アトルガンの秘宝/黄金の騎士

Last-modified: 2017-07-20 (木) 01:47:04

・黄金の騎士

進行内容
 後輩社員のライファルを
 傭兵としての正しき道に
 連れ戻さなければならない。


  1. アトルガン白門・サラヒム・センチネルのNaja Salaheemに話しかける。
     
    Naja Salaheem : おや?
     [Your Name]じゃないか。どうだい?
     仕事には慣れてきたかい?
    Naja Salaheem : あたいね、
     今日はとっても気分がいいんだよ。
    Naja Salaheem : ちょうどあんたが
     入社した頃を境にして、少しずつだけど
     うちの収益が上向き始めてることに気づいたのさ。
    Naja Salaheem : あんたが、運とやらを
     運んできたのかもしれないネェ。
    Naja Salaheem : 今日は、他にも
     何か良いことが起きる予感……
    ??? : 戻ったぞっ!
    (黄金の鎧を身にまとったエルヴァーン登場)
    Naja Salaheem : ハァァ……
     アイツだよ……。
    Naja Salaheem : おやおや、遅かったネェ。
    Naja Salaheem : こんなに時間かかったんだ。
     わざわざ不滅隊の監視哨、ぜ~んぶに
     不滅隊への差し入れを届けてくれたんだろうね?
    ??? : むうっ!
    Naja Salaheem : よもや前みたいに迷子になったり
     不滅隊への差し入れを盗られたりなんて、
     してないだろうネェ。
    Naja Salaheem : 元サンドリア神殿騎士の……
    Raillefal : ライファル(Raillefal)だ!
    Naja Salaheem : ああ、そうだったネェ。
    Naja Salaheem : どうも、異国の名は
     覚えにくくていけないよ。
    Naja Salaheem : ねぇ、騎士サマ。
     あたいが、またうっかり忘れないよう、
     この紙にしっかりと名前を書いとくれよ。
    Raillefal : ん? あぁ……
     仕方ない。貸してみろ!
      
    Naja Salaheem : ふむふむ……
     なんだい、この字は? 読みにくいったら!
     R・a・i・l・l・e・f・a・nと……ん?
     ……ライファン?
    Raillefal : むっ!
     ……最後は「l」だ。
    Naja Salaheem : やれやれ、
     どこまでも、冗談の好きな騎士サマだネェ。
     自分の名前を間違ってみせるなんて……。
    Naja Salaheem : まっ、いいさ!
     大した問題じゃないよ。これで、あんたも
     ようやく我が「サラヒム・センチネル」の
     社員になれたんだものネェ。
    Naja Salaheem : さてと……
     ライファル二等傭兵。あたいの下で
     働くからには、それ相応の覚悟をしてもらうよ!
    Raillefal : なにっ? 二等……
    Naja Salaheem : [Your Name]!
     ぼけっと突っ立ってんじゃないよ。
     あんた、先輩なんだ。この騎士サマに、
     傭兵根性ってやつを叩っこんでやんな!
    Naja Salaheem : さてと、これで良し♪
    Naja Salaheem : ライファル。
    Naja Salaheem : ライファル二等傭兵!
    Raillefal : ……なんだと?
    Raillefal : その不遜な呼び方、聞き捨てならん!
    Naja Salaheem : な~に、また寝ぼけたこと
     言ってんだい!? どこぞの国の
     王子サマでもあるまいし。
    Raillefal : !?
    Naja Salaheem : いいかい? 教えたげるから
     耳かっぽじってよ~く聞きな……。
    Naja Salaheem : ここは、あたいのシマ。
     あんたらは、あたいのステゴマ。
    Naja Salaheem : 代わりなんざ、
     いくらでもいるんだよっ!
    Raillefal : ……もう、我慢ならんっ!
    Raillefal : おい、冒険者よ。
     この者の態度、不愉快ではないのか?
     これでは、まるで王のようではないかっ!?
    Naja Salaheem : ハァ~ッ……
     あんた、傭兵の分ってモンが
     ちぃ~っとも、わかってないようだネェ……。
    Naja Salaheem : 傭兵はねぇ、泥水すすって
     てめえのタマ張って、なんぼの世界だっ!
    Naja Salaheem : そんな風に、こまっかいことを
     うだうだ言ってるようじゃ、うまいシノギにゃ
     一生ありつけやしないんだよっ!
    Naja Salaheem : [Your Name]!
     さっさと、このボケ冒険者を公務代理店に
     連れてって、きっつ~い作戦に送ってやんなっ!
    Raillefal : 断わるっ!
     そのようなことに、付き人など不要だ。
    Raillefal : 先約もあるしな。
     またの機会にさせていただこう!
    (立ち去るライファル、退避するアブクーバ)
    Naja Salaheem : …………。
    Naja Salaheem : ったく!
     あの、でくのぼうっ!
     せっかくのいい気分を台なしにしやがって!
    Naja Salaheem : [Your Name]っ!
     居合わせた、おのれの不運を呪うがいい。
    Naja Salaheem : さっさと
     あのバカを追いかけるんだよっ!!
     
