製品URL
http://www.scythe.co.jp/input-device/mx-board-r.html
基本スペック
メーカー | Cherry (販売:株式会社サイズ) |
キースイッチ | メカニカル (Cherry MXキー) |
キータッチ | リニア(赤軸)ノンクリックタクタイル(茶軸) |
キーストローク | 約4mm |
接続方式 | USB (PS/2アダプタ同梱) |
重量 | 公称約960g (LYCJA-0、ケーブル込み、PS/2アダプタ無しで実測945g) |
色 | ホワイト/ブラック |
言語 | 日本語109/英語104 |
特徴
- 国内ではMajestouchなどに採用されているメカニカルスイッチの製造元として有名なCherry自身が販売するキーボード
- 2008年に発表された新スイッチ「赤軸」を採用したモデルが主体
- Nキーロールオーバー対応
レビュー
- G80-3600LYCJA-0(赤軸日本語109白)を元にレビュー
- キータッチは軽め。そして評判どおり「リニア」なのだが、このように「キーの感触がどの段階でも完璧にまっ平ら」なキースイッチというのは(黒軸以外には)他にほとんど類例が無く、安物メンブレン以上にフィードバックが無いので、最初は異様な感覚にとらわれるかもしれない。まあ、すぐに慣れるけど。
- Cherryの、構造に定評のあるチルトスタンドや、キーのステップスカルプチャー構造、縦方向に無意味に大きい筐体など、おおむね同社の従来の「G80」シリーズのキーボードを踏襲しているようで、良くも悪くも「定評どおりの高級キーボード」と言える。
- Majestouchと違って中に鉄板が入ってはいないようだが、構造的に剛性は十分で、滑り止めも優秀な部類なので、これが問題になることは無い。ただし、キーを押し込んだ際の「底づき感」に多少の違いがある。
- 打鍵音はまずまず標準的。とはいえ底づきと戻りのどちらもしっかり音がする上に、スイッチのスライダー自体もさほど静かではなく、静音性は期待するべきではない。
- 日本語版のキートップのレーザー印字はフォントの大きさやレイアウト等にかなり不統一感があり、外見を気にする神経質な人にはあまりお勧めできないかも。
- 他のキーと違ってスペースキーが平たすぎ。実際としては些細な問題に過ぎないのだが、個人的にはスペースキーの角を削りたい気分ではある。
その他
- PS/2アダプタは標準的なサイズながら、バックパネルのレイアウトが詰まったマザーボードの場合は他の端子に干渉するおそれがある。
- 白モデルと黒モデルではホームポジションのキー(FとJ)の目印が違う。白モデルは細長い突起が付いているのに対して、黒モデルではキートップの湾曲を他のキーよりも大きくすることで目印にしている。ちなみにキートップのプラスチックの厚み自体も微妙に違う。
- 店によってはたまーに4000円程度で安売りされてることがあるようなので、そういうのを見かけたら買っておいて損はないかも? -- 2010-02-12 (金) 00:48:41
- 2010年3月現在、赤軸ホワイト日本語版を除きほぼ終売、流通在庫のみの様子です。アップデートモデル等の情報は今のところ無く、Cherryの純正MXモデルの販売続行はやや期待薄。 -- 2010-03-05 (金) 20:26:50
- マジェとか他のメカニカルはチャタりまくりだからチェリー純正には頑張って欲しいなあ、とりあえず日本語茶軸再販してほしい -- 2010-03-07 (日) 02:25:30