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あ行
アイコン(あいこん)
おそらく最も一般的なGIFアニメーションの用途。
性質上サイズの軽いものが多く、ドット絵と親和性が高い。
後詰め(あとづめ)
中割り技法の応用。対象の線画フレームや動作の後ろの方に詰めて中割りする事を指す。
再生すると初め高速で移動しのちに緩やかな移動になる
用途は主に爆発、衝撃など、広範囲に線画が広がったり、減速していく物に使われる。
何カットか連続してトメることで華やかさが出る
イメージ
始 ◇ ◇ ◇ ◇◇◇ 終
対義⇒先詰め
アニメ (あにめ)
言うまでもないが、動画師達が描いた動画全体のことを表す。
「アニメーション」というと動き全般を指すが、特別「アニメ」と言う場合は日本のリミテッドアニメーションのことを言い、
カトゥーンとは区別される。 ジャパニメーション。
階調のはっきりしたアニメ塗りやHENTAI文化が特徴で一部のマニアックなガイジンさんに人気。
アニメ塗り(あにめぬり)
セル画塗り、アニメ絵とも言う。
色の階調を単純化し、平面的に塗る着色技法。
大量のセルを着色する必要から生まれた。線で輪郭処理されるため動きに強くムラがでない。
標識的な視認性の良さや作業効率から積極的にCGイラストに取り込まれ、現在の大きな勢力となっている。
しばしば対比されるエロゲ塗りはこれにグラデーション効果やフィルタ、照り返しなどを含んだもの。
ギャルゲ塗りはさらに可愛らしさを出すため、頬の赤みや髪のつやなど漫画的記号を描画したものである。
暗転(あんてん)
エフェクト技法の一つ。
瞬間的(1~2コマ)に画面を白から黒に変える事で、物体が衝突したり爆発したりなどの衝撃を表現する事が出来る。
発光部分だけを白く塗りつぶせば強い光を表現できる。
極めて簡単だが、繰り返し強烈な点滅を続けると目がチカチカしてしまうので使いすぎには注意が必要である。
対義語⇒明転(めいてん)。
アンドゥ(あんどぅ)
別名「元に戻す」
操作をひとつ前に戻す機能。EasytoonBRABRAでは100回まで可能になった。
ショートカットキーCtrl+z。
Easytoonのいくつかのバージョンによっては不具合が報告されている。
対義⇒リドゥ
イジトン(いじとん)
Easy toonの通称。詳しくはEasyToonを参照の事。
板野サーカス(いたのさーかす)
板野一郎氏を代表する動画風のひとつ。
GIF界隈では"多数のホーミングミサイルを3D視点で描く動画"を指す言葉として使われることが多い。
色収差(いろしゅうさ)
カメラのレンズが抱える問題。レンズは光を屈折させ結像させるものであるが、実は色(波長)毎に屈折率が異なる。
このため画面の周辺が虹色を帯びたり輪郭の色味が合わずに滲み出す現象がみられる。これが色収差。
動画のチャンネルを移動したりサイズを変えることで意図的な色収差を生じさせる技法は頻繁に利用されてきた。
特に爆発シーンなどカメラが強烈なストレスを与えられた時のダメージ表現や不安定な状況を表現するのに利用されている
色トレス(いろとれす)
黒以外で書かれた境界線。ここを塗りつぶすことでアニメ塗りになる。
インタバ(いんたば)
インターバルの略語。詳しくはインターバルの項目を参照。
インターバル(いんたーばる)
1フレームに対する表示時間。
Animation GIF Makerではディレイ、Giamではウェイトとも呼ばれるが、意味は全て同じで時間速度も1で0.01秒、100で1秒と同じ。
なおほとんどのgifアニメーションツールは一括して設定できるようになっているので、同じインターバルで通す場合一コマずつ設定する必要は無い。(EasyToonの場合は基本インターバルの頁を参照)
注意したいのはIEで再生する場合、5以下に設定されたフレームは自動的にインターバル10で再生されてしまうという現象。
これを避ける為ウェブアニメーションとしての公開が前提の場合一般的に「6」(0.06秒/1コマ)を最小値とする傾向にある。
無論IE以外(QuickTimePlayer等)ではインターバルを1に設定しても差し支え無く再生できる。
というか「表示時間をコマ単位で設定できる」というのがEasyToon最大の特徴である。
インターレース(いんたーれーす)
画面の更新をする手法の一。奇数段と偶数段の二回に分けて走査をおこなう。
動画を扱う場合はインターレース方式のほうがちらつきを抑えられるとされている。
対義⇒プログレッシブ
ウゴウゴ(うごうご)
名前の由来はウゴツール(由来の由来はテレビ番組「ウゴウゴルーガ」)
ウゴツールで作ったアニメのように、同じような絵を数フレーム描き、パターン化して表示することでコピーを使わず生き生きとした静止状態を表現すること。
多くはウゴツールほどではなく、数ドットの違いでウゴウゴさせる動画師が多いようだ。
エフェクト(えふぇくと)
本来は立ち上る煙や炎のゆらぎ、水しぶきや光線等を表現する場合の比較的特殊な画面効果のこと。
中割りが通用せず、動画の経験とセンスが試される有機的かつダイナミックな動きで画面にインパクトを加味する。
特にGIFアニメにおいては振動・暗明転・衝撃など、攻撃や動作を強調させるために書き入れる線や効果を指す場合が多い。
線以外にも点だけでエフェクトを表現する「粉エフェクト」と呼ばれる技法もある。
