過去世界クエスト/メインシナリオ/サンドリア編/それぞれの未来へ

Last-modified: 2011-09-04 (日) 02:20:13

・それぞれの未来へ (サンドリア連続クエスト12)

依頼者 Bostillette

依頼内容
 ゾッグボッグの企みにより
 現代へと飛ばされた、エグセニミルたち。
 そんな彼らの前に現れた
 鉄羊工兵隊に所属するという
 ボスティエットと名乗る女性から
 とある計画への協力を求められた。
 一先ず、彼女らの隊が駐留しているらしい
 ジャグナー森林へ向かってみよう。


  1. バタリア丘陵からジャグナー森林へエリアチェンジする
    Excenmille : なあ、[Your Name]。
    Excenmille : 歴史を変えたいって
     思ったことあるか?
     
    思ったことが……
    「ある」
    「ない」
     
    ―「ある」
    Excenmille : ふーん、じゃあオレと同じだな。
    Excenmille : あ、いや。さっき
     ゾッグボッグの野郎が、時代を行き来するとか
     変なこと言うからさ。オレ、あのときのことを
     ちょっと思い出しちまって。
    Excenmille : あれは王都が
     禿鷲軍団に包囲されるしばらく前……
     
    ※Excenimileの回想
    Excenmille : また遠征に行くのか?
    Alphonimile : ああ……。
     明日からまたしばらく王都に戻らん。
    Excenmille : そんな……。
     来週の母上の誕生日には、家族みんなで
     過ごすって約束したのに……。
    Alphonimile : エグセニミル、
     これを受け取れ。
    Alphonimile : 私が王都に戻るまで、
     お前がガレッタを守るんだ。
    Excenmille : 親父……。
    Excenmille : そのあとだ……
     王都がドッグヴデッグ率いる
     禿鷲軍団に包囲されたのは……
    Excenmille : オークたちが
     城壁を破壊して街に侵入してきて……
     みんな次々と襲われていった……。
     王都はまるで地獄みたいな光景だった。
    Excenmille : は、母上ッ!
    Excenmille : く、来るならこい。
     親父と……約束したんだ。
     母上は、オ……オレが守るんだ……!
    Excenmille : 母上……
    Excenmille : 母上ーーーーッ!!
     
    Excenmille : オレは何もできなかったんだ。
     親父との約束を守れなかった。
    Excenmille : でも、オレ……
     それを棚に上げて、真っ先に
     親父に怒りをぶつけちまってた……
    Excenmille : いつも、大事なときに
     オレや母上の側にいてくれなかった
     親父のせいだって……。
    Excenmille : オレ、卑怯だったな……
    Excenmille : だから、もし
     歴史を変えられるなら、
     母上を守りたいな……。親父との約束を
     果たしたい……。
    ??? : さっきから聞いてりゃ
     うだうだうだうだ……
    ??? : お前みたいな弱っちい奴が
     何度歴史をやり直したって、何も
     変えられやしねぇよ。
    Excenmille : ……なんだと!?
     誰だ! 出てきやがれ!
    Excenmille : ……な!? 親父……!?
     マ、マネキンはさっき倒したはず……
    Excenmille : いや待て、
     さっきの奴と似ているが違う!
     お前は誰だ! 正体を明かせ!
    ??? : おいおい。
     いきなり決闘の申し込みか?
     ったく、最近のガキは血の気が多くて
     感心なこった。
    Excenmille : ……お前、
     さっきオレを弱いって言いやがったな?
    ??? : ああ、言ったさ。その構え……
     悪くないが剣先がブレてる。
     まだまだ、迷いがある証拠だ。
    Excenmille : ……!?
    ??? : わかったか坊主。
     お前の構えには、覚悟が足りねぇんだ。
    ??? : おーい、大きいエグセ……じゃなくって
     マクシミル大将~!
    Maxcimille : ……ん、ボスティエットか。
    Maxcimille : ったく、いつまで待たすつもりだ。
     で、作戦の協力者は見つかったのか?
    Bostillette : ええ。ほら
     そこのお二人がそうですよ。
    Maxcimille : なに、こいつらが?
    Bostillette : そうですよ~。
    Bostillette : では、作戦の概要を
     説明しますから、駐留地へ移動しましょう。
    Maxcimille : ボスティエット、ちょっと待て。
    Maxcimille : おい、坊主!
    Maxcimille : オレがお前に剣を教えてやる。
     基礎から応用から……心構えから、
     とにかく全部だ。
    Excenmille : はぁっ!?
    Excenmille : か、勝手に決めんな!
     そもそもオレの剣のどこが……
    Maxcimille : つべこべ言うな!
     犬死にしたくなければ、
     黙って付いてこい!
    Excenmille : ……お、親父……?
    Maxcimille : ボスティエット!
     後で鉄羊工兵隊の駐留地で合流だ!
    Bostillette : ふふふ。さて、
     私たちは一足先に駐留地へ向かいましょう。
     付いてきてください。
    Bostillette : あれ……あれれ。
     ここってさっきの場所?
    Bostillette : ……おかしいですね。
     地図によれば、道はこっちで
     間違いないはずなのに。
    Bostillette : え? 
     「道に迷ったのか」ですって!?
    Bostillette : し、失礼な!
     ちょっと考え事があって、道を
     間違えただけです!
    Bostillette : もう! 文句言うなら、
     [Your Name]さんが
     先行してください!
    Bostillette : もちろん、
     地図は持ってるんでしょう?
     駐留地は(G-9)付近ですから!
     
