その他/【キングスナイト -Wrath of the Dark Dragon-】

Last-modified: 2022-02-21 (月) 14:15:46

全般

スクウェア・エニックスによるスマートフォン(Android・iOS)向けゲーム。開発担当はフレイムハーツ。
基本プレイ無料・アイテム課金制。
2017年9月13日配信開始。
2018年6月26日サービス終了。


1986年に発売された旧スクウェアのファミコン参入第1弾ソフト「キングスナイト」の、およそ30年ぶりとなる続編。
前作も本作もジャンルは「フォーメーションRPG」を名乗っているが、実質は縦スクロールシューティングである。


FF15インソムニアで大流行しているという設定。
FF15の関連作品群「FINAL FANTASY XV UNIVERSE」に含まれている。
ノクト達が楽しんでいるゲームを実際にプレイできるという触れ込みであったが、
開発の遅れでリリースが1年近く延期され、FF15発売から大きく間が空いた結果機会損失を招いたのか、短命な結果に終わっている。


FF15のゲーム内ではノクトらがキングスナイトについて話す場面がいくつかある。

  • モービル・キャビンに宿泊する際、
    プロンプト「ノクト 今日こそ対戦勝負!」
    ノクト「キングスナイトか 受けて立ってやろうじゃねえか」
    グラディオ「なら オレも参戦してやろうか」
    という会話があるが、当のキングスナイトに対戦機能は存在しない。

なお原作の方のキングスナイトの評価は「見るべき点もあるが総合的にはクソゲー一歩手前」といったところ。
理不尽な初見殺し要素多数・攻略はほぼノーヒント、といった悪い意味で昔のゲームらしい仕様。
一方で当時発売された攻略本が非常に個性的で読み物として完成度が高く、むしろこっちが本編とすら言われる。
ちなみに後にFFで名を上げる坂口博信植松伸夫の二人も原作に関わっている。

  • 植松氏はもちろん楽曲担当。そのため音楽だけは高評価。
    クソゲーのお約束とか言わない

FF15コラボイベント

2018年2~3月に実施された。
オンライン協力プレイモードにAIのノクトグラディオプロンプトイグニスが参戦。
彼らとマッチングすると(FF15から流用した)ボイスを喋り、一緒にプレイしている気分が味わえるというもの。
なお、4人はゲーム内で以下のハンドルネームを使用していた。

  • ノクト:†王子†
  • グラディオ:エンルィート (愛読書「知識の沈黙」の著者)
  • プロンプト:LOKTON (愛用のカメラのメーカー名)
  • イグニス:イグニス (実名を伏せる必要がないため)

「掲示板&DM」メニューが設置され、4人のチャットを閲覧したり、プレイヤー宛のダイレクトメッセージが届く趣向もあった。
掲示板は4人がインソムニアを旅立つ前後(本編開始直後)のやり取り。
FF15のシナリオチームが直接手がけたとのこと。(参考記事)
4人との協力プレイ回数に応じて内容が増え、最終的には重要な用事(おそらく王都襲撃)によって
ゲームを離れなければならなくなったとDMが届く。


期間中、協力プレイをするとアイテム「戦友の証」がもらえ、その数に応じてFF15用のDLCやゲーム内アイテムと交換できた。
FF15用のDLCはノクトの衣装「キングスナイトTシャツ」、レガリア用の「キングスナイトステッカー」「キングスナイトのおもいで」。
これらは2018年5月からキングスナイト未プレイのユーザーにも無料開放されている。
ゲーム内アイテムは「光耀の指輪」「エンジンブレード」「神凪の逆鉾」といったFF15にちなんだアクセサリーだった。