抽象的な強調である場合には使いすぎると現実味を帯びにくい。
無音で白黒のアニメの場合、数少ない強調効果の一つであるとして力を注ぐ動画師が続出。一時は始終エフェクトで埋まるアニメが乱造される事態に至った。
送る(おくる)
次のコマに移動させること。適当なコマをアニメーションで誤魔化す、という言い方は乱暴かもしれない。
送り描き(おくりがき)
原画を割って描くのではなく、一コマ出来たら次のコマへと描き進めていく手法。
計画的でない分思い通りに動かすのは難しく、慣れていないと後からかなりの調整を要する。
オニオンスキン(おにおんすきん)
由来はかつてアニメーション現場で使用されていたたまねぎの薄皮のように薄く透ける紙。
動画関係ソフトで前後のコマを重ねて表示する機能を指す。
オバケ(おばけ)
残像の別名。詳しくは残像の項目を参照のこと。
オーバーラップ(おーばーらっぷ)
2枚の絵のフェードイン・アウトをクロスさせることで滑らかに場面転換できるワイプの一技法
マスク合成の応用的技法。詳しい使い方はマスク合成の項にある外部リンクへ。
か行
解像度(かいぞうど)
主にモニターやプリンタなどの出力装置におけるきめの細かさの値。高ければ高いほど滑らかで低いとモザイクのようになる。
1ドットの実際の幅なので同じ解像度のモニタを使用しているのであれば定義してもマシンが重くなるだけで意味が無い。
逆にプロジェクタやプリンタなど解像度の違うデイバスに出力する場合は慎重に決める必要がある。
一部入力においてもスキャナの読み取り精度やマウス/タブレットの分解能などを指す場合がある。
一般にレゾリューションとも言う。
カット(かっと)
一台のカメラで撮ったような連続的な動画部分。
一般にはこれを一つの素材として幾つも繋ぎシーンを完成させるが、
ドキュメンタリーのような説得力を持たせたい場合にはあえて始終ワンカットという手もある。
カットイン(かっといん)
キャラの大技使用時などに、キャラの目や顔のアップなどの絵を割り込ませる事。
上手く使えば戦闘中などでも細かい表情描写が可能になるが、その分画面の一部がカットインに割かれることになるのであまり大きすぎるカットインなら素直にカット割りすべき。
カット割り(かっとわり)
カットを繋げてシーンを構成する作業。
どのタイミングでどのカットを挿入するかが全体の印象を左右する。
動画を扱う者としてのセンスが試されるが、3Dアニメが苦手な人でも多角的な画が使える。
奇抜なカットを挿むのも手のうちだが、なるべくカメラの切り替えを感じさせない自然な構成に持っていきたい所。
カメラワーク(かめらわーく)
視点または擬似的なカメラ位置の移動を指す。
カメラの向きや位置を考えた上で描かれる3Dアニメでは、カメラワークとの親和性が高く前提ですらある。
誰も見たことの無い視点移動で迫力を、観客として視点を追うことで臨場感をと画面効果としてのウエイトも高い。
背景を描かずにカメラが動くと分かりづらく観客の混乱を招く。屋外なら地平線一本でも描いておきたいところ。
2Dアニメにおいてもカメラがキャラを追う事でスピード感を表現したり、TU・TBさせるなど役割は数多い。
画面拡大(がめんかくだい)
EasyToonにおいて編集中の画面を拡大表示する機能。
細かく精密な動きを描く場合や中割り作業に便利。
地道なドット打ちになりがちなので、今までの勢いが殺されモチベーション維持に苦労する描き方である。
EasyToon内でのプレビュー再生にも影響するので注意。
画力(がりょく)
はっきりとした定義はないが、一般的に絵の上手さを表す。動画の上手さは動画力とも。
ただしアニメーションにおいては実質同じ絵を大量に描くので安定した画力のほうが望まれる。
ついでに立体的な理解と線画技術があれば自分のイメージをより素直に表現しやすくなる。
元祖(がんそ)
本来はそのブランドのオリジナルを作った人や会社、物等の呼び方に使われる。
このwikiや動画界では、Radium Softwareの初期版Easy Toonの事を指す。
軌道(きどう)
動きの流れを視覚化した線。物体が移動する際に通過した位置の集合。
軌道が滑らかな曲線を描き、まるくなるように動かすと気持ちいいという言われもある。
連続写真やスローモーション映像でひとつの部品を追って観察するとよくわかる。
基本インターバル(きほんいんたーばる)
EasyToonで設定できる数値。一括してインターバルを設定出来る。
場所は初めて触る人には分かりにくいかも。一般に、
メニューバー>表示>基本インターバル。が、バージョンによってはプロパティと表示されている場合もある。
いわゆるフレームレート。ここで入力した数値が少なければパラパラまんが、多ければ紙芝居となる。
ツールバーにあるフレームインターバルが0に設定されている場合にこの基本インターバルが代入される。
小さければ小さいほど細かい動きを表現しやすくなる。6や8などが主流。
IE上では6未満の数値(0を除く)は10に置き換えられてしまうため注意が必要。
消しゴム(けしごむ)
描いた線を消す機能
EasyToonの場合は右クリックで使用。
数字は消す範囲の直径を表す。Easytoon BRABRAの初期値は16。
Easytoonは透明度を上げて見えなくするというよりむしろ白く塗るイメージ。
削り(けずり)
滑らか過ぎて勢いのない動作部分のフレームを削除し、動きを素早くすること。
