モンスター/【ゼロムス】

Last-modified: 2023-11-24 (金) 14:16:16

FF4

zeromus.jpg

概要

FF4のラスボス
肉体を滅ぼされたゼムスが、憎しみの力によってその魂を「完全暗黒物質」として甦った姿。
ゴルベーザフースーヤをも凌ぐ力を持つが、青き星の者たちの祈りと、セシルが用いたクリスタルの力によって真の姿を暴かれ、最終決戦で滅ぼされた。
特に厄介な技や、致命的な弱点(仕様)もなく、良くも悪くも正統派のボス。
ビッグバーンのダメージにケアルガが間に合うようになれば倒せる。

  • 上の記述はちょっとおかしい。
    ゼロムスはゼムスの憎しみが増大せしもの、つまりゼムスの憎しみそれ自体が増大したものであって、ゼムスの憎しみが増大させた何物かではない。
    従って肉体を滅ぼされたゼムスの憎しみが増大して完全暗黒物質のモンスターと化したものと言うのが正しいと思われる。
  • それなりに育っているパーティなら、ケアルガを唱えるタイミングさえ掴めば勝利は目の前。
    闇雲に攻撃、回復を繰り返すのではなく、ATBらしく敵味方の動くタイミングを計りながら戦うことが重要。
    • HP10万台の最終ボスはSFC当時としてはゼロムスがピークであり、7が発売するまでは、65535の範囲内でHPが調整される形を取っている。
      もっともゼロムス自身も最大HPは65535以下であり、途中で全回復させることで擬似的に10万超えのHPを実現している。
    • それに伴い後のFF5FF6ではラストバトルが連戦だったり複数パーツ持ちだったりといった形で、個別体力が65535を超えない範囲でラスボスの総耐久力を上げるという方向にシフトしていった。

バトル

ゴルベーザとフースーヤをメテオで打ちのめした青い般若の状態からバトルが開始される。
この形態ではこちらからの攻撃は一切通用しない代わり、相手からダメージを受ける事も一切無い。
「攻撃されないならドーピングし放題じゃないか」な様に見えるが、この状態のゼロムスが振動する度ブラックホールと同等の効果が発揮されているためドーピングは無意味。
さっさとクリスタルを使い真の姿を暴いてしまおう。

  • SFC、GBA版ではダークマターが盗めるが、特に効果はなくアイテム欄に残し保存することもできない。
    一度存在を確認すれば十分だろう。

因みに、この振動はGBA版の公式コンプリートガイドでじげんのひずみというネーミングで詳しく定義化されている。

セシルでクリスタルを使用すると、エイリアンのような正体を明かす。
攻撃はビックバーンバイオブラックホール
聖属性魔法にはワール、召喚魔法にはフレアかバイオ、それ以外の魔法及びゼロムスに対する道具使用に対してはフレアでカウンターしてくる。
無・聖属性の魔法攻撃しかしないので、装備は魔法防御・魔法回避が上がるように考えたい。物理防御は完全に捨ててよい。

ビッグバーンの使用頻度が非常に高いので、ローザがビッグバーンに耐えられないようだと厳しい。
しかし一回耐え切れるのなら、まず間違いなく勝つことができるだろう。
Lv50程度までは育てておきたいところ。
リディアはケアルガの回復量を増やすために戦闘不能のまま放置するのが常套手段。
リディア必須の魔法攻め戦略タイプの人なら、レベル60後半まであげるといいだろう。
やたら貧弱なメテオを使ってくるようになれば、エンディングは目の前である。

