FF1
北の大陸にある海辺の町。
辿り着くには飛空艇が必要だが、着地できる平地が町から離れた場所にしかないので、いくらか歩かねばならない。
この町の東にはタルの潜水艦が停泊しており、「空気の水」があれば海底神殿へ行くことができる。
町の南口にはドラゴンが一匹うろついており、話を聞くと試練の城へ行く途中なのだと教えてくれる。
- 水のクリスタルの輝きを取り戻しても、町の人々のセリフは変化せず。
- GBA版以降では潜水艦の上にいる老人のセリフが変化する(GBA版以前のFF1は未プレイなので不明)。
人魚が居るということを教えてもらえ、ここの踊り子が足発言をする。
あと滝の方に何かが落ちるのを見たという噂も聞ける。
ほうきと共にマトーヤっぽい魔法使いがいる。あのほうきは誰でも作れるものなのか?
この町に住む魔女は「あんたの足は自分のものかい?」と言う。
この魔女と、足をもらって喜んでいる踊り子、水の泡になって消えてしまう海底神殿の人魚・・・これらはアンデルセンの童話「人魚姫」の世界を表現しようとしたものであろう。
個人的にはFF1のこうした童話じみた世界観が好きなのだが、シリーズを重ねるごとに対象年齢が徐々に上がって行ったのか、こういう路線は見られなくなってしまった。
- 踊り子は童話の人魚姫と違って、いたって普通に喋っている。しかしストーリーに絡むわけでもなく、存在意義がいまいちわからない。
海辺の町と言っても近くに港はなく、結果として飛空艇でしか辿りつけないため世界南部との交流も途絶えている。
かつては海底神殿と共に港もあったのだろうが、クラーケンに沈められその後200年経っても復興しなかったことが窺えるが。
武器屋と防具屋が無い。FC版では武器は武器屋でしか売れず、防具は防具屋でしか売れないので、海底神殿で入手したアイテムを売却できないのが不便。
リメイク版ではどの店でもあらゆるアイテムを売れる上に、装備品も無制限に所持できるので問題にはならないのだが。
DDFF
テレポストーンの所在場所として名前だけ登場。
「混沌の大陸」にある場所なので、ここまで来れば終着地まであと一歩である。
またレポート中にも登場する。