  2. アトルガン白門(J-11)のCacaroonに話しかける。
     
    Cacaroon : じょほうやカカルン!
     ここ、じょほう、やすーい、ね?
     ふくろ、いぱーい! じょほう、いっぱーい!
    Cacaroon : おきゃくさ、なんか、さがしてるの?
     じょほう、もてるもてる?
    Cacaroon : ほうほうほうほう!
    Cacaroon : ようへいなあなた、
     キンピカよろいなエルパーン、さがしとるのね?
     
    ※ヴァナ・ディールの星唄と同時進行の場合。
    Cacaroon : ようへいなあなた、
     モヤモヤかめんのヘンタイと……
     キンピカよろいなエルパーン、さがしとるのね?
    Cacaroon : モヤモヤかめん、
     そちのほう、しらないね!
    Cacaroon : えとね、えとね、
     キンピカよろいなエルパーン……
     
    (通路を歩いているライファル)
    Cacaroon : !!!
    Cacaroon : ……あー、
     そねならね、カカルン、みたよーな……
     みなかたよーな……。
    Cacaroon : んとね、じょほうやカカルン
     チャリチャリなおと、すきよ?
     チャリチャリのおと、ようへいなあなた、
     もてるもてる?
     
    アトルガン青銅貨を持っていますか?
     はい
     いいえ
     
    「はい」
    Cacaroon : ウレシねー!
     トレート! じょほうやカカルンに、
     トーレト! ね?
    Cacaroon : じょほう、やすーい!
     ようへいなあなた、チャリチャリのおと、
     いっちマイね? わかる?
     
    「いいえ」
    Cacaroon : そーね? じょほうやカカルン、
     べつの、チャリチャリなおとも、すきよ?
     
    1000ギル、持ってますか?
     はい
     いいえ
     
    「はい」
    Cacaroon : ウレシねー!
     トレート! じょほうやカカルンに、
     トーレト! ね?
    Cacaroon : じょほう、やすーい!
     ようへいなあなた、チャリチャリのおと、
     1000ぎるね? わかる?
     
    「いいえ」
    Cacaroon : そーね? じょほうやカカルン、
     チャリチャリなおとなければ、じょほう、ちょぴり。
     おきゃくさ、またくるとよいね。
     
    Cacaroon : んとね、じょほうやカカルン
     チャリチャリなおと、すきよ?
     チャリチャリのおと、ようへいなあなた、
     もてるもてる?
     