慣れるとキレのある動きを出せるがコツがいる。
削りすぎると速すぎて何をやっているのかわからない、といった状況を引き起こすことも。
対義⇔中割り 類語≒中抜き
効果音(こうかおん)
BGMや音声以外の物音。SE。
あるなしで全く違うものになるが、音声加工技術がないと合わせるのが難しい
なおウェブ上で無料の効果音を配布している有難いサイトもある。
規約を守った上で効果的に利用したい。
コピー&ペースト(こぴーあんどぺーすと)
選択範囲を複写すること。
おもに地形や背景、静止面が複数コマ続く時に用いられる。
他にも同じ形状の物体を描く手間を省く事ができるが、動きが死ぬため動体をコピー&ペーストする事は推奨されない。
フォーカスがキャンバスにある状態でコピーすると、そのコマ全体をきれいにコピーできる。
ショートカットキーCtrl+c(コピー)、Ctrl+v(ペースト)
略語⇒コピペ
コピペ(こぴぺ)
コピー&ペーストの略語。詳しくはコピー&ペーストを参照の事。
コンポジション(こんぽじしょん)
集約、構成の意。アニメでは様々な要素を組み合わせた構図全体のことを指す。美術の構成。
ここでは撮影段階におけるさまざまな合成や特殊効果を加えるといった部分をさす。
すでにあがった動画を素材として集約し最終的な合成を始めるアフターエフェクツのようなソフトが得意な仕事。
コンポジット(一纏めにしたもの)、コンポーネント(集約のための部品)なども覚えておいて損はない。
さ行
残像(ざんぞう)
「オバケ」とも呼ばれるエフェクトの一種。基本的にインターバル6以上の速度の物の動いたその名の通りの
「残像」を描く技能。故に残像を使われるフレームはインターバルが低い方が良いとされ、物体が早く運動するほど長く伸びたり変形して描かれる。
大抵の動画師はそのまま実態の無いものとして捉えているのか、1フレームのみ描写することが多い。
厳密には次のコマの影響を受けない「尾を引くタイプのブラー効果」としてオバケと区別できるがほぼ同義。
先詰め(さきづめ)
中割り技法の応用。対象の線画フレームや動作の初めの方に詰めて中割りする事を指す。
再生すると初め緩やか、後に大きく線が移動する
用途は主に自動車・自転車等、後々加速して行く動作に使われる。
イメージ
始 ◇◇◇ ◇ ◇ ◇ 終
対義語⇒後詰め
シワ(しわ)
旗や服など柔らかい布が弛み重なること
動きが複雑で高度な技術を要するが全く描かずに省略すると嘘臭い動きになる。
世田谷(せたがや)
このwikiや動画界では世田谷変態同盟のSetagaya branchの事を指す。setagayaとも。
東京都の某区市では無い。
サブフレーム(さぶふれーむ)
Easytoon BRABRAについている機能
通常のクリップボード以外の8枚分のクリップボードとして使うことが出来る。
また、コピーされているサブフレームを選択することで緑色のトレース機能としても使うことが出来る。
しかし通常のクリップボードから貼り付ける時とは違い透過コピーをすることは出来ず、貼り付け直後もキャンバスは選択された状態にならない。
ショートカットキーCtrl+Shift+テンキー[1~8](登録)、Ctrl+テンキー[1~8](ペースト)
サブリミナル(さぶりみなる)
長い動きの間に一瞬だけ別な何かを表示させて印象をつけさせる効果。
そうした映像は自覚が無い内に目に焼きつくので、今日問題となり放送されている番組のアニメーションでは使用はされていない。⇒サブリミナル効果
本来は「お遊び的な」物で、スローで再生するとそれが判る様になっている。
白黒Gifで使うとハッキリする為、まれに演出や自虐を混ぜる時使われる。
そもそも、サブリミナル効果を与えるのは0.03秒とされているため、最速(IE)が0.06秒とされるイジトンでは完全なサブリミナル効果は得られないものと考えられる。
シーケンス(しーけんす)
順列。順番に並んだ数字のこと。
特にアニメのセル画のように連続したコマをもつファイルを言う。
シーケンスファイルに対応したソフトでは、先頭の画像を開くと動画で取り込まれるといった機能を備える。
シェイク(しぇいく)
振動の別名。詳しくは振動の項目を参照の事
衝撃(しょうげき)
打撃や着地など幅広く「効果線」として書き入れられる線。視覚エフェクトの大半はこれにあたる。
また、近頃はトーンや点を使うなど必ずしも線ということは無い。
本来「無い」線のため、書きすぎるとフレームがただの落書帳のようになることも。あくまで視覚的なアクションの補助として扱うことが妥当。
ショートカットコピー(しょーとかっとこぴー)
正式名「ショートカットのコピー」。リンクの貼ってあるテキストを右クリックしたメニューにある。
(サーバーによっては画像のアップローダーになることを防ぐため、)外部からのアクセスでは画像が見られない、といった状況への対抗策。
URLを直接入力したことになり、ほとんどの場合は外部アクセス禁止のサーバーでも閲覧することができる。
GIFアニメなどが見られない、といった状況に当たったらまずこの方法を試してみよう。
新規作成オプション(しんきさくせいおぷしょん)
Easytoon.exeを実行したときに最初に現れるダイアログのこと。
フレームの幅と高さを決めることができる。
初期値はバージョンによって違うが、Easytoon.iniの[Param]部分を書き換えることで初期値を好きなように設定できる。
