・オーク軍団掃討作戦
依頼者:
アルテニア(Altennia)
/ 南サンドリア・番犬横丁
依頼内容:
少年たちを心配するアルテニアに、彼らの監視を
頼まれた。一方、少年たちはオークの脅威を
排除しようと、無謀な計画を企てているが……。
- 南サンドリア〔S〕(E-7)のRholontに話しかける。
全員集合するまで待機であります!
(暗転)
Excenmille : ケイチュウ~!
じゃあ作戦会議をはじめるぞ!
Rahal : じゃあ、まずは僕から。
ビスティヨ作戦本部長がまとめた報告書の内容を
説明しようと思う。
Rahal : 作戦本部長が、
例のリ……いや、その。関係者とかから
アレな方法で入手した情報によると……
Rahal : どうやら大人たちは
禿鷲軍団がバタリア西部にいるという
情報をつかみ、急襲することにしたらしい。
Excenmille : 禿鷲軍団?
王都を包囲したオークの連中のことか?
Rahal : うん。ブガードに乗った
ドッグヴデッグというオークが率いる軍団だよ。
王立騎士団がかろうじて撃退したんだけど……
Rahal : あいつは危険だっていうんで、
王立騎士団と神殿騎士団が手を組んで
一気にたたみかける計画を立てたんだ。
Rholont : な、なんと
夢の共同作戦ではありませんか!
結果が知りたいであります!
Rahal : ……それが、
計画の実行はまだらしいんだ。
Excenmille : ああん?
ラーアル、どういうことだ?
Rahal : つまりムシャン神殿騎士団長が
暗殺されて……
Rahal : あー。ビスティヨ。解説してくれ。
Bistillot : つまりですね。敵は開戦前、
わが国で、主戦論を唱えていた騎士の暗殺を
次々に実行しましてですね。
Bistillot : その影響で
わが国の騎士団は初動でつまずき、
緒戦で獣人軍に遅れをとったわけです。
Bistillot : そこで王立騎士団と神殿騎士団は、
失地を回復すべく、開戦後初めて歩調をあわせ
本格的な共同作戦を……
Excenmille : あー、もういい!
要するにその話が白紙に戻っちまったんだろ。
これだから大人はアテになんねぇんだよ!
Rahal : 少なくとも、そのドッグヴデッグは
今も野放しにされているってことか。
Excenmille : よーし、決定!
明日はドッグヴデッグ軍団の掃討作戦だ!
バタリア丘陵に行くぞ!
Bistillot : 団長、
この場合は掃討というよりむしろ……
Rahal : ま、待てよ。
作戦名はともかく、大人の騎士団が総がかりで
やっとの相手をどうやって僕らが倒すんだ?
Excenmille : それは、行ってから決める。
Rahal : ……。
Rholont : エグセニミル団長!
アルテニア様のご来訪です。
(アルテニア登場)
Altennia : 少年騎士団諸君!
ご機嫌いかがかしら?
Altennia : どうやら
[Your Name]さんも
うまく溶けこめたみたいね。
Altennia : …………。
Altennia : ……とてもとても怪しい。
静かすぎる。
Altennia : ……あなたたち、また無謀な計画
考えてるんじゃないでしょうね?
Altennia : 以前みたく
「ゲアルバン島の巨人偵察作戦」なんて
ことしたらぜったい承知しないわよ。
Excenmille : そ、そんなこと
ぜったい考えてねぇって!
オレたちはただ掃討作戦……。
Altennia : ……掃討?
掃討作戦って、何の、かしら?
Excenmille : そ、それは……。
Bistillot : 団長、
くりかえしますがこの場合は
掃討というよりむしろ……
Rahal : 領地内の「ゴミ掃討作戦」さ。
Excenmille : そ、そのとおり!
お前ら! ボケっとしてないでホウキを持て!
ついでに雑草も根絶やしにしろ!
Altennia : ……ふう、それならいいわ。
まったく、オーク軍団掃討作戦とか
言い出すのかとひやひやしちゃったわよ。
Altennia : じゃ、あたしは任務があるから
もう行くわね。
Altennia : (監視をお願いします。
[Your Name]さん!)
(アルテニア退場)
Excenmille : ……ふ~、あぶねぇ。
アルテニアが知ったら、ぜったい
任務放棄して駆けつけてくるぞ。
Excenmille : 言っとくけど
[Your Name]。
アルテニアにこのこと言いつけたりしたら、
即行で団から追いだすからな!
Excenmille : ケイチュウ~!