  • リディアを戦闘不能のまま放置しなくていいようになればもう楽勝のライン。
    リディアのゼロムス戦での状態で、パーティーの育成具合が分かると言える。
  • セシルでクリスタルを使用し、クリスタルで真の姿を暴いたら、開幕でクモの糸を使おう。
    1度はカウンターを受けるため、最初のビックバーンを使われる前にやっておきたい。
    ブラックホールはゼロムス自身には効果がないので、ゼロムスのスロウ状態を維持できる。
  • リディア後列だったしHP低いわりに受けるダメージ少なくてなかなか倒れなかったよ。
    むしろエッジのほうが1回の攻撃で1000以上ダメージ受けてすぐ倒れてアホらしいから放置してた。
    レベルはどっちも60くらい。装備がよかったんだろうか。
    • ゼロムスの攻撃は全て魔法攻撃なので隊列は無関係。
      リディアとエッジでは魔法防御能力に雲泥の差があり、実際に被ダメージ量はエッジの方が大きくなるので彼の方が死にやすいのは確か。
      ただしこのバトルではリディアの黒魔法・召喚魔法共にカウンターが返ってくるため戦力としてあまり適しておらず、彼女は放置してダメージソースとして優秀なエッジを優先的に回復した方が効率がいいのだ。
  • リディアのフレアは強烈。前衛の物理攻撃を遥かに上回り、毎ターン包丁投げるようなもの。
    レベル次第ではあるが、カウンターの危険を冒しても生存させて使う価値はある。
    • ちなみにローザの精神が高いとホーリーで9999ダメージ与えることができるが、ワールによる反撃を受ける上、ケアルガ等の回復が追いつかなくなるのであまりおすすめできない。

行動ごとに魔力と魔法攻撃回数が変動する。
たとえばビッグバーンは魔力39の10回攻撃、フレアは魔力21の6回攻撃である。
威力を調整するための措置と思われる。
ちなみにビッグバーンは発動時でなく振動時に変動判定が行われるため、この瞬間に別行動を起こさせるとビッグバーンの威力が変わってしまう。

  • バイオかフレアなら、詠唱時間0なので比較的簡単にタイミングを合わせられる。

上記を利用し、あえて一人で戦い、アイテムでのみ攻撃し、その際のカウンターフレアを光のカーテンのリフレクで反射し、ダメージを与えつつビッグバーンのダメージを軽減するという素晴らしい戦法が確立されており、低レベル攻略などで多用されている。
尚このタイミングで召喚を当てるのは厳禁。
召喚カウンターのバイオが魔力40の11回攻撃のため、通常より威力の高いビッグバーンをくらうことになる。


デフォルトのウェイト3だとリディアが寝るぐらいであまり強くないが、アクティブ1だと別人かと思うくらい行動が速くなる。
貧弱メテオさえ恐怖に感じるようになってしまう。

  • 特にSFC・PS版。
    コマンド入力しない行動(=バーサクや敵の行動)が優先されるので、本来のスピードよりも速く感じることだろう。

最大HPは65498。49498以上のダメージを与えるとカウンターで第2形態を移行する。
この際、HPが全回復する。さらに第2形態の残りHPが12000程度になるとメテオ形態に入る。
よって実際に倒すまでに必要となるダメージは約115000~120000程度となっている。
モードチェンジは全てカウンターなので、リフレク反射(所謂デルタアタック)を利用すれば、65498ダメージ与えた段階(最初の形態のみ)で倒すことも可能。
実際にやる場合は累計45000程度までは普通に攻撃してダメージを重ね、以降反射だけで累計60000程度まで与える、といった感じで。
トドメをさす攻撃は反射利用でなくても良い。もちろん最後まで反射利用でも良い。
タイムアタックにも利用できるが、FA封じのように制限される場合もある。

  • 第1形態は、最初に振動⇒ビッグバーンを使用し、その後は振動⇒ビッグバーン⇒ブラックホール⇒振動⇒ビッグバーン⇒バイオ⇒ブラックホール⇒振動⇒ビッグバーン⇒ブラックホールのローテーション。
    第2形態は、振動⇒ビッグバーン⇒ブラックホール⇒フレア⇒振動⇒ビッグバーンのローテーション。
    第2形態のHPが12000以下になると、貧弱なメテオのみとなる。
    • 次元の歪みは振動しかしない上に、ビッグバーンの直前に使用するため、まるでビッグバーンの前兆のように見えるのが秀逸
      しかし、デスペル効果の技を2つも使うあたり、デスペルが好きなんだろうか。
      おかげで攻撃自体はあまり激しくない。威力は高いんだけど。
    • 厳密には「次元の歪み」は「振動」とは別の行動で、変身前の行動パターンは毎ターン「振動+次元の歪み」の2回行動である。
      変身後のビッグバーン前の振動には次元の歪みの効果は付いていない。そのお陰でフレア反射という戦法が成り立つ。
      これは「次元の歪み」が可視化されたピクセルリマスター版で容易に確認できるようになった。
    • 変身直後の「振動→ビッグバーン」の時点ではHP16000未満でのカウンター「全回復→モードチェンジ」の行動がセットされていない。この2ターンの行動が終わって前半の行動ローテーションに移行した際にセットされる。
      適正レベルではまず無理だが、最強育成されたPTだとこの開幕の2ターンの間にHP65498を削り切って全回復させずに勝利なんてことも可能。