  2. (G-9)テンキー4(丘の木のそば)にある Metallic Hodgepodge を調べる
    Bostillette : あっ、到着しましたよ!
     [Your Name]さん。
    Bostillette : おーい! みんなー!
    ??? : あっ、ボスティエット隊長!
     お帰りなさいませ!
    ??? : そちらの方が
     隊長の探してた協力者ですか?
    Bostillette : ええ。そうですよ。
    Pignoit : はじめまして。
     私、ボスティエット隊長の部下の
     ピニョワと申します。
    Fransont : 同じく、
     フランソンと申します。
    Fransont : 隊長、先程ゲルスバに
     潜入中の諜報部の協力者から連絡が入りました。
    Fransont : オーク軍の軍師、
     ゾッグボッグが現れたそうです。
    Bostillette : ついに現れましたね。
     大戦時の軍師にして、今魔像開発の主導者。
     ファングモンガー・ゾッグボッグ。
    Bostillette : では、計画内容をお話します。
     我々鉄羊工兵隊の目的は、
     「魔像」を破壊すること。
    Bostillette : 先程、ゲルスバの奥地で
     魔像が発見されました。魔像とは
     オーク軍の戦争兵器。強大な破壊力を持つ、
     最強最悪の代物です。
    Bostillette : 調査によると、魔像は
     ゲルスバの地下道で、オーク工兵たちの
     手によって20年もの間、秘密裏に
     開発されてきたらしいのです……。
    Bostillette : 開発の首謀者である
     ゾッグボッグは、この兵器を用いて我々人間に
     大戦時の復讐を果たそうとしています。
    Bostillette : 王立騎士団長の提案で、
     我々の計画は、奴らの不意を突く為に、
     極秘に進められてきました。
    Bostillette : その甲斐もあって、奴らには
     我々の動きは一切悟られていません。
    Pignoit : ですが、隊長。
     いくら極秘だからって、何も関係者全員の
     名前を偽名にするのはやりすぎじゃありませんか?
    Pignoit : 今でも偽名に慣れなくて、
     名前呼ばれても混乱しちゃうんですけど。
    Bostillette : 念には念を、ですよ。
     大戦時には、サンドリア領内にオーク側の内通者が
     いて暗殺事件が起きたこともあるんですから。
    Pignoit : こ、こわー。
     さすが隊長、大戦時を生き抜いただけありますね。
     とっても勉強になります。
    Bostillette : ふふふ。
     さて、そろそろですね。
    Bostillette : あれ?
     そういえば大将は来てませんでしたか?
    Fransont : ああ。大将なら
     ガキ連れて先にゲルスバへ向かいましたよ。
    Fransont : だけど、大将に
     あんな可愛い隠し子がいたとはなぁ……。
    Pignoit : お揃いの剣担いで、
     とっても仲がよさそうでしたよね。
    Bostillette : やっぱり似たもの同士、
     いえ同じもの同士は気が
     あうみたいですね。
    Bostillette : さて、[Your Name]さん。
     先にゲルスバへ向かって彼らと
     合流していてください。
    Bostillette : 現地で諜報部の協力者と
     落ち合うことになっていますから、
     彼から情報を聞いておいてくださいね。
    Bostillette : 私も準備を済ませて
     すぐ後を追います。では、宜しくです。
     
