モンスター/【ゼロムスマインド】

Last-modified: 2021-03-18 (木) 16:25:33

FF4TA

ゼロムスの思念体。
「我は滅びぬ、生ある者に邪悪な心があるかぎり」と言った通り、滅んでいなかった。
生前の分身とは違いゼロムス本人の姿をしている。
尚、ゼロムスブレスはいませんw


彼によると、邪悪な心こそが純粋な進化だそうである。

  • 確かに知能を有さないと持たなさそうな概念かも。

いいですとも!バンド


W黒魔法の炎、雷、氷の効果で3000ダメージが出る。
使うのもいいが、フースーヤのMPをこまめに回復させよう。
アスピルは効果がないのでエーテルを惜しみなく使うこと。
ちなみにゼロムスマインドはバイオを頻繁に使用してくるので注意したいところ。
だがブラッドソードを装備した黒衣のお兄様が物理攻撃を食らわせるとお得。
HPは30000くらい。
精神波なんか使わないように。

  • フースーヤのリフレクを使えばかなり楽に倒せる。

ゼムスの思念体であるゼロムスの思念体というあたり、ゼムスの精神は相当タフな模様。

  • 死後も思念が試練の山に残るクルーヤ、月からミシディアの長老にテレパシー送るフースーヤ、
    催眠術が得意なゴルベーザ、洗脳から自力回復するセシル
    (仲間のおかげではあるが、カインの洗脳はゴルベーザを弱らせて解いたのに対して)。
    月の民の精神は皆タフに出来ているらしい。

ゼムス時代から言うことがコロコロ変わっている。主張は一貫してほしいものである。

  • ゼムス「青き星の民を滅ぼして移住してやる」
  • ゼロムス「すべて消滅させてやる」
  • ゼロムスマインド「邪悪こそ純粋な進化」
    • ゼロムスはゼムスの憎しみが増大したものなので、ゼムスの人格全てを持っているとは限らない。また、思念体になってもこのようなことを自ら考えて結論まで持っていけるゼロムスは、進化の仕方を模索して自我を失ったクリエイターに比べれば、遥かにタフな精神力を持っていると思う。
    • ゼロムスが断末魔の直前に言った言葉
      「我は…滅びぬ…生ある者に…邪悪な…心が…ある限り…」
      邪悪な心という点で、ゼロムスとゼロムスマインドの主張は一致している。
    • ゼムスが極論でいえば「全部俺のもの」
      ゼロムスはそれを邪魔するものを憎み「手に入らないなら全部破壊する」
      ゼロムスマインドは憎しみという意思の中に強力な力を見いだし「意思こそが進化の礎(こいつの場合はそれが邪悪)」となり、流れ的に間違ってはいない模様。
      なんというか、ヘビが段階的に脱皮するような感覚?
    • クリエイターの「われわれはどう進化すればよかったのか」という疑問に対して、「邪悪こそ進化」という彼の主張はある意味それに対する答えだと思う。しかし、クリエイターにその答えは特に届いてはいなかったようだ。

BGMこそ最後の闘いだが背景が全く動かない。ビッグバーンを使っても動かない。なんか淋しい。
PSPでは背景がスクロールするようになった。


結局ED後も放置されてるけどどうするんだろうか。
フースーヤに復活したら月だけでなく青き星までヤバイって言われてたのに。
PSP版でもその辺スルーされてるし……。

  • 放置っていうか、ポジティブに考えたら
    「フースーヤが何とかしてくれて、少なくとも月の平和は保たれた」
    と考えるのが自然だとは思う。
    そしてフースーヤがどうなったかは、それこそプレイヤーの想像にお任せするというのが開発者のスタンス。
  • クリスタル自体が元々はクリエイターの所有物だったらしいので、
    クリエイターがクリスタルを故意に砕いて歴代旧作のボスたち見たく、ゼロムスを擬似的に出現させたものだったのかもしれない。
    ……そう推測しても、結局ゼロムスマインド自体がクリエイターの自滅とともに消えた保証はないけど。

皇帝の呪いエクスデスソウルに続くFF伝統のラスボス残留思念シリーズ。
呪いの具現化・生き霊・死後の精神体とそれぞれ微妙に違いはあるが、共通するのはいずれの本体もとにかく(肉体的・精神的共に)しぶといことか。
流石は主人公打倒に執念を燃やすラスボスである。