育成を吟味して強化すると、場合によっては食らう攻撃がビッグバーン1発だけにまでなる。
WSC版やGBA版ではそれこそ何もさせずに倒せてしまうことすらある。

  • そもそも吟味を行うことになるのはレベル70以降。
    ゼロムス戦の適性レベルは55前後なのだからそりゃ楽勝である。

開始時はパラディンセシルの残りHPが1で彼以外は戦闘不能状態で始まるが、SFC版だと暗黒騎士セシルも戦闘不能状態になっているため暗黒騎士セシルを64階層バグかチートで連れ回しているプレイヤーは要注意。

  • 64階層バグで連れ回せるのはヤンとフースーヤと暗黒竜騎士カインのみ。暗黒騎士セシルは連れ回せない。

ナンバリングFFシリーズでは初となる、1戦闘で形態変化を行うラスボス。

イージータイプ版

zeromuseg.png

イージータイプではビジュアルが変更され、その際のビジュアルを継承しGBA版では「ゼロムスEG」という別の隠しボスが作られた。
ドラクエのキラーマシンを赤く染めて、胸に美女を埋め込んだ感じの外見。
聖属性の単発ハリケーン以外に女性パーツの部分はカウンターでほうようを使用して石化してくる。
サルーインのポーズに赤い蛇腹状の甲冑を付け、ムカデの尻尾を付けた様な印象がある。
全体的にトゲトゲしい鋭角的なデザインで、無駄に格好良い。
HPが全体的に上がっておりフレアの威力が格段に上がっており、1発5000以上のダメージを受ける。
単発で死の宣告を使う以外にメテオを連発する状態になる前に全体に死の宣告を放ってくるのが特徴。
また、ゼロムスより倒された後に完全に沈むまでの時間がかかる。

  • 肉のついたサイデルだな。うん。
  • イージータイプ版は確か抱擁をリフレクで返して倒せたはず。
  • ラスボスの巨大な全身に女性の体がくっ付いているというデザインは、後のネオエクスデス神々の像に通ずるものがある。
  • 左手に巨大な剣を持っているが、この剣を用いるような物理攻撃は使ってこず、ただの飾りである。
  • ↑×4 RTA動画でやってた。召喚魔法に対するカウンターでバイオか抱擁を使う。ビッグバーンの後抱擁を反射して倒してた。

オリジナルと比べてビッグバーンの威力も弱くなってるので、低HPのリディアを死なせなくても十分倒せる。
むしろ大活躍の場。


メテオ乱発形態になるとき、プレイグのように、全体死の宣告をかけてくる。
この形態になるとHPもあと少しなので、一気に火力で押し切るか、プレイグのように対策をとるか、そこの見極めが重要になる。
イージータイプなのに最後のいやらしさは本家を超えている。

  • 瀕死になるタイミングが通常版より早いので、カウントに押し負けてしまう場合がある。
  • 自身がメテオを6発使う毎に、再度死の宣告を使う。
  • 事前にリフレクをセットしておくことで反射することができる。
    カウントが0になると、普通に倒せてしまい、戦闘後もBGMが流れたままになるなどの現象が起こる。

結局この女性が誰なのかは謎。
……もしかしてゼムス本人?

GBA版

追加ダンジョンで手に入る「奥義の書L○」シリーズを使うことで、クリスタルを使う前でも9999ダメージを与えることができる。
複数使えばそのまま撃破可能。(崩壊パターンは四天王等と同じ)

  • これがあるためなんとギルバートでソロ撃破も可能になってしまった。
    • 奥義の書を使わなくても、隠れてビッグバーンを回避しながら戦えば正攻法でもギルバートの攻撃だけで倒せる。
      ただし隠れ続けるためには他のメンバーの生存が必要。