  3. ゲルスバ野営陣にエリアチェンジする
    Excenmille : うおおおおおおおおお!
    Excenmille : ……はぁ……はぁ。
    Maxcimille : ダメだ。
     お前の剣にはまだ迷いがある!
    Excenmille : はぁ……はぁ……
     迷いだって……? いったいオレが
     いつ迷ったってんだ……
    Maxcimille : やはりわかってないな。
     お前は自分の迷いを、持ち前の無謀さで
     隠してるだけだ。
    Maxcimille : いいか、クソガキ。人生は
     やり直しなんてできねぇんだ。
    Maxcimille : 強くなりたきゃ、
     成功も失敗も全部背負って
     覚悟して、前に進むしかねえんだよ。
    Maxcimille : ……そうだ。
     お前に、いい言葉を教えてやろう。
    Maxcimille : 「勝利の美酒を味わう者は、
     敗北の苦杯を糧とする者。」
    Maxcimille : オレがかつて師に教わった言葉だ。
    Excenmille : ……ショーリノビシュ?
     ハイボクノ……? えっと、どういう意味だ?
    Maxcimille : いずれわかる。
     さあ、次だ次!! どんどん敵を蹴散らせ!
    Maxcimille : ん、お前はさっきの……
    Maxcimille : ……いや、昔
     世話になった奴に雰囲気が似てる気がしてな。
     まさかな……
    Excenmille : はぁはぁ……次は……
    Orcish Fodder : ……あ。
    Excenmille : うおおおおおおおおお!
    Orcish Fodder : あわわわわわ!
     ストップ! ストップ!
    Maxcimille : あ……。
    Orcish Fodder : うぼぁ!
    Excenmille : ……オークじゃない? 人間?
    Orcish Fodder : ひ……酷いであります。
    Maxcimille : その声。
     お前、まさか……?
    Maxcimille : 大丈夫か!
    Lharant : ……大将、お久しぶりです。
     諜報部所属、ゲルスバ担当の
     ロ……コードネーム・ラランであります……。
    Maxcimille : 久しぶりだな。
     ボスティエットが諜報部に調査を
     依頼したってのはお前だったのか。
    Lharant : ……はぁはぁ。
     ええ、ずっとゲルスバで
     魔像について潜入調査をしていたであります。
    Lharant : 我輩が調べた情報を
     みんなに伝えてくれとボスティエットどのから
     言われてるので聞いてくださいであります。
     
