FFT
FFTに登場する銃の1種。
通常の弾丸ではなく魔法を込めた弾丸を発射し、攻撃対象に攻撃魔法が発動する。
なお、魔法はガ系までがランダムで発動し、魔法ATは影響しない。
しかしながら装備による属性強化やアビリティ「魔法攻撃力UP」は有効なようだ。
- 魔法銃のダメージは
銃の攻撃力×(14or18[ラ系]or24[ガ系])×faith/100×敵faith/100
と言う計算式。装備者のフェイスを上げておけばフェイスの高い敵に対して特に大きな効果を発揮する。
魔法士系統の敵に対して有効だが、反面バルク戦ではフェイスの高い味方に注意を払うべき。 - 計算式でもわかるように、よほど味方と相手のfaithが低くない限り他の物理銃よりも大きな威力を出すことができることが多い。
逆に魔法反対のfaith3プレイや、鉄巨人相手では完全にお荷物。
プレイスタイルによって使い勝手が大きく異なる。 - 見ればわかるがすべて属性付きなので効かない相手にはまあ効かない。
それほど気にする必要はないだろうが、ボム系が出てきそうなところではグレイシャルガンの装備を控えるなど、多少の準備は必要となる(常識以前の話ではあるが)。 - Faithが直接的にダメージに関わり、魔法でもやはり銃ということか固定ダメージである都合上、高HP(特に上位モンスターなど)かつ低Faithの敵は少し苦手。
LV90近くであったり、ディープダンジョン深層やスペシャルバトルでは決定力不足が少し目立ちやすい環境になってくる。最終盤だからと言えばそこまでだが。
機工師ベスロディオの息子であるムスタディオも「かつては魔法を発射する銃もあったらしい」と言っており実物を見たことはないようだ。
事実かなりのレアアイテムで、入手手段はバルクや極一部のアイテム士から盗むか、ディープダンジョンで掘り出すしかない。
ブリザド系の「ブレイズガン」とファイア系の「グレイシャルガン」、サンダー系の「ブラストガン」の3種がある。
- イベント戦ではベッド砂漠のバルクが初で、失われた聖域のアイテム士と二度目のバルクから、ゴルランドの炭坑地下2階のアイテム士からブレイスガンが盗める。
ゴルランド・バルク戦(砂漠編)はいいとして、二度目のバルク戦は後戻りできないのでほぼ無意味である。- ベッド砂漠では奴からブレイズガンを奪えば、大幅な戦力アップが見込まれるので最重要ミッションともいえる。何としてでも頂こう。(攻略本二冊とも言われている)
- ゲルミナス山岳のスペシャルバトルでは銃軍団が出現するが、そのときは魔法銃を装備した敵が登場する可能性がある。
blaze…炎・火炎、glacial…氷河の・氷の
っつう言葉の意味からすると、ブレイズガンとグレイシャルガンの属性設定はおかしいんだよな。
設定ミスなのかね?
- FF4(と以降の殆どの作品)では「ブレイズ」は氷属性だから。
寧ろスタッフが空気を読んでくれての設定だと思う。 - ブレイズ(に強い)ガン
グレイシャル(に強い)ガン
白魔道士の様な回復主体のジョブや時魔道士、陰陽士の様な補助を主体とするジョブに装備させると(効果範囲と属性は限られるが)長射程で即時発動するお手軽黒魔法が出来るのが面白い。
ただし、それはサポートアビリティの枠を犠牲にするという事でもある。
サポートアビリティには、ショートチャージや魔法攻撃力UPなど優秀なものが多いのでよく考えてからやってみよう。
なお、実際のゲーム中に「魔法銃」というカテゴリは登場しない。
銃の中で通常のものと計算式が異なるものが便宜上そう呼ばれているだけで、ゲーム的には飽くまで「銃」の一種である。
FF5でベルが武器ごとに参照ステータスが異なっていたのと同じようなもの、と考えればよい。
(そちらよりもわかりやすい違いではあるが)
その銃の属性を吸収する装備をしておく事によって、長射程・即時発動・必中・無消費によるHP回復。
なんて芸当もできる。
- 発射された弾は直線的に飛び、効果は単体のみである。
- 回復を受ける側は銃による攻撃を回避出来るアビリティをセットしない。
- 回復量は実行前に表示される数値より変動する(上がることは有っても下がることはないが)。
- ブレイズガン、グレイシャルガン限定である。
以上が条件及び注意点だろうか。
余談
TAの銃使いのアビリティが魔法を銃撃するものなので、あると言えば存在する。
とは言え威力が上がるようなランダム要素はない。
ドクター・シドの必殺技S27式魔砲とS85式炸裂魔砲が魔法銃。
ダメージ式が一般的な魔法攻撃と全く同じで、プロテスではなくシェルでダメージを軽減可能。