FF零式
魔導院ペリシティリウム朱雀の魔法局局長。魔法の改良や開発を一手に担う。
0組のメンバーは彼女の秘蔵っ子たちであり、自分の子供のように可愛がっている。
それに応える様に彼らからは「マザー」と呼ばれている。
そのためか他組から来たマキナやレムに少々冷たい反応を見せることもある。
キャラデザインはフェラーリ・ロベルト。
- クリスタルジャマーの影響を受けなくする技術は、極秘らしい。
煙管を常に持ち歩いているが、イライラしていたりするとその煙管を投げ捨てる。
料理がうまく、また歌も上手なようだ。
- 0組の死亡者に関してのみ、町・魔導院に入る時復活させてくれる。
遠くから響くような声で「無理しちゃだめよ」と言うが、個人的にちょっと怖い……。 - 毎度笑ってたのだが、怖いと思う人も居るんだ。
- むしろ敦子ボイスをいつも聴けて嬉しいです。
- ドクターの声というのに全然気付けなかった。
- HD版では聞けなくなった。
0組のメンバーから本当に慕われている。
彼らが戦場に向かい戦うのも全てマザーのためであり、「名誉」や「子供」だからという。
それだけに0組のメンバーから反発されるクラサメが少し不憫に見えてしまう。
- 部外者に指揮を受けるという事に反発し、クラサメに殴りかかったナインも、
クイーンからの「マザーの命が聞けないの?」という一言で引き下がった。- あの十人十色な0組メンバー全員に「マザー」と慕われているからすごいものだ。
その正体は、物語の根幹に関わるある役割を担う存在。
彼女の口から、この話が幾度となく繰り返されているものである事が語られる。
その回数はそれこそDDFFの神の戦いを遥か桁違いに上回る途方もない数。
自分を慕っている主人公たちを殺し続け(生き返らせ続け)、ひたすら己の実験だけを追い求める。
ある意味、歴代トップクラスの悪女。
- 大量虐殺派ではないため一見は黒幕には見えないが、あくまでも手法が違うだけ。世界の終末を下敷きにし、更に発展させたものが彼女の計画である。
- 虐殺によって大量の死を起こし、その虐殺に0組を立ち向かわせることで人工的に「英雄」を造る。
そして、英雄となった0組を殺害することで上質な死を引き起こすのがアレシアの計画。
数か、質か、それだけの違いである。むしろ、自分のことを「マザー」と呼ばせ、幼いころから育て、完全に信頼しきっている子供たちを、何度も何度も殺し続けるアレシアの行動は狂気に満ちている。 - エンディングで「もう輪廻を繰り返さない」ことを決めるが、それまでに実験が6億を超えていたことを明かしている。0組のためではなく実験そのものを見限っただけのように感じる。
- 主人公の身近な人物が黒幕。という展開はよくあるが、最後まで主人公たちが気づけず、利用されたまま終わるのは珍しい
- なにより、仮にアレシアの実験が成功したとしても、その先にある世界には彼女「たち」の求めるものは存在しない。その無意味さが残酷さを引き立てている
- 中の人と相まって、某時の魔女を想起させる。
立ち止まっている時のHP自動回復は、この人の加護があるからだそうだ。
それが無くなった終章の危機感といったらなんてこったい。
- 蘇生をしてくれている事には気づいていたが、自動回復までマザーの力だったことには驚いた。
終章では、残りHPにより気を払って行動しなければ攻略は厳しい。アイテムの使用を惜しまずに。
しかし、いくら0組といえどもマザーの加護なしでは一候補生以上の無理は効かないということか。
このおかげでアレシアの力を思い知ることになる。
秘密訓練では、レベル99とカンストしていらっしゃる。
流石はマザーだ。
マザーの正体はパルス系の神。各国のクリスタルを作ったのもマザー。
クリスタルが人の死を忘れさせるのは、そっちのがうまく世界を螺旋に戻せるから。
マザーの目的は、魂を成長させてその魂で不可視世界の扉を開くこと。
0組に甘いのは「飴と鞭」で言う飴であり、母性を演じているだけ。
マキナ等に対する接し方が素のアレシアである。
- ある意味この世界の黒幕であり、全ての元凶とも言える。真のラスボス。
- しかし0組にとっては一番の味方であり、悪人かというとそうでもない難しい立ち位置。
こういったキャラクターは、ゲーム作品でも珍しいのではないだろうか。 - ゼノサーガに置けるヴィルヘルムが似た様な立ち位置かも知れない。
彼も永劫回帰の外から管理する存在であり、プレイヤーの協力者でもあった。 - 最終的には子供達の願いを聞き入れ目的を放棄するので、6億回繰り返す内に愛情も持つ様になったのかな。
- 特に描写がされていないが、同じ神話ベースにしているFF13のあいつみたいに、ファルシとしての名前が別にあったりするのだろうか?