    Zogbog : 『こ、これは……』
    Zogbog : 『す、素晴らしい!
     素晴らしいぞ! これが20年という
     歳月の成果か!』
    Rivetpounder Mekglok : 『ああっ!
     ゾッグボッグさまでねぇべが!?
     久しぶりだべ!』
    Zogbog : 『おお、メックグロック! 老けたな!
     より芸術家らしい風格が漂ってるぞ。
     グフフフ!』
    Zogbog : 『長い間ご苦労だった。
     お前にあの石と絵図を渡して正解だったぞ。』
    Rivetpounder Mekglok : 『あれからもう
     20年たったべが~。
     像こさえるのさ夢中になって
     あっという間だったべ。』
    Zogbog : 『ふふふ、
     そいつは頼もしいな。ところで、
     これはもう動くのか?』
    Rivetpounder Mekglok : 『今は石さ魔力を
     たっぷり注ぎ込んでるところでさぁ。
     完成はもうじきだ。』
    Rivetpounder Mekglok : 『あ、んだ。
     ゾッグボッグさまに、
     もうひとつ見せたいものあっただ。
     こっちもご覧くだせえ。』
    Zogbog : 『こ、こいつは……!!』
    Zogbog : 『ま、まさか……これらも動くのか?』
    Rivetpounder Mekglok : 『もちろんでさあ。
     こいつらには魔力も注ぎ終わって、
     いつでも動かせる状態ですだ。』
    Zogbog : 『か、完璧だ。
     これらを過去世界へ送り込めば、
     間違いなく歴史が覆えせる!』
    Zogbog : グフ……グフフフフ……
    Zogbog : グハハハハハハハ!
     
    Lharant : ……というわけであります。
    Excenmille : ちょっと待て!
     さっき、エルヴァーンの子供が
     捕虜として捕まってたって言ってたな?
    Excenmille : そいつ、どんな容姿だった?
    Lharant : え、ええと……すいません。
     物影にいて、本人はよく見えなかったのですが
     傍らに剣が転がっていました。
    Lharant : 刃が赤い高価そうな剣で……
     ひょっとして、どこかの貴族の
     ご子息かもしれません。
    Lharant : あ、もしかして、
     お友達でありますか? すまんであります。
     助けようにも、見張りが多くて……
    Excenmille : [Your Name]!
     間違いない、あいつがオレの代わりに
     人質にされたんだ! 助けにいかないと!
    Maxcimille : 待て、小僧!
     まだ実践訓練は終わっちゃねぇぞ!
    Maxcimille : チッ! あいつ一人じゃ無理だ……
     おい、ララン。ボスティエットに伝えろ。オレたちは
     先に敵地に潜入、魔像をぶっ壊しに行くってな!
    Lharant : えぇぇぇええぇぇ!?
     あの魔像相手にこの人数では
     いくらなんでも無茶であります!
    Maxcimille : 無茶でもあのガキをほっとけるかよ。
     頼むぞ、ララン!
    Lharant : では、これをお持ちください。
     このオークの着ぐるみを使って
     オークに成りすませば、奴らに気付かれず洞窟内に
     潜入できるであります。
    Lharant : 一度きりの使い捨てなので、
     なくなったら鉄羊工兵隊との連絡用の箱から
     ご自由にお持ちください。
    Lharant : どうか、お気をつけて!
     我輩、猛ダッシュでボスティエットどのに
     伝えてくるであります!
     
    Zogbog : 『何ッ? ゲルスバ内部で
     エルヴァーンのガキが暴れてるだと?』
    Zogbog : 『……エグセニミルだな。』
    Zogbog : 『おい、メックグロック。
     魔像を動かす準備をしろ。』
    Rivetpounder Mekglok : 『はい。
     アレのほうならいつでも……』
    Zogbog : 『違う!』
    Zogbog : 『こいつも一緒に動かせ。』
    Rivetpounder Mekglok : 『え、ええ~ッ?
     で、ですがこれは魔力充填に時間がかかるべ。
     それに動作試験もまだ……』
    Zogbog : 『構わん。相手はガキ一匹……
     いや、経験上、おそらくあと数匹は
     虫けらがやってくる。』
    Zogbog : 『動かせるものはすべて動かせ。
     過去に持っていく前に
     奴らで魔像の動作試験をしてやろう!』
    Rivetpounder Mekglok : 『ん、んだげども……』
    Zogbog : 『ええい! つべこべ言わずやれ!』
    Rivetpounder Mekglok : 『わ、わがっただ~!』
    Zogbog : 『グフフ、勝負だ。エグセニミル。』
    Zogbog : 『グフフ、今度こそ引導を渡してやるぞ。
     エグセニミル……』
    だいじなもの:オークの着ぐるみ*1を手にいれた!
     
