FF5
レベル42、HP2000、MP200。種族:人。
攻撃力65、物理倍率8、素早さ25、魔力0。
防御力10、回避力0、魔法防御5、魔法回避10。
吸収属性:なし。無効化属性:地。弱点属性:なし。カテゴリ弱点:遠距離。
状態変化:蛙・小人以外全て有効。
行動:
通常時
- 1ターン:全体ファイラ/つきのふえ/全体エアロ
2ターン:たたかう/クリティカル/たたかう
あやつる:たたかう/月の笛/はりせんぼん/ちいさなメロディ。はなつ:タイムスリップ。
通常盗み:シルクのローブ/レア盗み:デスシックル。ドロップ:光のローブ(6.25%)
EXP:1200。ギル:459。
得意技>クリティカル(1.5倍)
ボス系耐性持ち。
第三世界でバル城、ビッグブリッジ、クレセントなどの周辺に登場する、三日月に乗った女性魔道士。トラベラーの色違い。
第三世界で蜃気楼の町を拠点にしていると、周辺でよく遭遇する。
パーティー全体に「エアロ」「ファイラ」を唱えるが、威力はあまり高くない。
他にも「月の笛」を使ってくるが、ミュカレ自身がそんなにHPは高くないので
バーサク状態で攻撃すればすぐ倒せる。
- 全く強くない割には、そこそこの経験値とABPを入手できるので得。非力系のジョブでもかくとう+素手で十分に倒せるので、ジョブレベルアップに利用できる。
たまにデスシックルが盗めるほか、光のローブを落とすことがある。 - チキンナイフ入手後にエンカウントできる月の笛使いのため、SFC版のバーサクゲーム進行不可バグに意図せず遭遇した人は多いかと思われる。
エアロ・月の笛の他にも「針千本」「小さなメロディ」をラーニングできる(要:操る)。
彼女自身は妙に気になるあのニヤッと笑った「三日月」に乗っかって浮いているので、
大地のベル&ハンマーの地震などの地属性技は効果がない。
人間系なのでマンイーターが効果的。
しかし、それ以上の特徴は「ボス系耐性」持ちであること。
即死耐性が無く、デスや調合デスポーションは効くのだが、
「死の宣告」は青魔法版・アビリティ版共にまったく効果無し。
- そのため、遭遇頻度が高く、面倒くさいので一掃しようとオーディンを召喚しても斬鉄剣が絶対に発動しない。
女性型モンスターの中では珍しく(?)セクシーな衣装ではないが、下位種のトラベラー同様意外にもかなりの巨乳。
ゆったりめのローブをしっかりと押し上げて存在感を誇示している。
- ドット絵で記号的に魔女だとわかりやすくするためと思われる。
- 通常盗みがシルクのローブでドロップが光のローブってのは彼女から剥いでいるのだろうか?
隠れ巨乳が白日の下に…。
ギリシャ神話の「月食を引き起こした魔女(=月食を予測した女性天文学者)」の名がアグラオニケ、もしくはアガニケ。
そのアグラオニケの伝承を元に「地獄の辞典」で描かれ、オカルト方面で有名になったのが三角帽子の魔女ミュカレ。
月食を引き起こしたというエピソードから、FF5のミュカレも月に乗っているのだと思われる。
- スクウェアの『ルドラの秘宝』では魔法も操る女戦士型の敵だった。
- 古代ギリシャ時代に起こった「ミュカレの戦い」も有名。
古代ギリシャ時代においてミュカレはイオニア系ポリス(都市国家)のための祭礼「パン・イオニオン」が行われる地であった。
魔法使いに関わりやすいのはその辺の経緯があるのかもしれない。