  3. アトルガン青銅貨もしくは1000ギルをChacaroonにトレード。
     
    Cacaroon : おー。すばらしのおとね……。
     じょほうやカカルン、すばらしのじょほう、
     ようへいなあなたに、さしあげるね!
    Cacaroon : ……アレにございおす?
    Raillefal : ん?
    Raillefal : ……先刻、
     「サラヒム・センチネル」で会った
     冒険者ではないか。
    Raillefal : まさか、あの小賢しい娘の
     命令で、私を呼びに来たのではないだろうな?
    Raillefal : それとも、お前も
     なにか情報を探しているのか?
    Raillefal : まあ、どちらでもよいがな。
    Raillefal : 同じ中の国から来た、お前なら
     気づいているだろう。この街……
     どうも臭うとは思わんか……?
    Raillefal : やたら熱心な傭兵募集。
     オークよりも血に飢えた獣人ども。
     国力のわりに明らかに少ない正規兵……
    Raillefal : 調べれば調べるほど、
     不可思議なことが次々と出てくるのだ。
     いったい、この国は今……
    Cacaroon : フカ・シギ?
     ……フカシ・ギ? ……フシ・ギ?
    Cacaroon : お!
    Cacaroon : ふしぎふしぎふしぎ!
     カカルンしってるーよ。
    Raillefal : ぬ? 申せ!
    Cacaroon : ……キンピカなエルパーン、
     おとろしーの。カカルン、ちょっとショック……。
    Cacaroon : ま、いーよ?
     だれも、みんな、してること。
     でもこれ、じょほうやカカルンのサービスよ。
     わすれれないね?
    Cacaroon : んとね、
     あるぜびのふしぎ、「マテキ」ゆーの。
     ここにくる、みんな、だれも、しりたがるね。
    Raillefal : 「魔笛」だと?
    Cacaroon : そーよ。マテキゆーの。
     あるぜびのふしぎ、マテキ、
     きっとしらのいのね?
    Cacaroon : ようへいのあなた?
     きんぴかエルパーンもようへい? きっと
     あるぜび、はじめて、きたばかりね?
    Raillefal : 魔笛か……
     傭兵になりたいとかいう、
     あやつも申しておったな……
    Cacaroon : えとね、んとね、
     マテキ? ぐるぐるぐるぐる、きれいよ。
    Raillefal : ふむ……。
     調べる価値はありそうだ……
    Cacaroon : キンピカピカなエルパーン!
     わすれれない、ねー!
    Cacaroon : じょほうやカカルンの
     じょほう、しったのねー! つぎのじょほう!
     チャリチャリのおと、きっとよー!
    Cacaroon : ピカピカピカピカッ、ね!
    Cacaroon : びっくらしたのね。
     キンペカペカペカなエルパーンこと、
     カカルン、ずっとわすれれない。
    Cacaroon : わすれれないエルパーン、
     また、じょほうやカカルンとこくるのね。
     そのときは、きっとチャリチャリのおと、はらうね。
     
    Cacaroon : わすれれないエルパーン、
     また、じょほうやカカルンとこくるのね。
     そのときは、きっとチャリチャリのおと、はらうね。
    Cacaroon : ピカピカピカピカッ、ね!
    Cacaroon : びっくらしたのね。
     キンペカペカペカなエルパーンこと、
     カカルン、ずっとわすれれない。
     