実行は後日!
作戦参加希望者はここに集合!
Excenmille : いくぞ、少年騎士団!
集合場所はここであります! - エリアチェンジ後、再度Rholontに話しかける。
伝言を預かっているであります!
Rholont : 「大人たちに先を越されるのが
イヤなので、先に出発することにする」
Rholont : 「オレたちは先にバタリア丘陵へ
向かう。お前はひとりで勝手についてこい」
Rholont : ……以上であります!
Rholont : きっと今ごろはジャグナー森林
あたりに着いたころと思われるであります!
Rholont : わ、我輩は見張りの任務が
あるので、ここで待機であります!
あるので、ここで待機であります!
Rholont : エグセニミル団長の隊は、
ジャグナー森林に着いたころかと
思われるであります! - ジャグナー森林〔S〕でイベント。
Rahal : あっ……
[Your Name]!!
た、大変なんだ!!
Rahal : 僕ら、バタリア丘陵へ
向かうためにジャグナー森林を抜けようと
したんだけど……
Rahal : 途中でオーク兵に襲われて……。
Rahal : ……あれっ!?
Rahal : エグセニミルがいない!?
Rahal : あいつ、途中まで一緒に
逃げてたのに……まさか、はぐれたのか!?
(暗転、逃げるエグセニミルと追うオークの姿)
Zogbog : ゼェッ……ゼェッ……
やっと追いつめたぞ!!
すばしっこい小僧め!
Excenmille : ……ふんっ。
て、てめぇらなんかオレひとりで充分だ!
まとめてかかってこい!
Zogbog : グフフ……。
このゾッグボッグ(Zogbog)様に向かって、
威勢だけはいいじゃねぇか、小僧!
Zogbog : (クロッグヴォッグホッグ
ゾックヴォックゾッグ?)
Fingerfilcher Dradzad : (グロッグ
ドレッグブルックノッグ……)
Zogbog : ……ハグレたか。
ケッ、どいつもこいつも
ウロチョロしやがって……。
Zogbog : オイ、小僧! 運がよかったな。
お前の相手はコイツとこのオレサマだけだ。
Fingerfilcher Dradzad : コデックドロッグヴェック
ヴォックブロックグレッグ!
Zogbog : 貴様のような生意気で
憎たらしいガキは、オレサマがメッタメタに
切り刻んでやる!
Zogbog : ……と、コイツが言っている。
オレサマの脚色つきだがな。
Fingerfilcher Dradzad : ヴォックブロックグレッグ!
ヴォックブロックグレッグ!
ヴォックブロックグレッグ!
Excenmille : くっ……
Excenmille : 子供だからって、なめるなよっ!
Zogbog : ヴォックロック
ヴォッグクラットゲック……
何だ、この感じは……
Zogbog : お前の、その目……
かつて、どこかで……。
(暗転)
Rahal : ……君らは王都に走って、
誰かに……アルテニアにも知らせてくれ!
Rahal : 僕らはここから東のほうで
待ち伏せしていたオーク兵に奇襲を受けたんだ。
Rahal : 僕もあいつを捜しにいきます。
どうか[Your Name]も
エグセニミルを! - ジャグナー森林〔S〕(I-6)の???を調べる。
Fingerfilcher Dradzad : (クロッグクレック!?)
Zogbog : (クレック?)
……誰だ!?
Excenmille : お前は……し、新入り!?
Rahal : エグセニミル!!
Excenmille : ……ラーアル!!
Zogbog : …………
エグセ……ニミル……だと?
Zogbog : ……そうか。
道理で、あの眼は……つまり、お前が
この時代の……。
Zogbog : グフフ……。
Zogbog : ついに見つけたぞ、
エグセニミル・M・オルシャー!
Excenmille : ……気やすく
オレの名前を呼ぶんじゃねぇ!
それにオレはまだ……
Zogbog : ……んっ?
おやおや……見憶えのある顔だと
思えば……。
Zogbog : あのときオレサマを
サンドリアの牢から解放してくださった
お優しい方ではないか……。
Excenmille : ……!?
Rahal : オークを牢から……
[Your Name]が……?
Zogbog : お優しい方、申し訳ない。
牢を出た後、ワタクシはひとつ重要なことを
思い出してしまったのだ。
Zogbog : そう……ワタクシは
エルヴァーンのような野蛮な連中とは違う。
Zogbog : オレサマは初めから
嘘つきなオークだったんだってなァ!!
Fingerfilcher Dradzad : コデック
ドルックレッシュブレック!
