その他/【盗賊キャラ】

Last-modified: 2022-12-14 (水) 18:02:19

なぜかFFにおいて頻出のキャラクター。
比較的優遇される傾向にある。プレイヤーキャラに留まらず、9では主人公にまで昇格。

  • サンプルが多いとはいえないため傾向と呼んでいいかは微妙だが、死亡率が非常に低い。
  • 戦闘能力に乏しいものの、盗む、開錠、罠の取扱、穏形等の技術力に優れるといったイメージから、
    その技術力に裏づけされた策と機転で強敵と渡り歩く主人公を表現しやすいのだろう。
    • とはいえ、FFの盗賊キャラの多くは戦闘能力に長け、逆にそういった技術は目立たないことが多い。
      どちらかと言えば、いわゆる「冒険者」が持つ「自由な人」の象徴なのではないかと思う。
  • FFに限らず、RPGの主人公はシステムの都合上手癖が悪くなる運命にある。
    「コソ泥くらいは平気で行う」設定のキャラが味方側にいればその言い訳としての性質も持つため、非常に都合がよい。
  • 「ぬすむ」が実装されてるFF(5以降)では、消費アイテム調達や装備品収集などに欠かせない存在となってることから、序盤の段階で仲間になるケースが多い。
    また、ジョブチェンジ制のFFでも極めて初期の段階から就くことが可能になっている。
    優遇されている傾向にあるのは、こういった事情があるためだと思われる。
    • ちなみにFCの3は中盤、4は中盤よりちょっと後。

FF1・3・5・T

「シーフ」としてジョブで登場。
FF1では役立たずだったが、アビリティ「盗む」が出た後期作品では中々重宝する。

  • とりわけ5のシーフは全ジョブ中トップの素早さを誇り、アイテムコンプには欠かせないジョブである。
    何よりバックアタックを完封できるのは非常に大きい。
    その他の特徴はこちらにて→ジョブ/【シーフ】#FF5
  • こそドロ一匹狼…はどうなんだろうか。
  • 1でもGBA版~PSP版は命中率が高いので重宝する。
    • 「重宝する」というより「使えないこともない」程度だけどな。
      装備代は増すが戦士の方が安定し、モンクなら耐性に穴が開くが金はかからないし火力も良い。
    • クラスチェンジ後の「物理&黒魔法」も、強力な追加武器でより万能となった赤魔の陰に霞む。
      やはり「盗む」というアイデンティティがないとキツイ。素早さだけでは…。
      • 赤魔がシーフの(より正確に言えば忍者の)お株を奪うほどの装備を手に入れたのはPSP版になってから。
        GBA版ではシーフの方が物理攻撃においては優れている。
    • 命中率だけでなくヒット数も多いため、序盤の攻撃面は最も優れている。
      終盤も装備は充実するので戦力としても問題ない。
      しかし、それはもはや「盗賊」ではなく「軽戦士」であろう。

3は盗むが初実装された作品だが、シーフは火クリのジョブとして扱われており、盗むの方も装備品関係のアイテムは手に入らない為、あまり実用的といえなかったが、
リメイク版ではその辺りが見直され、風クリのジョブに変更、特定のモンスターにも盗める貴重な装備品が設定され、
「高い素早さ」と「消費型非売品アイテム調達・レア装備品収集」で活躍する様になった。
紅一点の見た目も良い。
ちなみにモンスターとしては「とうぞくグツコー」が存在する。

  • FC版でも中盤戦では攻撃回数の多さのおかげで火力は高い方。
    むしろ当時の仕様の関係でロクなアイテムを盗めなかったため、鍵開け兼攻撃役という割と珍しいポジションだった。
  • シリーズを共通して言えるのは「便利ではある」「戦力としては乏しい」といったところか。
    • 攻撃力の高い1リメイク及び3でも、「防具が乏しく打たれ弱い」という点は共通。
  • 5のファリスは原職としてこれに毛色が近い海賊の頭に就いている。

Tでは敵の人間ユニットの装備品を盗むのが主な特徴。
これにより、敵の弱体化やこちらのパーティの戦力強化が図れる。
また装備品だけにとどまらずEXPやお金も盗む事ができるほか、
ハートを盗むで敵にチャームの状態異常を引き起こす事もでき、これが敵として現れたシーフの恐ろしい特徴となりうる事もある。
その他、密猟やMove+2など、ぜひ覚えておきたいアビリティも多い。

FF2

ポールがNPCとして登場。
地味ながら物語全般に係わる上、あのバランスブレイカーを主人公一行に与えたりと結構重要な人物。


レイラも海賊として登場。
戦闘能力はサンダーのレベルが多少高い以外はごく普通。

  • 得意武器ですぐ強力なものが手に入る。
    キャラとしてもサバけた面倒見の良い姐御。
  • ストーリーへの貢献度としては中盤の足となる船を提供、
    サブキャラとして活躍する期間は比較的長め、そしてかの迷シーンでの活躍と結構活躍している。

