全般
最初にこの名前が出てきたのはキングダムハーツから。
一撃で即死するほどのダメージを受けてもHP1で踏みとどまる、というもの。
さらに解り易く言えばHPが2以上あればどんな大ダメージを受けようが一撃では死ななくなる。
当然HPが1の時に喰らうと死んでしまうので、連続攻撃には弱い。
そのせいか連続攻撃中ならば何発喰らってもHP1で持ちこたえるコンボリーブなんてのもある。
- ちなみにKHシリーズでの表記は、『~リーヴ』となっている。
- 良く言えば凄まじい根性、悪く言えばただの悪あがき。
KHはアクションRPGなため、HPが1でも残ればケアル系やアイテムなどで即座に回復できる。
そのため生存率がかなり上昇する重要アビリティ。
特に裏ボス戦で効果を発揮し、これがあるとないとでは難易度に雲泥の差が発生する。
それに比べてRPGのFFでは回復タイミングが限られるので同じほど重要ではなくなるが、
同効果のあるアビリティなどを見ても分かる通り、使い方次第では重宝するものとなるだろう。
名前の元は、O.ヘンリーの小説「最後の一葉」("The Last Leaf")かな?
- リーヴとは、ラグナロクを生き延びた人間の片割れの名前だそうで、こちらに由来する可能性も。
FF13
表記は「ラストリーヴ」。
ディフェンダーロールでのみ有効なオートアビリティ。サッズ以外が習得できる。
HPゲージが赤くなっていない(30%以上)時に残りHP以上のダメージを受けてもHPが1だけ残る。
白字でKEEPと表示されるので、本来ならどれだけダメージを受けていたのかは分からない。
- 上記のとおり、ひん死状態では発動しないので、一度HPが1になったら、(「2以上」ではなく)ちゃんと ある程度は回復しないといけない。
- ロングイのアルテマなど、キャラクターの最大HPを超えるような大ダメージを与えてくる敵と戦うときにはほとんど必須といってもよいアビリティ。
FF13ではリーダが死ぬとゲームオーバーなので、サッズがリーダだと、こういう敵と戦うのはかなり困難(運まかせ)になる。
FF13-2
ディフェンダーのオートアビリティ。
習得者のHPが現在の最大HPの30%以上のとき、残りHP以上のダメージを受けてもHPが1だけ残る。
ノエル・セラの最終習得アビリティ。モンスターは特殊な継承によってシークレットアビリティとして覚える。
DFF
アクセサリ「フェニックスの尾」の装備効果。
効果は全く同じ。対ブレイブ用の「最後の意地」もある。
使い捨てアクセサリ故に対戦ではあまり使われない…と思う。
コロシアム挑戦時に事故防止用に付けてもいいかもしれない。
また、これらリーブ系を無効化する「突破する者」というアクセサリも存在する。
- 使い捨てよりも、倒せる場面で倒せないという理不尽な状況を嫌うので対戦では使われない感じ。
アクセサリ「危うげな幸運」でも発動する。
こちらは「アイテムドロップ率+3%」という、それ以上に強力な効果を持っているので、
これを発動して壊してしまうのは非常に勿体ない。
装備中は発動されないように最大限注意を払う事。
DFFUT
追加アクセサリ「セーフティビット」でも確率つきながら発動する。
こちらは他と違って発動しても壊れないので連戦時にはうってつけの存在となった。
DDFF
「フェニックスの尾」ではなく「イーファの葉」の効果となった。
光の4戦士
ラストリーブそのものは存在しないが同様の効果を持つ物が登場している。
→アビリティ/【ふんばる】
→アクセサリ/【勇者の意地】
FFRK
「踏みとどまる」名義。致死ダメージを受けた際にHPを少量(1%?)回復させる。
リレイズ自体は先んじて登場していたが、
バフを重ねてどうにかボスに食らいつくこのゲームにおいて
復活時にバフが全て剥げているリレイズは死産というほかなくあまり間をおかず登場、
バフを維持できるこちらがデファクトスタンダードとなった。
同時期のマルチボスは防御も回復もとても間に合わない変態火力で攻め立ててくるものが多く、
防ぐことを最初から諦め、踏みとどでいなしてヒーラーを切ってゴリ押し安定という時期もあった。
回復超絶が増えてきた昨今ではそこまでする機会はさほどないが、敵との相性次第では現在でも有効。