  4. アトルガン白門・ワラーラ寺院でイベント。
     
    Nadeey : ようこそ、ワラーラ哲学の殿堂へ。
     当寺は理を探究する者に、
     常に門戸を開いております。
    Nadeey : しかし、
     傭兵の方が見えられるのは珍しい。
     いったい、どのようなご用件でしょうか?
    Nadeey : なんですと!?
     封魔堂(Hall of Binding)の
     魔笛の拝観許可を得たいとは……。
    Nadeey : 理を学ばんとする貴方の
     探究心は尊い……適うならば、拙僧も
     御助力しとうございます。
    Nadeey : ……しかし、残念ながら
     学僧以外の封魔堂への立ち入りは、
     五蛇将により固く禁じられており……
    Nadeey : たとえ、
     偉大なる聖皇さまといえども、
     その禁を侵すことは許されないのです。
    Nadeey : ……御理解ください。
    Raillefal : 御託は聞き飽きたぞ!
    Nadeey : これはこれは……
    Nadeey : 西国の王……いえ、騎士さま。
    Raillefal : むうっ、元騎士だっ!
     故あって騎士を辞め、今は寄辺なき
     傭兵にすぎん……。
    Raillefal : そんなことより、
     貴僧に尋ねたいことがある。
    Nadeey : 拙僧に、お答えできることでしたら
     何なりと……。
    Raillefal : フッ。
    Raillefal : 貴僧らの信奉する
     ワラーラ哲学においては、
     「万物は無より出で、無に溶ける」ということが、
     世界の根本原理とされているな?
    Nadeey : はい、然様でございます。
    Raillefal : では、いずれは無に溶けるものならば、
     その時を、早めてもよいものだろうか?
    Nadeey : ……ライファル殿。
     それは、違いましょうぞ。
    Nadeey : 開祖ワラーラさまが
     説かれているのは、何人も何物をも逃れられぬ
     定めの原理についてのこと。
    Raillefal : ならば、聞きたい……。
    Raillefal : 魔笛とやらは、
     その定めを、乱すものではないのか?
    Nadeey : !?
    Raillefal : ……よいか?
     私が傭兵として来たのは、ここで起きている
     争いを鎮め、当地に平和をもたらさんがため。
    Raillefal : だが、その争いの
     直接の原因となっているのは、貴僧らが
     後生大事に守っている魔笛にある。
    Raillefal : しかも、皇都にある
     アレが本当はいかなる代物であるのか……。
    Nadeey : …………。
    Raillefal : ほとんどの住民が
     何も知らぬとは、どういうことだっ!?
    Nadeey : 貴方の疑問は
     ごもっともでございます……。
    Nadeey : されど拙僧とて、
     魔笛がもたらす力の源が何であるのか、
     よくは存ぜぬのです。
    Raillefal : まだ、はぐらかすか?
    Raillefal : もう、よい。
     だが、これだけは言っておこう。
    Raillefal : このままではいずれ、ここは
     いま以上の災禍に、巻き込まれるだろう。
    Raillefal : このライファル、
     それを黙って見過ごしたりはせぬぞ。
    Nadeey : ……ときおり、
     あのような異教の方が来られて、
     拙僧に問答を申し込まれます。
    Nadeey : されど、ワラーラさまの教えを
     ひと時で伝えるのは、難しきこと……。
    Nadeey : 拙僧の未熟を、
     思い知らされる日々でございます。
    Nadeey : つい先日も
     「ヤグードの僧」と名乗る
     西国の方が当寺に来られまして……
    Nadeey : 騎士さまとは違い
     穏やかな物腰ではございましたが、
     同じような質問をされてゆかれました……。
    Nadeey : 目的はどうあれ、ワラーラさまの教理に
     興味をもたれ教えを請われる方は、
     当寺では、いつでも大歓迎でございます。
    Nadeey : かつて
     開祖ワラーラさまは、こう申されました。
    Nadeey : 「私はすべての
     事象を知り、理を説く者ではない。
     みなよ。大いに悩み、討議しようではないか。
    Nadeey : その過程こそ、
     理の探求への近道となるだろう。」と……。
    Nadeey : はるばる
     異国の都まで来られたのです。貴方も
     多くの方と語り合われてはいかがでしょうか?
    Nadeey : きっと、
     貴方の心の糧となることでしょう。
    Nadeey : そういえば昨今、
     「茶屋シャララト(Shararat Teahouse)」は
     異国の名士が集う憩いの場として、
     賑わっていると耳にしました。
    Nadeey : 一度、貴方も
     行かれてみてはいかがでしょうか?
     
  5. アトルガン白門・茶屋シャララトでイベント。
     
    Raillefal : しかし、解せぬ……。
    Raillefal : ワラーラ寺院の連中め。
     貴公の申したとおり、このト……
    Raillefal : いや、このライファルを
     愚弄しているとしか思えなかったぞ。
    Raillefal : ……ヤグードの
     ゲッショー(Gessho)よ。
    Gessho : ……らいふある殿。
     拙者からも耳寄りな情報がござる。
    Gessho : 「星気(せいき)の風」。
     この言葉を、街の者たちが話しているのを
     耳にいたした。
    Raillefal : 星気の風?
    Gessho : 然様。
     「魔笛」なる宝物から吹き出る風のこととか。
    Gessho : なんでも、その魔笛を
     「座(くら)」に安置すれば、
     その風がいずこからともなく吹き出し、
     霊験あらたかな音色を奏でるそうでござる。
    Raillefal : なんとも面妖な……。
     魔笛というからには
     楽器の類には違いないのだろうが……。
    Gessho : それは、拙者にはなんとも。
     少なくとも、わらあらの寺男、
     「なでいゆ」はそう申していたが……。
    Raillefal : その男ならあったことがある。
    Raillefal : 私が、この国と獣人どもとの
     争いの火種が魔笛であると睨んでいる、
     と言っても、別段、驚いた様子もなかった。
    Raillefal : それにしても合点がいかぬ。
     魔笛が自国の民を秤にかけるほどの
     代物とは、私には到底思えん。
    Raillefal : だが、あるいは
     それが真に皇国の秘宝ならば……
    Gessho : あいや、待たれよ。
    Gessho : 其は、いまの少なき情報で
     論じても詮無きこと。これから
     拙者らが地道に調べてゆくしかござるまい?
    Gessho : されば、これにて……。
    Raillefal : おい、ゲッショー。
    Raillefal : あの会社……
     「サラヒム・センチネル」は止めておけ。
    (立ち去るゲッショー)
    Raillefal : む?
    Raillefal : お前は……
     「サラヒム・センチネル」の社員だったか?
    Raillefal : 今のこと、誰にも言うなよ。
     特に、あのミスラにはな。もし言えば……
     後はわかるな?
    Raillefal : お前……気づいているか?
     
