FF10-2
St.Lv5の「キノコ岩街道」でのミッション「青年同盟 武闘大会!」をクリアした後に発生する、
ルチル隊長の演説の一節。St.Lv2で、「すんごいスフィア」を、
青年同盟に渡していないと発生しないミッションなので、
新エボン党に渡した状態だと、この台詞はおろか、ミッションすら発生しない。
以下全文。
ルチル:ナギ節が訪れた2年前──
青年たちの心に 奇妙な変化が起きた
『シン』が消えたため 戦う相手と
ひいては生きる目的を見失ってしまったのだ
私もそのひとりだ
自分の力を向ける先が……見えなくなった
そんな我々に「スピラの真実を探る」という
目的を示してくれたのが 盟主ヌージだった
かつては「死にたがり」とまで呼ばれ 絶望を
さらけ出していた人物が なぜ変わったのか
何か大きなきっかけがあったのかもしれない
だが 我々には知る由もない
ともあれヌージの導きで
我らは力をぶつける先を見出したのだ
だが かえりみてほしい ヌージも我らも
力に酔ってしまったのではないか
今の青年同盟は 力をふりまわすだけの
暴力集団になりかけている
何も生まない 無意味な力……
それでは『シン』と変わらない
諸君──青年同盟は
なぜスピラの真実を求めたのか
それは 新しいスピラを
建設するためであったはずだ
そう 我らの力は 未来への
道を切り開くためにある
たとえば……子供たちが
剣を持たずに済む未来をめざして
演説終了後、青年同盟の参加者からの大きな拍手と大歓声がわき起こる。
いつもつれない態度の、あのパインも拍手に参加していたりする。
ルチルの言葉は、とても大きな意味を持つものだったのだと実感できる瞬間である。
前作でルチル隊長が言った「道がなけりゃ切り開けばいい」という台詞を思い出したのは自分だけではないと信じたい。