T-34/76

Tier 5 ソ連 中戦車

当時としては先進的な傾斜装甲と高機動力に強力な搭載砲を兼ね備え、ドイツ軍に「T-34ショック」と呼ばれる大きな衝撃を与えた中戦車。
ゲーム内のT-34は、極初期生産型とキューポラの追加された1943年型砲塔しかない。
1942年型砲塔の中国戦車Type T-34の砲塔のファイルと差し替えればプラウダ高校T-34/76に近い仕様を再現可能。
（ただしType T-34の車体には丸太がついていたりと色々と差異がある）

ガールズ＆パンツァー内の活躍

準決勝で大洗女子学園と対戦したプラウダ高校の所有車両。15両中6両参加し、フラッグ車輌も務めた。
六角形の鋳造砲塔に丸いハッチを２つつけた1942（1943）年頃の仕様に76mm砲を搭載している。
プラウダ校の編成の中では火力と装甲が弱い部類だが、それでも大洗の「マークIVスペシャル」に少しスペックが劣る程度の性能である。

作中では準決勝の序盤早々で２両が撃破されるが、これはプラウダ校の戦術で、なおも追撃した大洗女子を包囲網に誘い込むことに見事成功。
そこで大洗女子は廃教会に逃げ込んだが、最後尾を守るIV号戦車の砲撃を跳ね返し、僚車のT-34/76の反撃でIV号戦車の砲塔を故障させている。

次の9話では大洗の38(t)戦車に肉薄からの砲撃で履帯を壊され、砲塔リングを撃たれた１両が撃破されたが、これは38(t)戦車がスペック差をひっくり返した超ファインプレーなので仕方ない。

実はT-36には構造的な欠陥が多くあり、作中でも多少の描写がなされていたりする。
プラウダ校の生徒達が、頻繁に砲塔上のハッチから顔を出して周囲を警戒していたが、これは光学機器の精度が悪いうえに、T-34は周囲があまり見えない構造をしているための対応。

また、傾斜装甲を採用したことで、戦車の内積が小さく狭いため居住性が悪い。プラウダ校の搭乗員に小柄な者が多いように見えるのは（おそらく）スペース問題への対応だと思われる。

さらに、ギアやクラッチの構造が脆い上にクラッチが重く取り扱いが難しい。高速を出せる反面、旋回性能はそれほどよくないのだが、作中のフラッグ車となったT-34/76は軽快な機動で逃走を続け、足回りの欠点は描写されなかった。

World of TanksのT-34

Tier5のソ連中戦車。
全面に採用された傾斜装甲による数値以上の装甲防御力を持ち、立ち回りによっては上位戦車にも対抗可能な攻撃力を兼ね備えたバランス良い戦車となっている。
同TierライバルのIV号戦車やM4シャーマンと比べると、10榴砲が搭載できないため単発火力では多少見劣りする。
あっでも積む砲は57mm砲(Zis-4)にしろよな、このゲームじゃT-34であってT-34/76じゃないからな。
（劇中で搭載してた76mm F-34は威力と発射速度のバランスに優れるが、貫徹力が86mmと低く金弾でも102mmにしか上がらず格上を抜けないという状況がよくある、なので特に拘らないのであれば57mm砲を積んだほうが扱いやすく良い。
また、最終砲の76mm S-54は装填速度が榴弾砲並みと非常に長い為、載せるのは止めた方がいい）

スペック(v0.8.4)

車体

武装

砲塔

エンジン

履帯

無線機

乗員

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