  4. ユグホトの岩屋:下層の(G-9)テンキー3にある Scrape Mark を調べる
    Excenmille : ゾッグボッグ、出てこい!!
     ラーアルを返してもらうぞ!
    Zogbog : 待っていたぞ。
     エグセニミル・M・オルシャー……。
    Excenmille : 珍しく正々堂々としてるじゃねえか。
     ついに観念したか?
    Zogbog : フン。馬鹿言え。
     逃げる必要がなくなったのだ。
     オレサマは力を手に入れたのだから……。
    Zogbog : 見よ。
     我が僕たちの威風堂々たる風貌を!!
    Excenmille : な、なんだこいつらは!?
    Zogbog : 魔像軍団。
     オレサマ、最後の切り札だ。
    Zogbog : こいつらを過去に送り込み、
     人間と闇の血族の双方が弱ったところを、
     一網打尽にする。
    Zogbog : すべてを滅ぼし、
     次に狙うはオーク帝国の皇帝の座だ。
     オレサマは新生オーク帝国の王となる!!
    Zogbog : どうだ、エグセニミル。
     互いに仇討ちなどやめて、オレサマと
     手を組まないか?
    Zogbog : 今土下座すれば、
     新生オーク帝国の末席に
     加えてやらんでもないぞ。
    Excenmille : 知った口を利くな!
     味方を裏切ってまで成そうとする
     お前の野望なんて、オレが打ち砕いてやる!
    Zogbog : ふん、相変わらず馬鹿者だな。
     オークの新時代で
     後悔する破目になるぜ!
    Maxcimille : 坊主!
    Zogbog : 来たな。虫けらめ。
    Zogbog : さあ、勝負だ!!
     エグセニミル! [Your Name]!!
    Zogbog : いざ目覚めよ!
     我が忠実なる僕、魔像たちよ!!
    Excenmille : 大将!
    Maxcimille : ちっ、すげぇ数だな。
     ボスティエットたちが来るまでなんとか
     時間を稼ぐしかねぇな……?
    Maxcimille : おい、エグセニミル。
     状況が悪いが、訓練の続きだ。
    Excenmille : な、こんなときに
     訓練なんてやってる場合かよ!
    Zogbog : 進め! 魔像軍団!
     虫けらどもを踏みつぶせぇぇぇ~~ッ!!
    Maxcimille : 訓練その67……
    Excenmille : 虎穴に入らずんば、虎児を得ず!
     覚悟を決めて、突っ込め!!
    どりゃあああああああぁぁぁぁ~~~!!
     
  5. Scrape Mark を再度調べる
    ※レイヤーエリアに突入
    === Area: Everbloom Hollow ===
    制限時間は30分(地球時間)です。
    Zogbog : 行け! 魔像軍団よ!!
     新生オーク帝国の幕開けだ!
     
    ※戦闘中盤、Bostillette参戦
    Bostillette : 遅くなりました!
     ボスティエット、只今到着です!
     