DS版

召喚カウンターや一部の攻撃形態で全体にアスピルを使用してくる。

  • とはいえ所詮アスピルなので、遠慮会釈なしにヴァルフ……いや、メガフレアをぶっ放せるようになった。
    更に特殊プレイ妨害のためフレアを吸収するようになっている。
    またビックバーンを使う間隔が遅くなっているので、スロウを使用して攻撃形態が変わるまでHPを減らせばビックバーンが不発に終わる。
    その分威力が上がっており、不発にしないと全滅しかねないほどのダメージを受ける。
    (ビックバーンを使用する前にブラックホールやアスピルを使用する)
    ただし、メテオを使う攻撃形態では、メテオの威力がかなり上がり、ワールを全体に使用してくるので注意。
  • 聖属性カウンターは無くなっていない。従来通り、単体ワールを使って来る。
    • カウンターは聖属性にワール、召喚魔法に全体アスピル、他魔法にフレア。
      竜巻等のアビリティ攻撃には反撃してこない。
    • エクスカリバーやホーリーランスには反撃こなかったが…ジャンプはいいとしてたたかうでも来てない。
    • カウンターの対象となるのは魔法攻撃のみ(DSではリフレクでデルタアタックしてもカウンターがくる)であり、さらに召喚魔法か否か、召喚魔法でない場合は聖属性か否か、の順でカウンター行動が決定される。
      すなわちドラゴン(聖属性召喚魔法)にはアスピル、ホーリー(聖属性白魔法)にはワール、エクスカリバー装備のたたかうには反応しない。

正面に顔があることを16年かけてやっと気付いた人多し。


HPは150000。HPが30000未満になると全体アスピル→ワール→メテオの繰り返しになるが、ブラックホールを使われなくなるので、スロウがあればケアルガ→全員防御で普通に耐えられる。

  • 発狂パターンは正確にはメテオから始まる。

DS版では無敵状態の時でもメテオは吸収(9999回復)ではなく無効(ダメージ0)になっている。

  • DS版ではメテオが聖属性から無属性に変更されているので、
    ゼロムス自体を無敵にすることでメテオを効かなくしていると思われる。

フレア反射作戦を封じるためか、フレアを吸収する。

  • 「グ……ズ……ギ……ギ……」
  • このセリフはカウンター行動とは独立しており、こちらからフレアを当てた場合はその後追加でカウンターのフレアを使ってくる。
    また、ゼロムスのフレアを反射した場合はこのセリフが表示され、連続魔でフレアを使用した場合は表示されない。

キャストは堀川りょう氏。実はギルバートと兼役。
スタッフロールでは堀川りょう氏の名前はギルバートの部分にしか表記されていないため、ゼロムスに限らず気付かないプレイヤーも多いと思われる。


辿り着くまでのラストダンジョンの敵が強化され過ぎるのと、それに対抗する為の味方のレベル上げの必要性(加えてDS版になってからのレベルの上がり方の速さ)から、ゼロムス自体はDS版の方が楽勝だったという意見も少なくない。

  • 全滅スレでゼロムスでの全滅報告結構多かった。
  • レッドドラゴンをホールド無しで倒せるなら、そのままゼロムスを倒せる。

エッジに隠れるのアビリティを付ければ、レベルが極端に低くても9割勝てる。

PSP版

ビックバーンの演出が変更された。
赤い玉が白くなって赤い玉に戻るになった。おそらくポケモン事件の影響。
また倒された時に点滅せずに消えるだけになっている。


GBA版でできた、奥義の書による毛玉モード撃破は不可能。
【変化前ゼロムスに奥義の書L○】


コンフィグで出来るようにしておかなければならないが、ローザやポロムを待機状態のまま他のキャラを動かせるようになったので、従来の機種以上に回復のタイミングが計りやすくなった。
加えて、基本的にSFC版の仕様なので、長いリメイクの時を経て漸く弱体化したと言える。

ピクセルリマスター版

天野氏の原画を元に、デザインがブラッシュアップされ、より「宇宙ミジンコ」と呼べる姿へと進化した。
順送りで回復のタイミングを図れるようになり、レベルアップも非常にしやすいため、FF4作品の中で最も倒しやすく簡単になったと言えるだろう。


変身前の体を揺らす「次元のひずみ」で、名前と効果が共に表示されるようになっているため、バフが消えていることに気が付かずに無駄にバフをかけ続ける、と言ったことがおきないようになっている。
(そもそも現在のバフを確認も出来るが確認しようとしないと分からない)