六億数万回目の実験である今回の世界では、多くの人々が自分達の生を全うした。
ティスからその想いを受けとったアレシアは、世界を螺旋に戻すことを止め、
世界を人間に託してこの世界をあとにした。
- (厳密にはプレイヤーが経験するのは最後の実験であるが)
周回プレー前提というゲームシステムに即した世界設定であると思う。
ケイトのデジャブについてのセリフはプレイーヤー自身の代弁ともとれる。
要するに、あの世とこの世を繋ごうとしていた神様(の部下)であり、最終目的は明かされない。
ここでファブラ神話の内容と照らし合わせて、ようやく意味がわかるようになっている。
パルスの更に上位の神、ブーニベルゼの目的は“有限に作られたこの世界の否定"である。
不可視世界に、有限から無限に至る何かがあるのだろう。
最終的にアレシアはこの目論見を放棄し、世界を真に救ったことになる。
- ブーちゃんの目的は自らが殺した不可視世界にいる母親ムインを探すこと。
「この世界が有限なのはムインの呪い」だと考えているため。
> そのためか他組から来たマキナやレムに少々冷たい反応を見せることもある。
マキナかレムで話しかけると会話前のセリフが「ハァ~……」とため息になる。
他の0組のメンバーで話せば「元気そうね」と優しく声をかけてくれる。
- 0組メンバーと話している時とそうでない人物と話している時とでは喋り方?が違う。
前者は母のように優しい口調だが、後者は明らかに冷たい口調となる。 - 上記の溜息の他にも「忙しいのよ」や、
最優秀優良生徒を捕まえて「足を引っ張らないでちょうだい」など、心底嫌っている様子。
まぁ軍令部長がつけたお目付け役なのだから嫌うのも仕方ないのだろうが。 - レムに対しては薬(不治の病なので抑制剤か鎮痛剤の類か)を処方したりするなど、
あからさまに冷たいわけでもないようだ。- 仕事だからね。前任者から引き継いでるんだから処方しないわけにはいかない。
- きちんとリスクなどの確認も取るし、事務的でも誠意ある対応ではないだろうか。
- リスクの説明などは、医者としては当然の行為なので、
アレシアとしてはやはり「死んでもいいか」程度に思っているのではあるまいか。
なんというか、彼女はマキナとレムに対しては嫌うというより何ら感情を抱いていないように思われる。
例えば、0組の誰かが同じ病気になって、同じように戦場で死にたいという希望を言ったとしたら、
彼女の本来の役割のためにはまさか止めるわけにはいかないだろうが、
表面上だけでも止めようとしたり、「そう、それが希望なんだものね。大丈夫、最期まで一緒よ」とか、
慰める言葉をかけるくらいはするのではないだろうか。 - それだとエースは少し違った考えを持っていたのかな…。
- それでも最後には死に逝く彼らの事を覚えていてほしい、と二人に話す場面も。
我が子大事なのは相変わらずだが、
二人が彼らと共に戦い日々を過ごしそれらを覚えていてくれる者と認めてくれた証だろう。
オリエンスは「人が死ねば存在や思い出が忘れ去られる世界」であるから無茶な願いではあるのだが、
それを承知していての発言だと思うと…。- その前後辺りに「これからは忘れられない世界になる」って言ってた気はするけど?
- クリスタルを作ったのがアレシアなんだから、アレシアがいなくなることで将来的にクリスタルの力が失われて、その結果として「人が死ねば存在や思い出が忘れ去られる世界」ではなくなるってことだろ。
- これについてはこちらでちらっと触れているが、マキナとレムにアレシアが記憶に関する何かしらを施したのだと考えられる。
- レムが病弱なのは元はアレシアのせい。
本編の話の一周前の話だが、レムは病弱では無かった。
そのため、マキナもレムを失う恐怖もなく、
0組とも仲が良かった。イザナのことも許した。
0組がマキナやレムと関わっていくうちに人の感情を覚えてしまったため
0組は弱くなってしまい、フィニスが来たときも審判者を倒すことができなかった。
このことから、アレシアはマキナから何かを失う恐怖を与えれば0組から離れると考え、
レムを病弱にした。詳しくは小説参考。 - レムとマキナを元に戻したのに、0組を救わなかったのはなぜなのか。
クリスタル化したルシを元に戻せるなら、たとえファントマを抜かれ傷ついたとしても救えそうなものだけど。
FFアギト
0組として観ているのはエースのみであり、そのエースに対しても研究者のように冷たい対応を取っている。
周回してないためか母性で彼らを支える方がいい、という結論には到達していない模様。
当然、ほかの人には冷たくあしらう。
エースが主人公に慕っているのを、不思議なものを見るような反応をする。