FF6
コルツ山においてマッシュを初めて見たときのティナの素直な感想。
普通に考えればなかなか失礼な発言だが、当のマッシュ本人は
「熊ァ!?…熊か…そりゃあいい!」と豪快に笑っており、満更でもない様子。
この台詞の直前に大きな熊と戦っているのだから無理もない。
- GBA版(英語)ではまさにバルガス率いる熊さんだと思われていた。
- ちなみにSFC・PS版(英語)のテキストだと「ジムから迷い込んだボディービルダー」になっている。
- いくら何でも無理のある台詞である。というかわざわざ変更する意味が解らない……
- 国内とは違って海外だとボディービルダーはかなりメジャーな職業であり、筋肉を鍛えることは漢として当然という考えが強いためジョークとしては問題はない。ただティナの台詞として正しいかは微妙なライン。
- いくら何でも無理のある台詞である。というかわざわざ変更する意味が解らない……
- 幼い頃にガストラに捕まりそれからずっと帝国の兵士として戦わされてきたティナの境遇を考えると熊という動物のことをよく知らなかったとしてもなんら不思議はない。
- それだと熊は知らないのにボディービルダーは知っていたという不思議しかない境遇にいたことになるのだが……。
むかしVジャンプのFF闘技場(第5回)で田中香氏が語ったところでは、じつはティナはマッシュの姿を熊と誤認したわけではないらしい?
(開発室 田中)マッシュとガウとカイエン、この3人は「疑似家族」なんですよ。父を亡くした息子ふたりに、息子を亡くした父がひとり。特にマッシュは、城を出た頃の自分をガウに見ているのです。ナチュラルなところがマッシュとガウの共通点ですし。ティナはそんな気配を感知して、マッシュを「敵意のない熊」と言ったんです。決して姿が熊みたいと言ったわけじゃないんですよ(笑)。
DDFF
ティナ→ジェクトのエンカウントボイスが、
「大きな 熊みたい…」と上記の台詞を意識した物になっている。
確かに筋肉質なところがマッシュに共通している。