モンスター/【カニス・マヨル】

Last-modified: 2024-05-05 (日) 14:55:25

Canis Majorとはおおいぬ座のこと。


FF10-2

モンスター/【サンドウルフ】


ストーリーレベル3・5のビーカネル砂漠聖ベベル廟第36~39層で出現する狼種族のモンスター。

通常時は通常攻撃とカーズファングを使用しつつ、3ターン毎に攻撃力アップを10段階になるまで使う。

オーバーソウル時は通常攻撃、5連攻撃を使用する。


狼種族の中では中位の強さを持つのだが、すぐ下位上位キラーファングを使うのに対してカーズファング。
中位とはいえ貧弱なことには変わりないため、他にやっかいな敵がいるならそちらを先に倒してしまっていい。


ガリガリに痩せた狼にも見える、全身に悍ましいシワが走っている狼系モンスター。
アンデッドモンスターと言われても信用してしまうような外見をしている。

ライブラ

通常時のライブラ解説文

狂暴な魔物で、自分より強い相手でも考えナシに襲いかかる。
ときどき見せるカーズファングはカーズの効果で気分が悪い。

オーバーソウル時のライブラ解説文

オーバーソウルで凶暴化しているのか、5回連続で攻撃してくるときがあって、たまらない。

FF10-2(ILM版)

クリーチャークリエイトで仲間に出来るようになった。
ビーカネル砂漠にSサイズポッドを設置すれば捕獲できるようになるが・・・
それで捕獲できるのは「サボテンダーの穴」に侵入する前まで。
それ以降はSPポッドを使用するしかなくなる。


レベルを上げるなどして、魔物人生を見てみると・・・
こんな恐ろしげな見た目に反して、口調は幼く男の子口調でセリフもひらがなが多い。
最初は体に触ってくるシンラ君に拒絶しつつも何処かまんざらでもない様子で、
餌を与えても最初はヒトの与えた餌を拒絶してたが、旨そうな匂いに逆らえず。
暇を持て余してるとシンラ君が遊ぼうとしてくれるが、照れくさいという理由で拒否(その後のくすぐり攻撃で陥落)。
そこからはもうデレまくりで、「シンラ君、あそぼ~」と自ら近寄ってくる始末。
仕舞にはシンラ君の事を「ボス」と呼ぶなど、かなりの甘えん坊である(ビジュアルのギャップがすごいが)。
ある日、シンラ君と散歩に行く約束をしたが・・・

そこは、とある広い洞窟の中、カニス・マヨルはシンラ君と二人っきりの散歩にはしゃぎまくり。
しばらく、二人で遊んで楽しい一時を過ごしていたが・・・
ふいに、シンラ君は何かを決意したように走り去ってしまう。
カニス・マヨルはオニごっこと思っていたが、シンラ君は何も言わず遠ざかってしまった。
しかし、いくら待ってもシンラ君は戻ってこず、さすがに彼もこの事態を察し、声のトーンも下がりはじめ・・・
「やだよー ボスー!」と叫び、悲しげな遠吠えが洞窟に響き渡った・・・。


カニス・マヨルはただの散歩だと思っていたが、これは魔物解放の儀だったようである。
捕えた魔物はいつか解放するさだめとは言え、このイベントは犬好きプレイヤーの精神をえぐるものがある。
エンディングの最後にシンラ君が「サヨナラは言わないし」と悲しそうに呟いたのも印象的。