振動(しんどう)
エフェクト技法の一つ。別名:シェイク
画面を揺らす事でその動きに強弱を付ける事が出来る。
暗転・中割りの扱い方同様、使い過ぎると動画全体が震源地になってしまうので量に気を付ける事。振動を付けたい場合、3~7フレーム位をシェイクさせて置くと効果的。
通常縦に数ピクセル動かす他、斜めに動かす等様々な揺らし方もある。しかし2Dアニメでは床が横長であることが多いため、横に揺らす方法は効き目が薄い。
ちなみに拡大機能を使う事で手前にも揺らすと、より効果が大きい。爆発などで多く使われる。
ストローク(すとろーく)
線の描画に使う手首やひじの移動。一般に大きいほうが作画に適す。
スピードランプ(すぴーどらんぷ)
無段階的に再生速度を変更する技法。早回しで途中まで再生し、見せ場でスローモーションにするといった緩急の類。
しつこいと説明的になりやすくリアリティーも欠ける。
ちなみにこの場合のランプは光源(lamp)ではなく傾斜(ramp)である。
スローモーション(すろーもーしょん)
フレーム数を増やしてゆっくりとした動きに見せる効果。
攻撃の命中の直前・直後や残酷描写など、決定的な場面をスローモーションさせることで強調させる事ができる。
割と高速なアニメが続いてしまった場合も勢いをスムーズに殺せるので、動画のテンポ調整としても有効。同時に尺も稼げる。
が、やはり露骨に使いすぎるともたもたした構成になるので注意。
類義⇒バレットタイム
線割(せんわり)
線と線の間を縫うようにして動画をはさむこと。
中割りの一技法。
用途は微妙に動く場合に限られる。とくに立体的なものを線割すると危険。
た行
タイムライン(たいむらいん)
動画編集ソフトなどに多く採用されている表示機能のひとつ。
動画や音声などの素材を時系列に沿って編集することができる。
コマ表示に比べ、タイミングや展開を簡単に把握できるメリットがある。
ため(ため)
本来あるはずの無い「遅い」動作を入れること。緩急をつける、とも言う。予備動作。
次に行う動作が強調され、メリハリのある映像効果が期待できる。
映像としてのリアリティーかアニメーションとしての面白さかで、どの程度タメに回すかは変化する。
描き手の個性が出る部分。
短編(たんぺん)
ストーリーのあるアニメーションの内、1話で完結するもの。
小説でいうショートショートに近い。
対義⇒長編
中人間(ちゅうにんげん)
棒人間にそのまま肉をつけたかのような、人間の簡略形の一種。
全身のっぺらぼう型もある。
棒人間と人間の中間的な姿をしている事から中人間と呼ばれているものと思われる。
攻撃の当たり判定や、キャラが横を向いている時の右手左手などの区別が容易になるためキツいアングルやカメラワークにも耐える。
しかし、棒人間に比べてあまり中人間主体のアニメは多くないようだ
長編(ちょうへん)
ストーリーのあるアニメーションの内、複数話で完結するもの。
2,3話ほどで完結するアニメを中編と呼ぶこともある。
GIFアニメは通常1人で作るので、長編の制作には長期的なモチベーションとかなりの時間を要する。
そのため短編に比べ制作は難しく、完結したものより未完結、又は打ち切りのアニメの方が多い。
長編の特徴としては、話を重ねるごとに作者の上達ぶりを見られること、
また、ストーリーを通じて作者の考え、或いは人生観を読み取れることが挙げられる。
対義⇒短編
直線(ちょくせん)
始点と終点を指定すると真っ直ぐな線分が引けるツール
上手く使いこなせればブレのない絵が効率よく量産でき、マウスでも滑らかなアニメが作りやすい。
大体のソフトはShiftキー
著作権(ちょさくけん)
gifアニメに限らず何かしら創作活動をする上で重要なもの。
詳しくは著作権についてを参照。
チルト(ちると)
カメラを縦に振ること。ティルト。アニメでは縦PANと言ったり完全にパンと区別せずに使われる場合もある。
ちなみにカメラの高さそのものが上下するものはチルトではなくペデスタルという。
詰め(つめ)
動きのコマ密度を部分的に濃くすることでメリハリや「間」を表現するテクニック。
アニメーション独特の技法のひとつ。
同義語⇔タメ
透過コピーモード(とうかこぴーもーど)
コピーツールの一つの状態。EasytoonBRABRA特有の機能。
通常コピーしたものをペーストする場合、通常は黒部分も白部分もそのまま対象フレームの左上に合わせてペーストされるが、 このモードでは黒部分はそのままに、白部分を「透明」として貼り付けることができる。
また、このモードをオンにしたまま回転や自由変形を行うと1pxの線が2pxになるようだ。
ただしサブフレームにコピーされたモノについては使えないので注意。
EasytoonBRABRA ver2.54では、このモードをオンにすることでトーンペンの乗算も出来るようになった。
デッサン割り(でっさんわり)
トレスは位置あわせ程度にとどめ、デッサン力でガチに一コマづつ割る作業。
線割りが効かない動画ではこれしか方法がない。
デュレーション(でゅれーしょん)
クリップの再生時間。タイムライン上でインポイントとアウトポイントを設定した場合の間の部分のこと。
由来は経済用語での債券の実質的な残存期間。
動画師(どうがし)
動画を描く人々の総称。特にEasyToon製動画に関してはこの呼び方が浸透している。