Zogbog : ……そうか、ガマンがねぇなぁ。
まずはあのマズそうな飛び入りからやっちまえ!
小僧どもはメインディッシュに残しておけ!!
Fingerfilcher Dradzad : ケェェェェェッグ!! - 再度???を調べ、Fingerfilcher Dradzadを倒す。
Fingerfilcher Dradzadは、カウンタースタンスの構え。
ヴォックブロックグレッグ!
ヴォックブロックグレッグ!
Fingerfilcher Dradzadは、バーサーカーダンスの構え。 - Fingerfilcher Dradzadを倒し、???を調べる。
テメェ、あんだけ吼えといて
ぜんぜんよわっちいじゃねえか……。
Zogbog : いや……弱いヘルハウンドほど
よく吼えるというが……。
Zogbog : グッ……!
Zogbog : エグセニミル!
Zogbog : いずれオレサマは
貴様の命をもらいにゆく。
貴様はオレたちの……仇敵だからな。
Zogbog : 覚えていやがれ!
(一報を受け駆けつけるアルテニア一行)
Altennia : みんな、大丈夫!?
Excenmille : ……アルテニア。
Tagloix : 逃げたオーク兵が
まだ近くに潜んでいるかもしれん。
アルテニア、子供たちを頼むぞ。
Rahal : どうしたんだ、
エグセニミル?
Excenmille : …………。
Altennia : エグセニミル!!
Altennia : あなた!
やっぱり無謀な計画を立ててたじゃないの!
報せを聞いて、あわてて飛んできたのよ!
Excenmille : ……ふんっ。
大人が何もしねーから、
オレたちがオークを倒しに出ただけだ!
Altennia : またそんなこと言って!!
あなた、ぜんぜん伯爵の……!
Altennia : …………。
Altennia : ……もう。
心配するこっちの身にもなってほしいわよ。
Altennia : とにかく、みんなが無事で
本当によかったわ。
(暗転)
Altennia : ありがとう。
[Your Name]さん。
Altennia : もし、あなたがこの子たちを
追いかけてくれなかったら、エグセニミルは
今ごろどうなっていたことか……。
Excenmille : おい
[Your Name]!
Excenmille : べつにお前が
助けになんかこなくても、あんな奴ら、
オレひとりでぶっ倒せたんだからな!
Excenmille : それになぁ、お前、
オークの嘘にだまされて脱走手伝うなんて、
どんだけマヌケな奴なんだよ!
Excenmille : ほんと、信じらんねぇぜ。
Rahal : でも、
[Your Name]が
頼りになることはよくわかったよ。
Excenmille : ……ふんっ。
Excenmille : まだお前のこと、
信用したわけじゃねーけど、次の作戦会議にも
ぜってー参加しろよ!
Excenmille : これは少年騎士団長としての
命令だからな!!
(エグセニミルとラーアル立ち去る)
Altennia : ふふっ、よかったわね。
[Your Name]さん。
エグセニミルに気に入られて。
Altennia : ……そうね。
あなたには教えておくべきね。
エグセニミルのこと。
Altennia : 実は、あの子……。
お母上を亡くしているの。
Altennia : あたしも詳しいことは
知らされていないけれど、王都に潜入した
オークに殺されたらしいわ……。
Altennia : そのとき、アルフォニミル様は
作戦中でご不在だったの……。
Altennia : あの子が、父親や
大人たちに反発を抱くように
なったのはそれから……。
Altennia : あっ、そうそう。
あたしね。あなたから以前聞いた
神殿騎士のこと、少し調べてみようと思うの。
Altennia : 神殿大騎士ダルヴィーユ……。
やっぱり裏に何かありそうよ。
Altennia : それにしても
あの子たち、どうやってオーク帝国軍の
情報を知ったのかしら……
Altennia : あ、ごめんなさい。
これ……子供たちを助けてくれたお礼です。
受けとってください。
Altennia : じゃあ、この子たちはあたしが
責任を持ってサンドリアに送り届けます。
(遠目に勝どきを上げるエグセニミルとラーアルの姿)
Altennia : ……って、あの子たち、
もうあんなところまで!
Altennia : もうっ!
まったく反省の姿勢なし!
(暗転)
Altennia : じゃあ。
[Your Name]さん。
本当にありがとう。あなたも気をつけて。
Altennia : こらっ、少年たち!
次の任務はうちの庭で「雑草掃討作戦」よ!
覚悟しなさい!
エンジェルストーンを手にいれた!