聖剣伝説
ヒロインをジュリアスに連れ去られ、自信を失っているヒーローがボガードに説教されて切れて出たセリフ。
やり取りは以下の通り。
ヒーロー「ぼくもう自信なくしたよ。アマンダを死なせ‥あげくは女の子一人すら守れない‥ このぼくにジェマの資格なんてないよ。 ボガード「なに弱音を吐いてるんだ。こんなことでくじけてはジェマの‥ ヒーロー「うるさいな!ジェマ ジェマって‥はじめからそんな素質はなかったんだよ! あんたたちにおだてられてその気になったぼくがバカだったよ。 ボガード「(ヒーロー)おまえ! ヒーロー「そんなに言うなら自分でやればいいだろ!あんただってかつてのジェマなんだから。 ボガード「バッカヤロー!でてけ。
今でこそ自分の使命や役割に悩む主人公は普通だが、
当時のゲームでは主人公は真っ直ぐに悪に立ち向かうものだった。
だからこそ、こうやって自分に勇者の資格が無いのでは、と悩み
感情をぶちまける主人公の姿はかなり衝撃的であった。
この迷いがあるからこそ、チョコボットとの再出発が胸熱な展開になるのである。
- とはいえゲーム序盤に滝から突き落とされ、二度目で雪辱を果たせるかと思いきや、散々苦労した挙句にまたしても同じ屈辱を味わわされるのでは心が折れてもやむを得なしというのはある。
むしろこれで立ち直れたヒーローの精神力を褒めてやるべき。 - なのだが、ボガードの最後のセリフである、「バッカヤロー!でてけ。」の「。」に拍子抜けした人も多数。