  • 他にも残体力が最初に16000未満になったときにカウンターで全回復+行動パターン変更の処理が行われるのは上記の通りだが、これも可視化された(9999回復が表示される)。
    なんの前触れもなく回復するので面食らうが、SFC版以来ずっと存在していた処理が可視化されただけである。
    むしろHPを計算しなくても行動パターンが変化するタイミングが分かるようになったため、これも一種の弱体化である。
    • マスク処理ができなくなり、画面上に回復処理が表立って見えてしまっているようだ。
    • ピクセルリマスターでオーバーフロー対策の必要は無くなったので、暗闇の雲のようにHP10万台にしても良かったかもしれない。

全体バイオの威力が1500前後とかなり上がっているので注意!
通常時と召喚カウンターで使われるので対策すべし。


ダークマターをぬすめるのは他バージョンと同じだが、クリア後のセーブはピクセルリマスター共通仕様で「ラストバトル直前のデータ」になってしまうため、残念ながら手元に残すのは不可能。

デザイン

まるでエイリアンのようなその姿は、後にネオエクスデス神々の像など、もはやプレイヤーには理解不可能な造形のラスボス連中に引き継がれていった。

  • この頃から6にかけ、スクウェアのドット打ちの技術は隆盛を極めることになる。
    ご存じのとおり7以降は3Dポリゴンによるリアル路線に移行するので、かつてのような「なにがなんだかよくわからないけどすごいデザイン」のボスはなりを潜めることになる。
    (外見で判断してはいけないと言ういい例のようなタイプの敵等)
  • SFC時代以前にも別ハードのRPGには芸術のような1枚絵の最終ボスが多々存在している。

クリスタルによって真の姿を照らし出される前の青い般若顔のゼロムスは天野デザイン。
(原画は画集に収録されている)
変身後のものについては当時のゲーム雑誌(ファミコン通信)において、社内デザイナー(個人名は不明)によるものであるとスクウェア側から説明されている。
イージータイプ版については未確認だが、天野氏による原画が確認できていないことから、恐らくは同様に社内デザイナーによるものではないかと推測される。


マップ画面上ではDQのマネマネでも呼んできたような黄色い炎。
腹部にある顔?が矢鱈と美形でカコイイ。
青坊主は何処行った、と思うだろうが、当人が言うとおりゼロムスとゼムスは別存在である。

余談

何気にコイツは名台詞の宝庫。自己紹介からして秀逸。

「われは…完全暗黒物質…ゼムスの憎しみが増大せしもの…。
 わが名はゼロムス…全てを…憎むものなり…!!」

また、メテオを吸収するこいつを倒す為に秘密兵器であるクリスタルを使ったゴルベーザに対して
「暗黒の道を歩んだお前が クリスタルを使おうが 輝きは戻らぬ…
 ただ…暗黒に回帰するのみ… 死ねっ!」
と言ってメテオで反撃する。
「苦しむがいい… 滅びるがいい…。すべてを消滅させるまで… わが憎しみは続く…。
 今度は、おまえたちの番だ…。くるがいい…。わが暗黒の中へ…!」

セシル一行に倒された時の断末魔は
「われは…滅びぬ…生あるものに…邪悪な…心が…ある限り…!
 グ…ズ…ギャアアアム!!!!
と、FF2のパラメキア皇帝ばりの独特の断末魔。(FF2の皇帝は「ウボァー」)

  • 自己紹介はGBA版までは「~すべてを…にくむ…!!」
    「~憎むものなり…!!」はDS版。

無敵状態で闇属性の攻撃を受けることで、カウンターとして正体を現す。
つまり、セシルが使うクリスタルで発動する白いフレアは、実は闇属性のダメージなし攻撃。


運が悪いと、初っ端からビッグバーン3連発が来ることも…こうなるともう終わり。


アドバンス版だとデータ上ではトード耐性が無いが、
これは属性と言う意味での理論上の話で、実際には無敵フラグがあるので当たらない。

  • しかもボスフラグもあるので、無敵フラグが仮に無かったとしても効かない。

別名「宇宙最強のミジンコ」


FFのラスボスの中ではかなり強い方。

  • 最強のラスボスと見る人も多い。
    関連項目⇒その他/【強いラスボス】
  • 強い理由は単純で、ダメージの大きい攻撃を繰り返し使って来るから。
    搦め手やランダム要素があまり無い分、単純にその火力に耐えきれなければ勝てないのである。
    • レベルを上げて物理で殴ればいい