定義は単に「動画を作ったことがある人」と認識されているため、レベル等を測るものではない事に注意。
使われることは少ないが、動画士や動画志とも。漢字の違いで意味が違う、ということはないようだ。
ドット絵(どっとえ)
低解像度低色数で描かれた画像。GIFアニメーションと相性がよい。
飛ぶ(とぶ)
制作したアニメが保存忘れやパソコンの不具合によってデータが消えてしまうこと。
初期版のEasyToonはウィンドウを閉じるときに保存するかの質問がでないのでこまめにデータを保存しておく方が良い。
トレース(とれーす)
画像を透かした状態でなぞり描くこと。
アニメーションを作成する上で極めて重要であり、これらが充実しているのも作画ツールの特徴。
EasyToonでは直前のフレームの黒部分を青、直後を赤、サブフレーム使用時を緑で表示する。
青だけ、赤だけの表示にすることもできる。また、重なっている部分はそれぞれの色が混ざって表示される。
線画位置確認のほか、クリンナップ、背景とキャラのパース合わせなど用途は多岐に渡る。
なおペイントツールやフォトレタッチツールで制作する場合は、半透明にしたレイヤーを流用し、
Photoshop系では「web用に保存」でレイヤーをコマとしたgifアニメーションが出力できる。
トレース(とれーす)
いわゆる表面模写。他人の完成作品の線を拾ったり、実写から輪郭を切り出すこと。
動作練習や画力向上(主に線画技術)に適しているが、
行為としては単なるコピーなのでweb上にアップすることは控えたい。
トーン(とーん)
白と黒、2色しか使えないEasyToonにおいて擬似的に濃淡を出すためのドットパターン。
EasytoonEN1.9.5を除くバージョンではペン幅2以上でないと正常に動作しない欠点アリ。
また、Easytoonのあるバージョン(詳細求む)では自分で用意したドットパターンを用いることも出来るようだ。
同調(どうちょう)
アニメの動きやテンポなどを付属のBGMとあわせる事。音同期とも言う。
見栄えは非常に良いが、環境によってイジトンプレビューとIEのプレビューとでは再生スピードが微妙に変化するため、使いこなすのは難しいとされている。
閲覧者側で再生ボタンを押すタイプでは個人のタイミングによってズレが生じ評価が変わることもある。
また、作者の選曲のセンスも問われる。
同トレス(どうとれす)
すでに完成してある画をそのままなぞること。
初心者のトレス技術向上や震えや潤いの表現に応用される。
な行
中抜き(なかぬき)
あえて描かないテクニック。現在のリミテッドアニメにおいて極めて重要。
対義⇔中割り 類語≒削り
中割り(なかわり)
フレームとフレームの間に新しいコマを挿入し、そのフレーム間の中間動作を描き入れて滑らかにする作業。
はじめに何枚か原画を描いておき、中を割って完成させる。アニメーションの基本。
対義⇔中抜き
なめ(なめ)
対話シーン等で人物の肩や腰を手前に入れ込む構成。
観客の視点が会話線上に食い込むので2D画面よりも親近感が増す。
他にも握りこぶしと敵、踏ん張る足と行き先など対象や目的を明確にするときにもよく用いられる。
ノンリニア編集(のんりにあへんしゅう)
コンピュータを用いた動画編集のこと。
従来のテープ式では複数のデッキを用意し、再生と録画を平行して行っていた(リニア編集)
ダビングを繰り返すため質が落ちていくリニア編集に比べ、デジタルデータは短時間で劣化なく編集できる。
は行
背景動画(はいけいどうが)
次々と変化する背景。背動。
単純に止め絵をスクロールさせるのではなく、キャラクターや画角を1フレームづつ考慮し描いたものを指す。
爆発(ばくはつ)
物体が破裂するエフェクト。アクション動画の華。
爆炎や爆煙、爆発後の処理など、難易度の高い要素が多い。
パスティーシュ(ぱすてぃーしゅ)
作風の模倣、のこと。内容は似ていないがどことなく雰囲気は似ている場合などが挙げられる。
詳しくは著作権の項を参照のこと。
発光(はっこう)
物体が光る事。
EasyToonにおけるモノクロの動画では色の変化で発光を表現するのは困難であるが、
暗転・明転を使用しての瞬間的な発光を表現する手法はよく用いられる。
類義⇒暗転、明転
バレットタイム(ばれっとたいむ)
映画「マトリックス」で有名になった撮影技法。
被写体はスローモーションで動作するが、カメラが高速で移動する(ように見える)効果。
この「被写体が静止せずにゆっくり動いている」というところがミソである。
「周りの動きがゆっくりに見えるようになる」効果を持つキャラ固有の技、状態を指す事もある。
類義⇒スローモーション
パン(ぱん)
カメラの向きを左右に振ること。
単純に止め絵をスクロールさせるだけでも広がりが出るため空間や世界観の説明などにも便利。
キャラクターや物を画面内で追い続け結果的に振るつけパンはよく使われる技法のひとつ。
ちなみに流背を背にキャラクターが三度繰り返しパンするのを三段パンと呼ぶ。
パース(ぱーす)
パースペクティヴ(perspective)の日本語略。遠近法のこと。
背景動画の制作には欠かせない。画面のレイアウトを決定する上でも重要。
集中線などを書き入れることなく自然に視点を誘導できる。
フェードイン・アウト(ふぇーどいん・あうと)
動画を切り替えるテクニックの一つ
トーンを使って画面を段階的に白くしたり黒くして場面を変化させる。
