前田正甫

Last-modified: 2020-09-18 (金) 21:17:31

ふりがな、まえだまさとし、生没年1649年-1706年。1649年に初代富山藩主前田利次の次男として産まれた。兄千勝丸が早世したため世子となる。1674年父利次が急死すると藩主を継いだ。藩主になった後は利次の改革路線を引き継ぎ行い新田開発、薬売りに力を注ぎ藩の財政を立て直した。また醤油にも力を注ぎ、藩の財政を安定させた。その一方重度の遊び好きであり、尚且つ女癖も悪かったそうだ。また、狼狩りを好んだらしい。だが、それらの行いはすぐに介入したがる加賀本家や、幕府を油断させるためという説もある。事実、この行いのおかげで本家の介入を受けた他の分家達とは違い幕末まで加賀本家の介入を受けずに済んだ。1706年死去享年58。奇しくも父利次と同じ享年だった。