FF4TAではクリスタルが砕け散ることによって封じられていたゼロムスの思念が、モンスターとして登場し、ゴルベーザとフースーヤが戦うことになる。


こいつがディシディアに参戦してたら、まず間違いなくEXバーストはビックバーンだったろうな。


月の民編のゼロムスマインド戦では背景は止まったまま。
携帯アプリであの演出は無理だったか。
ならば携帯版FF4でも再現は…出来てるじゃねーかあああ!!! (゚Д゚;)

FF4TAプレイ後に携帯版FF4に移ったプレイヤーは大抵こんな反応に陥ると言う。
SFCではビックバーン使用時と倒した時にパカパカが発生するので注意


SFC版でセシルがクリスタルを使う前に、LとRを押し続けて逃げようとすると、追いかけっこをしているようにみえた。

FF12

ミリアム遺跡の秘する神の御所に封印されている隠し召喚獣。
ゼロムスとの戦闘時は、このエリアは魔法封印の異常空間に包まれる。
さらにこのエリアはダークロードが計40体ほど湧き出てくる。

  • キュクレインと双璧をなす陰湿さだな。

ゼロムスはグラビデ貫通グラビガ、ダークロードは薬の知識&赤い牙青い牙白い牙
割合ダメージの攻撃がとても豊富で、回復魔法が使えない中でのバブルチェーンは逆効果となる。
デコイも使えなくなるが、算術針千本ヘイトを稼げばタゲを固定できる。
盾役にマインゴーシュを持たせ、散開して割合ダメージ攻撃の被害を抑えれば回復にも余裕ができる。
大灯台直前のレダスがいる状態なら、特に苦戦することもなく倒せるだろう。

  • どうせ魔法は使えないので
    開幕にミストナック→周りに出てくるダークロードを倒してMPを溜める→ミストナック→MPを溜める→ミストナック→…の流れで多大なダメージを与えられる。
    10~15連携を10発ほど叩き込めば倒せるだろう。
  • アイテムを使いたくない場合は吸収の可能な武器によるパーティーアタックがお奨め。

戦えるようになるのは物語中盤のジャッジ・ベルガ撃破後からと結構早い。
尤もこの時点で買える装備では取り巻きのダークロードにすら歯が立たない。
せめて帝都まで進め、盾役にプラチナアーマー、回復用にエクスポほろろの根付くらいは欲しい。
ガリフ前プレイ等で強力装備を揃えているならベルガ撃破直後でも渡り合える。
或いはモブハントをこまめにこなして居るならダークロードへ万能薬ニホパラオア、ゼロムスの攻撃は盾とマインゴーシュと散会で凌ぐ、といった所だろうか。


召喚獣としてのゼロムスはこちらを参照。

FF14

詳細はこちら→ゼロムス


ゴルベーザゾディアークの残滓である闇のエーテルと黒竜から生み出した「世界の壁を破る大妖異」。
その名は第十三世界の伝説の英雄の名から採られているらしい。
黒竜アジュダヤの望郷の念により強大な力を原初世界へ至るために使おうとする。
初登場のカットシーンではFF4の第一形態を思わせる青黒いオーラ流の中から、巨大な両手と顔だけを覗かせている。


討滅戦は第二形態のエイリアンの如き姿で行われる。ちなみにドロップする武器各種もこちらがモチーフ。
巨体がフィールド前方に鎮座する動かないタイプの敵となっている。
攻撃は闇属性を意識したオリジナルの物に加え、FF4と同名ないしは類似名称のものが使用されている。
同名のものはビッグバーンブラックホール、フレア。
類似名称にはヴィセラルワールやヴォイド・メテオ、メテオインパクトなど。
そのほかダークマタービッグクランチも使用する。

TFFCC

大モンスターとしてBMSに登場。
エンディングではナイツオブラウンドと対峙し威嚇するも、アルティメットエンドを受けて倒されてしまった。

TFBL

FF4のモンスターとして登場。
トードトード状態にしてくる。

PFFNE

FF12のものがAREA27-9の5戦目に1体登場する。
またFF4のものがAREA29-3の3戦目に1体登場する。

関連項目