FF4

コマンドの関係からエッジが該当すると考えられる。
盗賊キャラに多い明るいキャラクターも持ち合わせている。
エッジ自身はシーフ+忍者といった感じか。

  • 強いてあてはめるならエッジだろうが、彼自身は完全に忍者だな。
    エブラーナ出身であり、ストーリー中に何度か忍術が絡むイベントがある。
    逆に何かを盗んだり、盗賊だと名乗ったりするシーンはない。

エッジはDS版では戦闘中の構え、勝利ポーズ等のモーションがジタンと非常に酷似している。
他にも二刀流、女好きといった点でも共通している。ますます盗賊のイメージに近くなった。

  • だが一応国王である。

FF6

ロックがプレイヤーキャラクターとして登場。すでにこの時点で準主人公格が与えられている。
物語後半での重要性&攻撃力により、やはり優遇気味なキャラクター。


しかし本人は盗賊(泥棒)扱いされるのを嫌がる。
自称は「トレジャーハンター」である。

  • ちなみに、職業(肩書き)は冒険家

敵の服を盗むことができるので盗賊キャラの中では1番「盗む」の腕が良いのではないだろうか?

  • ジタンはプルート隊員やリンドブルムの上級兵の鎧を盗みましたね。
    • ロックは相手を傷つけずにサッと盗んだけど、
      ジタンは「ボカッ!バキッ!」と気絶させてから盗んだことを忘れずに。
      • それだとどちらかと言うと追い剥ぎか強盗だな…。

FF7

厳密には盗賊ではなく忍者だが、ユフィがある意味盗賊キャラ。
いなくてもストーリーには影響しないが、武器リミット技にクセが少なくそこそこ性能がいいため、使いやすい。
優遇というには少し微妙だが、同じくいなくてもクリア可能なキャラよりも専用イベントが作り込まれている。

  • ユフィの場合だと他のキャラとちょっと毛並みが違って実際に「手癖が悪い」。
    • 敵から盗むんじゃなく、味方からマテリア盗むからな……。

FF9

ジタンが主人公として登場。
作品自体のテーマも相俟ってか、名台詞製造機と化している。


最終的にはの心を盗んだ。


タンタラスのメンバーは基本的に全員が盗賊。(音楽隊は違うかも)

FF10

10-2おけるドレスフィアから考えると、リュックが該当すると思われる。

  • 10でもリュックは「盗む」を最初から習得しており、武器はナックルだが攻撃モーションはダガー系に近い。

FF11

ミスラ族のナナー・ミーゴ一味が有名。
またシーフのアーティファクトクエストでは多くの盗賊キャラが登場する。
ミスラに盗賊・トレジャーハンターキャラが多いが、作中で最も知名度がある
アタルフォーネ盗賊団の頭領はエルヴァーン族であるためミスラ限定というわけでもない。

FF12

ヴァンが主人公として登場。
祖国を奪った帝国憎さに、孤児仲間と共に帝国兵相手に日常的にスリを働いている。
空賊は義賊から盗賊まで幅広く存在している。
空賊バルフレアはその首に多額の賞金がかかっており、一般市民にも名前が知られる大盗賊。
ヴァンとバルフレア&フランがラバナスタ王宮のお宝を盗もうとする所から物語が大きく動き出す。

  • 盗賊的な空賊は作中ではバルフレア&フランしか登場しない。
    レダス含めバーフォンハイムに屯する自称空賊たちは専ら運送業者として生計を立てている者たち。
    アルケイディア帝国に上納金(税金)を納めることで属領民として扱われている。
  • 敵モンスター扱いだが各地フィールドエリアでバンガやシークの盗賊を確認する事が出来る。
  • ちなみに、ヴァン・バルフレア・フランの3人はきちんと盗むのライセンスを初期で習得済みである。

FF14

物を盗む・奪うような盗賊はたいてい敵キャラクター。双剣士はかつてシーフと呼ばれていただが現在は義賊的な立場にある。
メインキャラにはイメージの近い斥候(スカウト)としてサンクレッドがいる。

FFRK

アビリティの種別の1つとしてシーフアビリティが存在し、
セットできるのは歴代作品の盗賊系のキャラが中心となっている。


☆5までセットできるのはレイラファリスロックユフィジタンリュックライオンヴァンサンクレッドと何でも装備できるデシ
☆4までセットできるのはウォルエッジバッツバルフレアノエル、ジョブキャラのシーフ
ウォルとノエルはレコードダイブで☆5までセット可能となる。

余談

DFFのシーフの心得の説明文「心まで盗んではいけない」はバルフレアのことだろうか。
「私を盗んでください」→「バルフレアーッ」的に考えて。(9は未プレイ)

  • どう考えてもガーネット姫の心まで盗んだジタンの事。
    アーシェはどちらかといえば片思いっぽいしな。
    • 元々カリオストロネタだしな。ちなみにジョブカードでもシーフが登場する。
    • そもそもアーシェのセリフは前後の状況から考えてバルフレアに惚れているとは思えない。
      特に「私を盗んでください」のほうは。
  • 「ハートを盗む」というアビリティがあってだな…。