マスク合成の応用的技法。詳しい使い方は「マスク合成」の項にある外部リンクへ。
フォロースルー(ふぉろーするー)
「のこし」とも。
動作の後に慣性のあるあそびを持たせることで自然なしなやかさを持たせるアニメーションの基本的な技法。
髪の毛のなびきにも応用される。
フッテージ(ふってーじ)
撮ったまま、未加工の映像素材のこと。ストックフッテージ。
インターレースやfpsなどもっとも基本的な設定はこの段階で行う。
ブレ(ぶれ)
カメラが意に反して動いてしまうこと。
見にくく不快な映像になる為、実写でブレは基本的に避けるべきであるが
これを逆手にとりアニメ上であえて再現することで臨場感のアップを狙う場合がある。
振動との描き分けが難しいので、外部から加わる力と手で押さえる動きを再現する気持ちで描くとよい。
具体的には大きく大胆なパンと小さく滑らかなパンを組み合わせる、オバケを加えるなどの手法がある。
フレーム(ふれーむ)
動画枚数の単位。1フレーム(F)=1枚と言う事になる。
無論、枚数が多ければ多い程GIFのサイズは増えてゆく。
ひとつのgif動画のフレーム数の限界は約1000フレームとされてきたが、EasytoonBRABRAではそれが無くなった模様。
プレビュー(ぷれびゅー)
レンダリング前に一時的に再生して動作を確認する機能。
EasyToonが愛されている理由の一つがこの手軽なプレビューである。指パラ。
プログレッシブ(ぷろぐれっしぶ)
ディスプレイ表示を一回の走査で更新する方式。
静止画や文字を表示する場合はこちらを用いたほうが目が疲れないと言われている。
ノンインターレースとも。
対義⇒インターレース
ベクターグラフィックス(べくたーぐらふぃっくす)
直線や曲線を位置や角度といった数値データで描画する手法。
どれだけ拡大しても荒れることはなく、一般に容量も少なくてすむ。
回転や線の移動などが容易に行えるため、デジタル環境での作画に向いている。
Adobe Illustratorなどベクターグラフィックスを使用して描くソフトのことをドロー系と呼ぶ。
単にベクターとも。
対語⇒ラスターグラフィックス
ペンツール(ぺんつーる)
EasyToonでキャンバス上にフリーハンドで線を引く機能
左クリックで使用。
数字は描く範囲の直径をピクセルで表す。初期値は2。主流は1か2らしい。
EasyToonはペンタブの筆圧機能に対応していない。
棒人間(ぼうにんげん)
丸い頭と線のみで描かれた細い体で構成された、人間を最も簡略化した姿。
古くは弥生時代の銅鐸などにも描かれており、歴史も深い。
きわめて描きやすく、使い勝手が良い。
しかしこの事から棒人間をメインとして描く動画師が増えやすく、いまや棒人間というひとつのブランドを形成している。悪く言えばマンネリが生じている。
棒人間をひとつのキャラとして確立しようとしても、頭部に色を塗るなどの手段に限られるため被りやすい。
特に全身を使ったアクション向けで、極端な寄りやアクション以外をメインにして使いこなすには少々シビア。
その結果格闘物が多く、全身を映すために引いた分の迫力を埋め合わせるため、エフェクトが多用されるというパターン化も。
ま行
マスク合成(ますくごうせい)
EasyToonに備わっている機能。
直後のフレームにある黒部分を直前のフレームで白部分にし、中間のフレームに(白部分透過で)書き加える。
フェードイン・アウトにも使われるが少しわかりにくいため使い勝手が悪い。
主に背景とキャラを合成する場合に使われる。詳しい使い方はこちらへ。
マルチ(まるち)
背景や前景を複数の階層に分け、それぞれ異なったスピードでスライドさせること。階層が多い場合は多段マルチとも。
前景を速く遠景をゆっくり流すことで画面に立体感が生まれる。ただしカメラが同じ向きで視点移動する場合のみ。
レイヤー機能を備えたソフトでは単にスライドするだけで2Dアニメでも簡単に動的な遠近感が付けられるが、
EasyToonではマスク合成を順序よくかける必要があり、段が多いとかえって複雑。
目パチ(めぱち)
目をつむった画を挟んでまばたきを表現すること。半開きと完全に閉じた状態の三枚を使うのが基本。
明転(めいてん)
エフェクト技法の一つ。
一時的に画面を黒から白に変えて、簡単に強弱を付ける事が出来る。トーンを貼ったりしている時に主に使用。
又はライク氏等が良く使用される白背景の中で物質背景を消したフレームにエフェクトを描き足すといった単純な暗転を反転した様な使われ方もされる。
その場合の迫力(力の大きさ)は明転<暗転になり、暗転ほどチカチカしないといった利点がある。
無論強い点滅に変わりはないので使いすぎに注意したい。
対義⇒暗転(あんてん)
メタモルフォーゼ(めたもるふぉーぜ)
変形。丸がだんだん三角になったりするもの。「メタモ」と略される
手書きではなく完全にデジタルで演算したもはモーフィングという。
下手な中割りでだんだん形が崩れてしまっているのを指す表現としても使われる。
モーションブラー(もーしょんぶらー)
CG用語での残像。特に作画ではなく撮影の時点で入れるエフェクトとしての動的なぼかしのこと
文字(もじ)
専ら文章を読ませたり、台詞を喋らせる時などに使われる。
本来、アニメは読み物ではないため文字が多いとダルくなりがちである。
テキスト挿入が出来ないソフトや過去バージョンでは他のツールを介しコピー&ペーストして張り付ける。
表示時間の設定がキモ。
