乗り物/【試製強襲型飛空艇【セッツァー】】

Last-modified: 2018-10-16 (火) 18:09:39

→キャラクター/【セッツァー・ギャッビアーニ】
→キャラクター/【セッツァー】(FFT)

FF零式

FF零式に登場する飛空艇。
ミリテス皇国領南端、滅びしヴァイルの地の古代遺跡、サイレントヤードに眠る古代の飛空艇。

発掘後の調査によると、発見された航海日誌などから、艦長の名前は【セッツァー】、建造時期は1000年以上昔であり、魔導院創設以前に建造されたことが判明した。
飛空艇としての能力は、朱雀軍の一般的なそれの10倍の出力を持ち、強力な武装を有していることから、瞬く間に朱雀最強の飛空艇となったが、発見したのが軍ではなく候補生だったということから、所属は魔導院となり、艦名も艦長の名を取って【セッツァー】と命名され、現在は候補生が運用している。

建造技術は朱雀のものとも皇国のものとも異なるものであり、朱雀の知識では解明されていない。
飛空艇に残されていた情報によると、かつてこの艦を建造したのは「連邦」という国家であり、
「共和国」とのオリエンスの支配をめぐる戦争に使用されていたらしい。

試製強襲型飛空艇【セッツァー】
要目
　全長219.7m、全幅37.3m、排水量11.734t
武装
　魔導キャノン1基
　三連魔導ミサイル　4門
最大速度　時速874km
巡航速度　時速515km

1000年以上前の産物であるが、朱雀の技術で補修されている。
というのも、300年前にこの飛空艇を修繕・改造した朱雀のルシ「サトリ」がいたから。

  • このルシにとって、後の世代にこの飛空艇が使用できるように用意しておくことが使命だったらしい。
    その為か、使命を果たしクリスタル化したルシの証である輝石が飛空艇内に落ちている。
  • 2周目以降にここに来た時には、ラストエリクサーが床に放置された状態になっている…
  • 本来のデザインは13の飛空艇と似たような有機的な曲線を多用した姿になっていたらしい。
    ただし、艤装が取り付けられて零式世界にマッチするデザインに改造されている。

最初に取りにいけるのは第七章の演習「捕虜救出作戦」クリア後。
実戦演習をこなしていけば七章の前半でも入手可能。
道中にはシンボルモンスターのキングベヒーモスが、内部には鉄巨人とウルフラマイターが待ち構えている。

  • 「捕虜救出作戦」は他の実践演習に比べて作戦レベルが低く、内容も短いので1周目でも無理なくクリア出来るように調整されている。

飛空艇に乗り込むと、ワールドマップを高速で移動することができるようになる。
その際、ワールドマップの上空には敵がうようよいるのだが、飛空艇の装備で攻撃して倒すことで僅かながらギルを入手できる。
ちょっとしたシューティングゲームのような感じ。

  • 敵の攻撃に当たっても被害は出ないが、攻撃を回避しつつ連続で撃墜していくと
    上部左にある倍率ゲージが溜まっていき、ギル獲得量の倍率を上昇させることができる。
    倍率は最大256倍まで上がり、一匹撃墜する度に結構なギルを得られるようになる。
    場所を選んで撃破数を稼いでいけば、10分で10万ギル位は軽く稼げる。
    ただ、攻撃を受けるか連続撃破に間が空いてしまうとレートが元に戻ってしまうので注意。
  • 個人的にはFF8やFF9のカードと並んで中毒性が高かった。
    こちらにデメリットもなく気軽に遊べる単純作業ゲーなので、結構楽しめてしまう。
  • 「朱雀の闇金」と呼称される、朱雀の闇を使ったギル大量稼ぎの裏技バグが存在する。

入手時期は七章からと、例によって手に入るのが遅いが（七章の次は最終章に入る）、
一度手に入れていればなんと、引継ぎした次周の初めから使用することが可能となる。
ただし着陸できるのは朱雀領か、どこの国にも属していない土地だけ。
（インスマ海岸・ベリト砂漠・北の峡谷・滅びしヴァイルの地）
また、王都マハマユリでは細長い道ゆえに着地はできないが乗る事は可能になっている。
序盤から秘境探索したり、ギル稼ぎなどに役立つだろう。
朱雀の闇討伐やアギトの塔への到来にも欠かせない。

  • 徒歩だと遅い上にエンカウントが発生するし、チョコボは利用するたびに消費しなければならないため、ノーコストで素早く移動できる飛空艇は大変便利。
    そのため手に入れた周以降は、少しの移動にも飛空艇を利用しがちになる。
    これは近くの店に行くのに、楽だからという理由でわざわざ車を使用する感覚に似ている気がする。

竜の火炎弾や敵機の砲撃を完全ガードするバリアーと、連射性・追尾性共に高性能の魔導砲、
ブーストをかけて突進・撃墜することも可能な推進力・装甲を持つ。
魔導船やラグナロクとどちらが強力だろうか。

ブーストをかけたまま（△ボタン押しっぱなし）着陸できるエリアで×ボタン押し、△ボタンをはなす。
「降りますか？」と表示されるので「いいえ」を選択、または×ボタンでキャンセルすると常時ブーストがかかった状態になる。
また、速度も維持されるため、最大速度が出るブースト直後にこれを実行するとかなりの速さで飛び回ることができる。
再度△ボタンを押すことで解除できる。

FFの飛空艇で唯一、プレイヤーの任意で取得する。
ストーリー攻略だけなら無くても問題ない。ムービーにも登場せず。

ここまで書かれてないが、フィールドで◯△で搭乗できる。チョコボ搭乗と違い時間が止まるのでシンボルモンスターから逃げるのに有効。
魔導院の飛空艇発着場から直接乗り込むことも出来る。
目の前でスルーされる定期便の受付の人の心境はいかに。

個人的には物凄く操縦しづらいのだが…同意見の人いないのかな。