6-166への便乗
リィレ 「なんかよく分かんないけど、レテがアイクって奴にクラッシュされたって?
フーッ! 許せなーいっ! あたしが仇を取ってくるわ!」
ライ 「……というわけで、リィレが兄弟さん家に向かったぞ」
レテ 「なんてことだ……迷惑かけない内に連れ戻さないと……!」
リィレ 「ただいまー」
ライ 「……ずいぶん早いなお前」
レテ 「……と言うか、その両手一杯に抱えた缶詰は何だ」
リィレ 「猫の姿であの家行ったら、可愛い可愛いって大歓迎された上に
お土産だって言ってたくさん持たせてくれた。にゃー、これでしばらくおやつには困んないしー」
レテ 「……大歓迎、だと?」
リィレ 「エリンシアって人とかミカヤって人とかに、
頭撫でてもらって体洗ってもらって、あと猫じゃらしで遊んでもらったー。あの家大好きー」
レテ 「……」
ライ 「……付き合い長いはずのお前よりもよほど馴染んでるな」
レテ 「黙れ!」