シグルド 「はいこんにちは。お名前をどうぞ」
サザ   「サザです」
シグルド 「緑風さん……と。ご職業は?」
サザ   「昔は密偵をやっていましたが、今は配管工をやってます」
シグルド 「配管工……それはどういったお仕事で?」
サザ   「はい。土管を伝っていろいろなところへ行って、いろいろなものを踏みつけて退治する仕事です。主に亀とか」
シグルド 「なるほど。それでは、姉上の恋人になりたいという、志望動機をどうぞ」
サザ   「ミカヤは俺が護る」
シグルド 「はい結構です、ありがとうございました」

 

シグルド 「はいこんにちは。お名前をどうぞ」
ペレアス 「ぺ、ペレアスです……」
シグルド 「ぺ様……と。ご職業は?」
ペレアス 「ええと、が、学生、かな……」
シグルド 「大学生ですか。専攻は?」
ペレアス 「闇魔法を少々……まだまだ未熟な身ですが」
シグルド 「なるほど。それでは、姉上の恋人になりたいという、志望動機をどうぞ」
ペレアス 「そのレクスオーラで僕を好きにするといい」
シグルド 「はい結構です、ありがとうございました」

 

シグルド 「はいこんにちは。お名前をどうぞ」
漆黒の騎士「漆黒の騎士である」
シグルド 「しっこくさん……と。ご職業は?」
漆黒の騎士「……騎士である」
シグルド 「騎士……と言うと、具体的には何を?」
漆黒の騎士「……騎士である」
シグルド 「……ええと、つまり何もしていないと……」
漆黒の騎士「いや、衝撃波を出したり何の変哲もない民家からテーマ曲つきで登場したり」
シグルド 「つまり騎士という名のニートと」
漆黒の騎士「身の程をわきまえよ!」

 

ロイ   「うわぁ、しっこくさんが暴れ出した!」
リーフ  「この人でなしーっ!」
マルス  「うーん、やっぱり無謀だったねえ、この企画」
ロイ   「顔がニヤけてるよマルス兄さん」