FF9
永遠の闇戦で流れる。絶望の丘で流れる陰鬱なメロディーと、
永遠の闇に倒された死者のうめき声が木霊する中、
突如アップテンポな曲へと変わる。
サントラ内ではこの二つの曲は結合されている。
曲としては中々白熱したものだが、永遠の闇の突拍子な出現と、直前の戦闘の「破滅への使者」のインパクトもあり、地味な存在となってしまっている。
- あの声って永遠の闇に倒された死者のうめき声だったのか…。
でもそれってどうやって知ったのかを教えてほしいです。 - あそこは「絶望」の丘だから、嘆き叫ぶ声とか、そんな負のエネルギーが木霊してるんじゃないか?
と勝手に自分で解釈していたのだが… - 前半部分は「地獄の音を採ってきて」というリクエストに応えたものらしい。
- 永遠の闇との戦闘が始まると前半部(うめき声の部分)のループが無くなり、前半部の演奏が終わり次第後半部に切り替わるようになる。
そのため、永遠の闇との戦闘に入るタイミングによってはしばらくうめき声をバックに戦うことになる。 - 最初のうちは「こんな陰鬱な曲でラスボスか……」と思ったのは俺だけ?
実際に採譜をしてみるとすぐにわかるが、
この曲は同時発音数が非常に少ないのが特徴。
おそらく最大でテンポ速くなった直後の9和音。
平均すると常時鳴っているのはせいぜい6和音くらい。なんとSFC並。
使おうと思えば32和音まで使えるPSで、である。
PSで、これだけの和音数に抑え、かつここまで重厚な曲を作って見せたところに
ノビヨ師匠の並々ならぬ拘りを感じる。これも「原点回帰」の一つと言えよう。
- 和音数までは意識したことはなかったけど、どことなくFF3か4っぽい匂いがするメロディだとは思ってた。やっぱり「原点回帰」だけに狙ってやってるんだろうなあと。
海外では曲名はGrand Cross。
【視聴覚室】
前半は絶望の丘とマッチし後半は別次元の永遠の闇との戦いにマッチした名曲
ディシディアでの不参戦が悔やまれるさ
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。
DDFF
アレンジされて登場。
アレンジに際してイントロ部分はカットされている。
- 前作のアレンジ曲である『最後の死闘』と同じブレイクビーツのパターンを使用している。
DFFAC
戦闘曲の1つとして登場。
上記のアレンジ版の他、原曲版も選択できる。
どちらもプレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。
TFF
FFIXのラスボスBGM。不気味なオルガンの旋律と苦しみのうめき声…。 絶望や怨念が胸に迫るイントロから、一気にメインへと盛り上がる!(DL画面より)
2012年6月27日からBMSとして配信されている。
- 背景が絶望の丘になっている。
TFFCC
原曲が収録されており、BMSとしてプレイできる。
- TFFCCでは基本的に1~2ループで曲が流れるが、イントロと後半でのラストのうめき声がカットされており、珍しく1ループすらしない曲になっている。
- 流石に現在のCEROレーティングにソレが混ざったらさらに上がる可能性があったのかもしれない。
- サントラCDで確認した限り、FF10以降の楽曲を中心に1ループ未満の曲はそこそこある。よって、単純に容量の都合だと思われる。