  6. 戦闘に勝利する
    Zogbog : 『う、うあああっ! なんてこった!!』
    Zogbog : 『おい、メックグロック!
     なんとかしろ! このままじゃ
     オレサマの軍団が全滅だ!』
    Rivetpounder Mekglok : 『ん、んなこと
     言われでも……』
    Bostillette : よし! なんとか間に合いました!
    Maxcimille : ったく、お前は
     いつも来んのが遅ぇんだよ!
     ボスティエット!
    Zogbog : 『ええい! クソッ!
     魔像よ! 動け! 動きやがれ!
     このポンコツがぁぁぁぁ~ッ!!』
    Zogbog : 『い、いでえええええ!!』
    Zogbog : 『おお、動きだした!』
    Zogbog : 『……が、なんか様子が変だぞ。』
    Rivetpounder Mekglok : 『ああ、こりゃまずいべ。
     暴走だ……。』
    Maxcimille : お、おい。
     魔像が何か魔法を唱え始めたぞ……
    Zogbog : 『おい、メックグロック。
     いったいどうなってる、説明しろ!』
    Zogbog : 『あれ? メックグロック?
     どこいきやがった!?』
    Rivetpounder Mekglok : 『ゾッグボッグさま~。
     すまなんだ。おらが趣味で取り付けた
     自爆装置が動きだしちまったみたいだ~。』
    Zogbog : 『……な、なんだと?
     なに勝手な仕様を追加してやがるんだ!?』
    Rivetpounder Mekglok : 『んだば、
     おら一足さきに逃げるだ~』
    Zogbog : 『ああ、おい待ちやがれ!』
    Bostillette : まずいです!
     皆さん、早く逃げてください!
     今から逃げて間に合うか
     わかりませんけど……とにかく逃げて!
    Bostillette : 何やってるんですか!
     大将! エグセニミル! 早く外へ……
    Maxcimille : おい、坊主。
     今言った事は、確かか?
    Excenmille : ああ。
     親友が近くにいるはずなんだ……。
     あいつを見殺しにはできない。
     だから、こいつを止めなきゃ!
    Maxcimille : 確実に爆発を
     止められる保証はないぞ?
    Excenmille : ……それでも、
     引くわけにいかねえだろ。
    Excenmille : オッサンが言ったんじゃねえか。
     何でもかんでも背負って、前に進まなきゃ
     強くなれないってな!
    Maxcimille : ふん、いいだろう。
     オレがお前のサポートに回る。
     今まで教えたことをすべて実践してみろ!
    Maxcimille : こいつは最終試験だぜ!
    Zogbog : 『クソッ! 万事休すだ……
     どうする、オレサマの野望が……』
    Maxcimille : こい! 坊主!!
    Excenmille : うおおおおおおおおおおォォォっ!!
    Excenmille : 止まりやがれぇぇぇ~~~!!
    Bostillette : と、止まった……?
    Maxcimille : ……気絶してやがる。
    Maxcimille : 安心しろ、試験は合格だ。
    Maxcimille : おい、この坊主2人は
     大丈夫なのか?
    Bostillette : ええ。よく眠っていますね。
     よっぽど疲弊していたんでしょう。
    Lharant : あ、大将。
     これ、洞窟の外に落ちてたであります。
     たぶん大事な指輪ですよね?
    Maxcimille : これは……オレがなくした指輪!?
    Maxcimille : ここで拾ったのか?
     この指輪は、北のオーク帝国への遠征中に
     落としてしまったものだ。なぜこんな所に……。
    Lharant : いやあ、それにしても、
     この子たちを見てると、なんだかなつかしい気分に
     なりますねえ。
    Lharant : オーキッシュマシンの側で
     こうしてると、なんだかこの剣も鎧も、
     あの頃の僕たちに似てるような……
    Bostillette : ふふふ。そうですね。
    Bostillette : さて、御三方は、
     そろそろお時間……かしら?
    Bostillette : この子たちは
     私の戦車でお送りしましょう。
     バタリア丘陵、で良いのですよね?
    Bostillette : では、あの石像の前で
     先に行って待ってます。ゆっくり
     いらしてください。
    Maxcimille : オレも行こうか?
    Bostillette : 私だけで大丈夫ですよ。
     大将は王都に戻って、作戦の完了を知らせて……
     それから、一刻も早くアルテニアさんに
     無事な顔を見せてあげたら?
    Maxcimille : なっ……何を突然。
     いいから黙ってさっさと行け!
    Bostillette : はいはい。
    Maxcimille : 親父……。
     
