キャラクター/【軍令部長】

Last-modified: 2022-03-08 (火) 18:46:44

FF零式

魔導院ペリシティリウム朱雀の上層部「八席」の一人で、軍部を取仕切る軍令部長を務める人物。
本名スズヒサ・ヒガト。
クラサメを死地に追いやった張本人であり、マキナにいろいろ吹き込んでもいるため大変不人気。
とても不人気。出てくるとプレーヤーは目つきを変える。


通称「あのハゲ

  • ハゲなことは本人も気にしているらしく、カヅサに育毛剤を頼んでいた。
    ちなみに体毛は禿げていないらしい。どうでもいいが。
    • カヅサには髪の事しか考えていないと言われている。
    • 昔はフサフサだったみたいだから、余計ハゲが気になるんだろうな。
      ちなみに3章の第二自由時間では2組候補生に「軍令部長みたいなのが指揮をとってると思うと、
      生きた心地がしないわ。」と言われているプレイヤーだけではなく候補生からも嫌われている。
      • カヅサイベントのクラサメの目の記憶でアフロ?姿で講義しているところが見られる
        ドクター・アレシアが強い権限を有していることを快く思っておらず、
        彼女と0組の失墜を企んで裏で彼らの粗探し等に暗躍する。
        でもあんまり強気には出られない。チキン。
  • どこぞの雷大佐と伝説の傭兵の師匠とのやり取りを思わせる。大佐はハゲと声優同じだし。
  • いわゆるザビエルカット。

ある意味「神」に喧嘩を売っている、怖いもの知らずな人。
無神論者、唯物論者に近い考えを持つ人なのかもしれない。
こいつこそ人格破綻者である。
まあ、普通はクリスタルより強い力を持つ存在がその辺ふらふら歩いてるなんて誰も思わないから、
彼女並の強力な権限をもつキャラがいきなり抜擢されたら反感を持つ人間が出てきて当然とも言える。


秘密特訓の教官としても登場するが、経験値もステータスボーナスもAPももらえない。
無能にも程があるハゲ。
どうやって八席の座を射止めたのか激しく知りたい。

  • 一応軍歴は華々しいみたいだけどね。
    リーダーシップ性は幼い頃から持ってたらしく、軍へ入隊した後も着実に出世をしていった。
    一時期は軍事教官としてクラサメカヅサも指導していたらしい。
    クラサメの記憶映像の中では教壇に立つ姿も確認されており当時はアフロヘアーである。
    八席の一つである軍令部長の座に着いたのは1年くらい前で、
    皇国との紛争激化が原因で先代が辞任した後を引き継ぎ今に至る。
    …と才能はそれなりにあるみたいだけど、0組とは馬が合わないんだろうなぁ(アレシアとも仲悪いし)
  • 八席の面々は微妙に内輪揉めの場面が目に付くが、
    何だかんだで不利な戦況をも打破して朱雀による統一を成し遂げているので、
    全員有能な人物だと考えて差し支えはないと思う。
    (もちろんかれらだけの功績ではないだろうが、
    逆にいくら0組が強くてもそれだけでは勝てないことは作中でも描写されてる)。
    軍令部長辺りは逆に自分たちが朱雀を守ってきたという自負とプライドがあるからこそ、
    ぽっと出のアレシアや0組が気に入らない/気味悪く思っていた、のだろうか。
    • 要するに訓練しても何もメリットを与えないのは彼が無能だからではなく、
      イヤガラセという訳なんですな。
      彼の訓練ってねちねち2時間説教とか、放置プレイとかそんなんなんだろうか?
  • 実はアルティマニアを見ると、
    それぞれ1%の確率ではあるが「攻撃力+2」と「防御力+3」の場合がある。
    何も教えてくれない場合は「攻撃力+0」「防御力+0」が3%の確率。
    なので、たまに戦闘技能などの面でまともな指導をくれるようだ。
    • 攻撃力+2:説教→うるせえよこのハゲ!
      防御力+3:説教→(∩ ゚д゚)アーアーキコエマセーン!!
      だと妄想してしまったwww

キャラクターボイスはDFFシリーズでガーランド役だった内海賢二氏。
戦闘至上者から、保身大好き役人と180度回ったぐらいに対照的なのが面白い。

  • というかはっきし言ってガーランドの方が100倍マシなキャラだと思う。
    コイツはもう笑うしかないくらいひどいキャラ。
  • でも客観的に見たらあのクソババアの権力を使った暴挙を止めようとしてるだけである。
    というか軍令部長よりこいつの方が100倍酷いだろう。
  • 別に院長酷くなくね?
    • 彼の項目を見れば分かるけど、院長はルルサス襲来時にパニックになった魔導院を見捨てて一人シェルターに逃げてる。
      何かやらかしたわけではないけど、何もしなかったという胸糞の悪い方の酷さがあるのがカリヤ。

ちなみにあるルートを選ぶと彼が瀕死になっている姿が見られるので必見である。

  • 自分が見たところ、もう死んでるのでは?
    • よく見ると苦しそうに息をしているのが分かる。

冷静になって考えるとあの場所で死んでたということは、迫り来る無限のルルサス軍に対して絶望することなく、首都を守るために陣頭指揮をとって兵を叱咤激励していたということだろうか?

