裏技・バグ/【△ボタン連打】

Last-modified: 2021-04-19 (月) 22:08:00

FF8

リミットゲージやオーバードライブゲージが存在しないFF8では、
特殊技の発動条件がピンチな時だけなので、△ボタン連打で行動順スキップを繰り返し、
ほぼ任意で特殊技が使える状態にもっていくというテクニックが使える。
これで、特殊技を連発して力押しで乗り切ったプレイヤーは多いんじゃないかな…多分。

  • 特殊技が選択できる時は効果音が異なり、△ボタンもしばらく反応しないため、勢い余って飛ばしてしまうということは少ない。
    • FF8は行動順スキップの間が速いのでその点も含めてかなり仕様に近い技と言える。

このテクニックに気付くだけで、他の大半のコマンドアビリティの存在価値が激減する。
逆に言うと、特殊技目的の行動順スキップを封印することで、あんこくまほうST攻撃J付きの通常攻撃などの搦め手が意味を持ち、
特殊技のために瀕死からさらにHPを削るかの判断もシビアになって、△連打→特殊技一辺倒だった時とは一味違った戦闘が楽しめる。
特殊技連発の爽快感に飽きたら、こういったプレイをしてみるのも一興だろう。
何気に多様なプレイスタイルに対応しているのが、FF8のシステムの魅力のひとつである。

  • 慣れたプレイヤーはかえって敬遠する人も多い。技術や戦略うんぬんというよりも
    △連打の特殊技連発プレイは単純に時間がかかってしまうからである。
    • オーバーキルで演出時間の長い特殊技より、早さを高めての暗黒連発などの方が
      短時間で効率よく戦果を挙げられる場合が多い。

しかしてその実態は、いわゆる乱数調整の一種。
FF8は△ボタンを1回押すと、戦闘用乱数の参照位置(ポインター)が一つずれる。
特殊技の発生判定はこの乱数を参照するので、結果(ピンチ度が十分高ければ)△ボタンを連打しさえすれば、
いつかは特殊技を発生させられるのだ。
ちなみにそもそもの乱数パターン自体が非常に小さい(取得元の乱数表もポインターも一つしかない)ので、
このゲームでは簡単に乱数が一巡する仕様になっている。
そのうえでこの△ボタン連打を使用すれば、
アイテムドロップやアンジェロの発動、敵の行動制御、果てはジ・エンドの任意発動まで、(理論的には)思いのままである。


この技はワールドマップやダンジョン内でも使用可能。
メニュー開け後からエンカ判定までは少しの時間があるため、
行きたい方角にスティックを倒しつつ、△と×ボタン連打でエンカウントを回避可能。