モブ(もぶ)
大勢の人間。背景に近いエキストラ的な位置にある。群集が一度にうごめくシーンをモブシーンという。
や行
ユニシス(ゆにしす)
アメリカのIT会社。GIFの圧縮アルゴリズムに特許を持っていた。
1994年に、GIFにおいてもこの特許が有効であるから全てのソフトは直ちにライセンス料を支払うようにという声明を発表。
強烈な反感と徹底的なGIFの排斥運動を巻き起こし、ライセンス違反を恐れたフリーソフトの配布停止が後を絶たず
GIFに替わるフリーのPNGフォーマットが開発され今後はこれを使うようにという呼びかけが広まった。
特許は2004年に失効されたがブロードバンド化と共に大きなJPEG写真も扱えるようになり、GIFは枯れたフォーマットと化した。
ら行
ラスターグラフィックス(らすたーぐらふぃっくす)
ドットの集合として画像を描画する手法。
より直感的で柔軟な編集ができる。
ビットマップとも。
対語⇒ベクターグラフィックス
リドゥ(りどぅ)
別名「やり直す」
アンドゥで元に戻した操作を再現する。
ショートカットキーCtrl+y
対義⇒アンドゥ
流背(りゅうはい)
流線背景の略。流PAN、流景とも。
勢いを表現するときに使われるブレたような背景や線。
キャラの後ろに乱雑な長めの直線をランダムに配置して表現している動画師も多い。
ループアニメ(るーぷあにめ)
動画の最後のフレームが最初のフレームへつながり、延々と動作を続けているように見せる動画の事。
一般的にはフレーム数の少ないものが多く、どこでループしているのかわからない作品ほど完成度が高いと評される。
EasyToonで制作された動画はデフォルトで繰り返し再生する。させない為には他ツールで属性を変更する必要がある。
レイヤー(れいやー)
素材を順序付けし、重ねて表示する近年のCGソフトには必須の可逆合成機能。
合成モード(描画モード)を変更することでさまざまな表現が可能である。
レターボックス(れたーぼっくす)
本来はアスペクト比やサイズの異なる映像を歪まないように再生するためにつけられる上下の黒帯
GIFアニメには縁の無いはずの物であるが、締まって見えるという画面効果上の理由から好んで使用する動画師は多い。
ここに台詞を白抜きで載せている動画もある
レンズフレア(れんずふれあ)
非常に明るい光源が画面に入ったときに発生する像。ハレーション。
昔から多くの動画師に好まれて使われている擬似的なレンズ効果。
空中や宇宙空間など背景が少なく、カメラ動くと混乱してしまうような場合に手がかりとしてレンズフレアを回り込ませるという手も。
ローリングシャッター(ろーりんぐしゃったー)
CCDと並びカメラの映像素子として利用されているCMOSイメージセンサで起用されているライン上を順次走査するシャッター方式。
視野の上部と底部の露光に微妙なタイムラグが発生しているため、高速でパンすると映像が歪んでしまうことがある。
これを逆手に取り、アニメでは擬似的な映像乱れのエフェクトの一つとして利用される場合がある。
ロトスコープ(ろとすこーぷ)
カメラで撮影した人や物の動きをトレースしてアニメーションを作る技法。
手間はかかるが、把握しづらい動きもこの手法で描いてみれば理解できるようになる。
わ行
ワゴンホイール(わごんほいーる)
fpsと回転する車の車輪が干渉を起こし、とまって見えたりゆっくりと逆方向に回ってみえる現象。
一部の棒人間動画師には回転エフェクトなどと呼称されている。
目視でも蛍光灯は非常に短い間隔で点滅を繰り返しているのでコマ落ちしているように見える場合がある。
英語
Animation GIF Maker(あにめーしょん じふ めーかー)
フリーソフト。エラー等で途中でアニメが途切れてしまった場合に連結するのにも使われたり、背景透明化GIFを作る事も出来る。
但し、これ単体では動画を作る事は出来ず、
予めEasy ToonやGiamでGIFアニメを作って置く事が前提である。
このソフトに蓄えたコマやインターバルを一目で確認できる他、ブラウザで全てのコマをサムネイルで見る事が出来る。が、しかし1050枚程度しか繋げる事が出来ない点に留意しておきたい。
他の人のエフェクトや描写を細かく研究したり、上記の透明化処理をしたい時にはこれが良いと思われる。ただし公開はすでに終了しており、入手は難しい(最後のバージョンはFR)。
(なお、過去のバージョンはhttp://www1.ttcn.ne.jp/~xxxxx/2ch/gif/ などで入手できる)
Easytoon(いーじーとぅーん)
このwikiにおける白黒GIFアニメを作成するための基本ツール。
作者の高橋氏が学生のころに発表した。(現在本人は動画共有サイトにてよよPの名で音楽活動中である。)
現在も有志によって改良がくわえられ、より使いやすく便利なツールへと進化を続けている。
今はEasytoonBRABRAというバージョンが開発されており、GIFファイルの読み込み、ショートカットキーの充実、アンドゥ回数大幅増加、補助フレーム、トーンペン、透過コピーなど、利便性が格段に上昇した。
これまでの改良はオリジナル作者のサイトでソースコードが公開されているため出来たものである。自分なりに改良を加えてみるのも面白いかもしれない。
動作が軽快なのも大きな魅力で、他ソフトをメインに使用している動画師らにもラフ代わりとして愛用されている。