  • 指揮するだけなら魔導院内の軍令部に居ても出来ることを考えると、わざわざ危険を承知で前線に立っていたことと思われる。
    部下思いな人物であることから、命を賭けて朱雀を守る兵士たちと命運を共にしたのだろう。
    黙って地下シェルターに逃げていた魔導院院長よりも遥かに立派な人物である。

プレイヤーからすれば自分たちの分身である0組の妨害ばかりするから嫌われるが、
冷静に見れば無理難題を振ってくる奴がいれば、目の仇にもしたくなるというもの。
ましてや子供の我儘で部下を死なせられたのでは、なおのこと。
真面目に朱雀勝利のために頑張っているハゲにしてみれば、「いい加減にしろよ」と怒りたくもなる。
まあ、それでもやり口は陰険なのだけど。

  • かと言って直接的なやり口を使えば朱雀が魔法局派と軍令部派に分裂し、その隙を皇国が見逃すはずがないので祖国を思うならば陰険な手段を使うしかなかったと思われる。
  • まだアレシアの無理難題が国の為になるものなら我慢できようが、明らかに無意味にしか見えないからね……

FFアギトでは兵士から信頼が厚い立派な人物だとモーグリから説明される。
巡回が違うため単純比較は軽率だが、小説版の好人物との描写等含めると本当に国の為に働いていると思う人には真摯に対応しているようだ。

  • 小説版では軍の頂点に君臨しながら一兵卒に対して上位者らしからぬ自然な態度で接する良き上司であり、好人物であることが伺える。

FFアギト

本作では主人公がアレシア子飼いの0組ではないためか、軍令部長のよいところが多々見れる。
2巡目の世界では危険を顧みず、蒼龍との交渉に赴く。(実際、蒼龍が白虎について死にかけた)

  • 決死の任務に赴く主人公に「死ぬなよ。まだ若いのだから必ず生きて戻ってこい」と激励してくれる。
    主人公が魔法局に関わってないだけでここまで対応が変わるのか……
  • また秘匿大軍神を召喚するために大人の軍人達の命を生贄にすることが判明した際に、候補生たちから中止ないしは変更の嘆願をされた時に「我々軍人を――大人を見くびってもらっては困る」と意思が強いことを示した。

1期の外伝で戦前に軍令部長が白虎の動向を察知していたことが描かれている。
そのことを八席議会で発表し、対策として軍令部の予算増加と権限強化を提案していた。
しかしアレシアが「くだらない」と一蹴し、院生局局長も「白虎が首都に攻めてくるなど無謀すぎてありえない」と反対したせいでその対策案は見送られることとなった。
そんな風な事があったにも関わらず、アレシアがあんな態度をとっているのなら、軍令部長が激怒するのも当然である。
むしろよくあの程度で我慢していたと軍令部長を褒めるべきだ。

  • もしゲーム本編開始前にもこんな掛け合いがあったとしたら、自身の案を却下されて朱雀が窮地に陥ったにも関わらずアレシア子飼いの0組に救われたためにデカい顔をされている事になる。腸が煮えくり返る思いだろう。

アギトをやって自分は彼への評価を改めた。後付けと言ってしまえばそれまでだが、零式が零組の視点で動くが故に見られなかった面を見られたのは嬉しい。

  • 戦記物とかで多いけど信じられないほどの無能がありえない地位にいることがある。
    しかし、本当に彼らが無能であるなら高い地位になどつけるはずがない。
    例えばだが某銀英伝の保身政治家やヒステリー准将も彼らの視点で話をつくれば、かなり同情したくなるような話になるに違いない。
  • 前者のトリューニヒトは劇中でほぼ自身の全てを自ら語っているようなものであるし、軍令部長と同列に語るのはだいぶ違う気がする。どちらかというとラングなどはよく似ている。帝国軍提督からみたラングと家族から見たラング、零組からみた軍令部長とその他の人物からみた軍令部長。
    • ただし、軍令部長のほうは公人としては完璧である。無論、グレーなことも多々やっているが、職権をはるかに超えたことをやっているアレシアに比べれば、職務の範囲内に収まると言い訳できる程度には建前を用意している。

本作での軍令部長を見る限り、どうも朱雀という国家の存続や朱雀クリスタルの意思より、朱雀領民の安寧を重視する性格であるらしい。
そのため、人命を無視しているとしか思えないアレシアの横暴さが気に食わないようだ。

  • なんだその名君は
  • 名君といってよいのかはちょっと微妙である。たとえ勝算のない戦いだと思っていても、一戦交えることによって戦後の朱雀の立場を強化できると思えば、零式のビックブリッジの時のように大量の兵を死なすことを躊躇わないし、邪魔者を排除する場として活用することも辞さない。よく悪くも現実的である。