  7. バタリア丘陵にある Cavernous Maw を調べる
    Bostillette : おーい!
     [Your Name]さん、こっちですよ!
    Bostillette : 今日は本当に
     ありがとうございました。おかげで、
     作戦もうまく完了できました。
    Bostillette : ラーアルに、
     胸を張って報告しに行けます。
    Bostillette : あの二人なら、
     まだ眠っています。2人とも起きないうちに
     元の世界へ連れていってあげてください。
    Bostillette : え? 私の正体ですか?
    Bostillette : それは……秘密です。
     って、気が付いてるくせに!
    Bostillette : [Your Name]さんってば、
     いじわるですね! もう!
    Bostillette : あっ、そうそう。
     これ、つまらない物ですがお礼です。
    Bostillette : あと、この手帳を
     あっちのビスティヨ君に
     渡してください。お願いします。
    Bostillette : では、部下の者を
     待たせておりますので、
     私はこれで失礼します。
    Bostillette : また機会があれば、
     お会いしましょう!
     
    ※過去バタリア、異界の口前
    Cyranuce : あっ! 見てみろ!
    Jayramus : お館様! ラーアル!
     [Your Name]!
    Bistillot : 3人とも、大丈夫ですか!?
     いったい、何が起こったんですか?
    Cyranuce : エグセニミル! ラーアル!
     起きろ!
    Excenmille : ん……んん……
    Rahal : ……ん……ん。
    Excenmille : うあああっ!
     ゾッグボッグはどこだ!
     魔像はどうなった!? 止まったのか!?
    Excenmille : ……それに、親父に
     そっくりな顔のオッサンに特訓されて……
    Jayramus : まいったな。
     お館様は頭の打ちどころが
     悪かったみたいだぞ。
    Cyranuce : おいおい。
     ラーアル団長もしっかりしてくれよ。
    Excenmille : ……ずっと寝てたのか?
     まさか、あれは全部、夢?
    Bistillot : [Your Name]さん。
     いったい何が起こったんでしょうか?
     できれば詳しく……
    Bistillot : え……
     ボスティエットから手帳を僕に?
    Bistillot : (ちょ、ちょっと待って。
     [Your Name]さん。
     どうして僕の本当の名前を知ってるんです?)
    Bistillot : (ボスティエットという名は、
     僕の本当の名前です。これは、両親しか
     知らないはずなのに……。)
    Bistillot : (僕、小さいころから体が弱くて……
     丈夫に育てようと、両親は男の名前、
     ビスティヨと呼ぶことになったんです……)
    Bistillot : ……!?
     [Your Name]さん、この手帳って!?
    Bistillot : だいぶ、わかりかけてきました。
     ありがとうございます。いつか必ず
     このお礼をさせてください。
    Excenmille : そうだ! ジェラムス、
     行方不明だった隊士たちは!?
    Jayramus : ご安心を。
     近くの洞窟に捕まっていたのを
     救出致しました。
    Excenmille : そうか、良かった。
     ありがとうジェラムス。
     本当にお前には迷惑をかけてばかりだ。
    Jayramus : な、やめてください。
     お館様。いつものお館様らしくありませんよ。
    Zogbog : ハァ……ハァ……
     エグセニミル……!
     よくも、オレサマの奥の手を……!
    Zogbog : このままじゃ、
     腹のムシがおさまらねえ! てめえだけは
     なんとしてもブッ殺さなきゃあ……
     
    どうする(仮)
     「殴り飛ばす」
     「蹴飛ばす」
     
    Zogbog : グアアアアアアァァァアッ!!
    Zogbog : いてててて……ち、畜生……
     [Your Name]め……。
    Zogbog : あんな奴が
     エグセニミルの子分だってのかぁ!?
    Zogbog : いや、馬鹿な。そんなわけねえ。
     エグセニミルなんか怖かねぇ!
     どっからでもかかってきやがれってんだ。
    Zogbog : ……あ。
    Zogbog : ……タンマ。やっぱ今のなしで。
    Zogbog : アアァーーーーーーーーーッ!
    ※Zogbog、異界の口に消える
     