大まかな機能などはWikipediaの方へ。
略語⇒イジトン、ET
Wikipedia
Easytoonオリジナル
Easytoon世田谷
Easytoon1.9.8
EasytoonBRABRA
fps(ふれーむぱーせかんど)
一秒間に表示されるフレーム数のこと。
テレビは29.97fps
GIF(じふ)
静止画フォーマットのひとつ。
連続して静止画を表示するアニメーション効果機能や透過属性を持たせることができる。
優秀な圧縮技術であったが権利問題でPNGに取って代わられそうになった。
問題消滅後今なおWeb上で有効であるが確実に数は衰退している。
GIF職人(じふしょくにん)
GIFアニメーション製作に秀でた人。とくにwin95時代は職人の全盛期であったと言える。
器用な技術や一枚づつMSペイントで描くという根性も評価され尊敬を集めていた。
現在のGIFアニメ界ではどちらかというと動画師の呼び名が一般的になっている。
絶滅危惧種。
Giam(ぎゃむ)
フリーソフト。主にEasy Toon等で予めGifアニメを作った後でカラーアニメに仕立て上げる他、
エラー等で途中でアニメが途切れてしまった場合やリレーアニメなどを連結するのにも使われる。
AVI動画やMNGアニメの読み込み・変換も可能で動画変換ソフトとしても使い勝手が良い。
2つのアニメを連結する際には連結後のアニメの全てのフレームに暗転処理がかかってしまうが、
適当なアニメを用意し再度連結すれば同じように全フレームに暗転処理がかかるので問題ない。
コマの編集の仕方はペイントソフトとセットで使われ、初期はWindows標準仕様の設定されているが、後から自分が使いやすいペイントソフトに切り替える事も可能。
しかし、Gifは256色までの色しか表現できないので、色を塗った通りに出来るだけ表現したいのであれば、
オプション(O)⇒GIF書き込みオプションを選択し、[パレットは個々に持つ]を毎回選択して置けば多少の粗は出るも、それなりの色で表現されるようになる。
数倍手間が掛かる上に、上記の色数制限もあって綺麗なカラーアニメは難易度が高め。
2単調でどれだけ表現出来るかを醍醐味としている白黒動画師の中では現在主流でないが、ワンステップ踏みたい場合はチャレンジするのも手だ。
IE(あいいー)
インターネットエクスプローラー(Internet Explorer)の略。
マイクロソフト社の提供するウェブブラウザ。windowsに付属するが、Mac版もある。現在はサポート外
GIFアニメーションの再現性が低く不安定であるが高いシェアを握っているためにIE上での動作を基準とするのが一般的なマナーであるとされていた。
代表的なものに「インターバルは6以上」「長編はロード画面を」がある。
また高いシェアゆえに悪意のあるプログラムに狙われやすく脆弱性がたびたび問題になっている。
Now loading(なうろーでぃんぐ)
動画の最初のコマにこう書かれる事があるが、GIFに埋め込んでおけるというものではない。
ウェブ上から大き目のサイズの動画をロードしきる前に動画が始まってしまうと、カクカクな動きになることがある。
これを防ぐため最初の一枚を暫く表示させておき、その間に読み込ませようという手法である。
現実には回線の太さは各々で異なるため、おまじない程度の効果ないし長編動画のセオリー的な意味で書かれている。
ちなみに、Now loadingの表示にフレーム数かけて豪華にしたりすると、その分ロードに時間がかかり本末転倒になるので注意。
QuickTimePlayer(くいっくたいむぷれいやー)
アップルの開発しているメディアプレイヤー。Mac上では柔軟で優秀なアプリケーションだがWindows版は重い。
IEのインターバル制限を無視できるため、こだわりのある動画師が正確なタイミングで表示されるように
QTで見てね、と一言促す場面がみられる。
方向キーでコマを送って1フレームごと詳しく見ることが出来る。
TU・TB(とらっくあっぷ・とらっくばっく)
カメラそのものが被写体に寄っていく・引いていくこと。
光学的に広角から望遠でズームする場合と違い、背景のパースを取り直さなくて良いのでよく使われる。
変形ツールで拡大・縮小したようなカット。
関連⇒カメラワーク
他
1.9.5(いち てん きゅう てん ご)
このwikiや、動画界ではFlat2D(現在工事中)のEasyToon 1.9.5の事を指す。
小数点を打つのが面倒臭いと言う方はET195と言えば大体判る可能性あり。195だとパっと見判らない。
唯一ペン幅1でトーンが描ける。ちょっとうれしい機能。
追記:最近新しく1.9.8にバージョンアップされたようだ
2Dアニメ(つーでぃーあにめ)
カメラが真横からの位置で終始角度を変更しない動画。
構成が単純で、描き手にもとっつきやすい。限られた視覚内での表現力がわかりやすく表れる。
3Dアニメ(すりーでぃーあにめ)
カメラの角度が変化する動画。
本来ならば位置関係を考慮して描かれるのは当然であるが、あまりに2Dアニメが普及したため比較的珍しい部類に。
その影響かカメラワークが非常に激しく、立体感を強調してみせる例が目立つ。
被写体をカメラが追いかける以上カットが割りにくく、画面レイアウトが崩れるというデメリットもある。
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