    何か、気づいていることはありますか?
     「アトルガン皇国」のこと
     「ワラーラ寺院」のこと
     「サラヒム・センチネル」のこと
     
    「「アトルガン皇国」のこと」
    Raillefal : むうっ!
     まさか、お前も知っておったとは……。
    Raillefal : ここ「アトルガン皇国」は、
     マジャーブ朝第16代聖皇、
     ナシュメラ2世によって統治されている。
    Raillefal : 首都は東と西、2つある。
     広大な領土を統治するためと聞く。
     あらためて言うまでもないが、ここは
     西の首都アルザビ。皇都とも呼ばれているな。
     
    「「ワラーラ寺院」のこと」
    Raillefal : むむうっ!
     まさか、お前も知っておったとは……。
    Raillefal : 寺院の中心には
     「ゴルディオス」と呼ばれる、
     奇妙な球体が安置されていた……。
    Raillefal : はるか昔、
     それは「賢者ワラーラ」によって
     一度だけ紐解かれ、世界の理が読まれたる
     宝物、と坊主どもには伝えられているようだ。
     
    「「サラヒム・センチネル」のこと」
    Raillefal : むむむうっ!
     まさか、お前も知っておったとは……。
    Raillefal : あの会社は……我が人生に
     最大の屈辱を与えたところだ!
     
    (上記3つの選択後に出現)
    「「ライファル」の秘密」
    Raillefal : はて……
     私の秘密? なんのことだ?
     私は、サンドリアの神殿騎士くずれで
     今はしがない傭兵。それだけの男にすぎぬが?
     
    どれが「ライファルの秘密」?
     「ウィンダスの高飛車タルタル」
     「バストゥークの銃士隊隊長」
     「サンドリアの王子さま」
     
    「「ウィンダスの高飛車タルタル」」
    Raillefal : !?
     お前、愚弄しているのか?
    Raillefal : 私のどこを見たら、
     タルタルに思えるというのだ? それに
     私は、家来を捨て駒になど断じてせぬ!
     
    「「バストゥークの銃士隊隊長」」
    Raillefal : 笑止!
    Raillefal : この私を、
     あのような地味な男と一緒にするな!
     
    「「サンドリアの王子さま」」
    Raillefal : な……
    Raillefal : このライファルは、
     あのような……誇り高き騎士、
     いや、騎士の傭兵ではないわっ!
     
    ライファルって誰のこと?
     ピエージェ王子
     トリオン王子
     ハルヴァー王子
     
    「ピエージェ王子」
    Raillefal : たわけが!
     このトリオンを、あのような頭でっかちと
     一緒にされては困る!
     
    「トリオン王子」
    Raillefal : な、なに? たわけが!
     このトリオンを、あのような……
    Raillefal : ……ぅああ。
     
    「ハルヴァー王子」
    Raillefal : たわけがっっ!
     我がサンドリア王国には、弟ピエージェと
     このトリオンしかおらぬわっ!!
    Raillefal : ハッ!?
     
    Raillefal : …………。
    Raillefal : ………………。
    Raillefal : ……ぬかったわ。
    Raillefal : トリオン・I・ドラギーユ
     一生の不覚……。
    Raillefal : ……ふん。
     実は、とうに気づいておったのだろうが?
     お前は、冒険者なのだからな。
    Raillefal : 戯れがすぎるわ。
    Raillefal : だが……だ、
     正体を知りながら、私を愚弄した罪は重い。
     罰として、お前に使いを申し渡す!
    Raillefal : この書状を、ただちに
     「ドラギーユ城」のハルヴァーに届けて参れ。
     名高き賢者ライファルから預かったと言ってな。
    Raillefal : その書状に、この国の今後、
     そして我が国を含む、アルタナ四国の未来が
     託されていると思え!
    Raillefal : 必ずやその手で、
     「ドラギーユ城」へと届けるのだ!
     さもなければ、二度と我が国の土を踏ませぬぞ!
    だいじなもの:ライファルの書状を手にいれた!
    ・ライファルの書状
傭兵? 賢者? 
……のライファルから預かった手紙。
宛名に、かろうじて、ドラギーユ城と読みとれる。

アトルガンの秘宝
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