2001年、エニックスに新卒で入社。
当時、Lindwurmとエニックスが開発したMMORPGみんなdeクエストの運営を一時期、任されていた。
ゲーム開発員として最初に関わったのは『グランディア エクストリーム』からで、
会社合併後はゲーム版『鋼の錬金術師』のプロデューサーを全作担当した。
DS版FF3ではジョブバランスと最終ダンジョンの調整を田中氏と共に改善し、
懐古ユーザーから一定の評価を受ける一方で、
DS版FF4ではデカントアビリティやボイス挿入や難易度の高さに異を唱えなかったことから、掌を返されたかのように時田氏と共に叩かれる羽目になってしまった。
当時はFFリメイク作品のプロデューサーという印象が強かった。
その後はナナシノゲエムや光の4戦士といった新規作品のプロデューサも務めるも、前者は終盤の評価がイマイチで、後者は評価を真っ二つに分けてしまっている。
- 後のブレイブリーデフォルトでもシナリオの改悪、スタッフ内で不評だった演出の強行、と評価を落とす原因を作っている。
挙句、シナリオのメインライターを続編で外したため、問題点が更に目立つこととなってしまった。
光の4戦士の時はDS版FF4発売の10日前から開発を開始していたらしい。
その後は、光の4戦士の後継作である「ブレイブリーデフォルト」のプロデューサーをしている。
氏は以前に「これから次世代機向けのゲームならばボイスは当然」と言っていたが、光の4戦士では声は入っていない。その方針は捨てたのだろうか?
- ブレイブリーデフォルトはパートボイス仕様となっている。
- FF4DSと同じくボイスOFFにもできる。そのあたりは分かっている。
- そもそも発言の時点でDSが"次世代機"といえる物だったのか。容量等の問題もあるだろうに。
「光の4戦士」以降も「古き良きRPGを最新技術で」という方向性を追求しているようで、
新規タイトルとして立ち上げた「ブレイブリーデフォルト」「オクトパストラベラー」などは全体的に高評価を得ている。
ただ、DS版FF3では隠しイベントの解放に通信要素を必須にして大不評をくらったり、
「ブレイブリーセカンド」では前作ファンの期待を裏切って失望させてしまったり、
客が求めていない要素を良かれと思って入れてしまう傾向が見られる。
開発室での姿・モンスター/【あさの】