    Jayramus : さて。お館様。
     戦場に戻りましょう。
     バルドニアでの会戦に勝利をおさめ、
     一刻も早く、王都に凱旋せねば。
    Excenmille : うん、それから……
     今後のことだ。
    Excenmille : ラーアル。ジェラムス。
     [Your Name]、ビスティヨ。
     隊のみんな、聞いてくれ。
    Excenmille : 赤鹿騎士隊は、
     いずれ水晶大戦に勝利をおさめても、
     王都には戻らない。
    Excenmille : そのまま、北のラゾア大陸へ転進……
     オーク帝国に遠征する。
    Rahal : ……エグセニミル!?
    Jayramus : ……お館様、本気ですか?
    Cyranuce : オーク帝国って
     遠いんだろ? 一度行ったら
     何年も戻れないんだぞ!?
    Excenmille : ああ、承知の上だ。北には
     ゾッグボッグや、ドッグヴデッグのような
     残忍なオークがごまんといる。
    Excenmille : そんな奴らを
     野放しにしていたら、また戦争が起こって
     サンドリアに……ヴァナ・ディールに
     平和は訪れない。
    Excenmille : だから、オレら赤鹿隊が、
     乗り込んでいって、奴らをかたっぱしから
     叩き潰してやろうぜ!
    Excenmille : ま、そのために、この水晶大戦の
     決着を一刻も早くつけないとな!
    Jayramus : ……お館様。ご立派になられました。
     私はお館様に仕えることができて光栄です。
     亡き先代がご覧になったら、
     さぞ喜ばれるでしょう。
    Jayramus : このジェラムス、
     オルシャー家に終生の忠義を誓った身。
     たとえ火の中、水の中、地獄の底まで
     お館様に付いて参ります!
    Leuonard : 俺も!
    Nicephore : オレもだ。
    Alexance : どこまでも付いていきます!
    Rahal : エグセニミル……。
    Rahal : 吃驚したな。
     お前が、そんなことまで考えてたなんて……
    Excenmille : へへっ。
     お前らも一緒に行くか?
     騎士団の再結成だ。
    Rahal : いや……僕は……
     僕たちは、まだまだ強くならなくちゃ。
    Rahal : 僕、お前みたいに、強くなって
     いつか、自分の騎士団を持つよ。
    Rahal : お前の赤鹿騎士隊と、
     僕の王立騎士団が
     肩を並べて戦えるようになったら……
    Rahal : そのときは、
     ラゾアでも、ウルブカでも、
     どこへでも行く。また、一緒に戦おう。
    Excenmille : ああ……!!
     
    こうして、あなたと少年たちの物語は
    ひとつの区切りを迎える。
    だが、水晶大戦に終止符が打たれた後も、
    少年たちの物語が終わることはない。
     
    エグセニミルは赤鹿隊を率いて、
    はるか北の地オーク帝国へ。
     
    ラーアルは母国で、
    王立騎士団の士官候補の道へ。
     
    シラヌスはマシェーグの無念を晴らすべく
    竜の力を求め……
     
    ロロンは己の可能性を信じて
    各地を巡る修行の旅に。
     
    ビスティヨは鉄羊工兵隊で、
    その才能に磨きをかける。
     
    これからも若き鷲獅子たちの前に、
    辛く困難な日々が待ち受けるだろう。
    しかし、あなたと共に乗り越えた戦いの日々の思い出が、
    何年たっても彼らの心の中で輝き続け、
    永遠に皆を励まし続けるだろう。
    それは夜空にまたたく、星のように。
     
    グリフィンリングを手にいれた!

過去世界クエスト/メインシナリオ/サンドリア編
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それぞれの未来へ-

*1 精巧に作られたオークの着ぐるみ。ゲルスバ野営陣の調査用に「とある工兵」が開発したものらしいが、オークの体臭まで再現しているため、諜報部内では「豚臭い」と専ら不評。