104スレ/いちゃいちゃ悪魔

Last-modified: 2014-06-20 (金) 22:28:32

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/07(土) 14:10:21.04 ID:vu3iAN320
悪アルも良いけど帰国子女まどっちを滅茶苦茶愛でるhmmdが見たい

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/07(土) 15:11:05.43 ID:CYz3+VRg0

>>23
見たい・・・デビほむがまどか可愛い可愛いって抱きしめて
腕の中のまどかの髪を梳かしたりほっぺ撫でたり首筋や額にキスしたり
ぴったり身体をくっつけてお互いの体温感じちゃったり

40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/07(土) 23:23:56.36 ID:DLjaZL6e0
>>26
微妙に違うけどなんかできました
いちゃいちゃ悪魔
http://ux.getuploader.com/homumado/download/651/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%84%E3%81%A1%E3%82%83%E6%82%AA%E9%AD%94.txt

http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1402100795/40

txtファイルはこちら

途中で方向性がわからなくなった拙文。頑張って悪魔的攻めを見せようとしたらただの唐突な感じに……


今日はほむらちゃんのお家に来ました。二人で一緒にお茶をして、楽しくお話していると、ほむらちゃんは急に私に向けて
寄りかかってきました。さらさらした髪を服越しに感じ、清潔感のあるほのかに甘い香りにどきっとします。
肩に頬っぺたを乗せられて、アンニュイな表情で見つめられた私はどきどきしてしまって、動くことも、目を合わせることも
自由に出来なくなってしまうのでした……

「ほ、ほむらちゃん……疲れちゃったの?」

「少しね。こんなに人と話したのは久しぶりだから」

ほむらちゃんは一人でいるのが好きで、クラスのみんなと最低限の交流しかしません。最近になって、私といることが増えて
少しずつ交流が増えてきましたが、繊細で、傷つきやすくて、他人を傷つけることを恐れている節があって
私は心を痛めています。だからこうしてほむらちゃんと一緒にいる時間を自分から作るようにしました。
私と二人だけの時は、普段見せない表情をいっぱい見せてくれて、いつもより多く声を聞かせてくれます。

だから、つい喋りすぎてしまったのかもしれません。こうして会えるのが楽しみで、昨日の夜は何を話すかを考えながら
眠りについて、夢の中でもお喋りしてしまったくらいだから……

「気を遣わせてごめんね。私、今日は帰ったほうがいいかな?」

まだ昼下がりで時間はたっぷりあるけど、ほむらちゃんは以前病弱だったと聞くし、大事を取ったほうがいい気もします。
名残惜しいけど、また学校で会えるよね。それに、あまり一緒にいると嫌われるかもしれないし……

そんなことを考えていると、私の表情から心情を察したのか、ほむらちゃんが首を横に振って引き止めます。

「いいえ。ここにいて。あなたといると安心するの」

ほむらちゃんは私の手にその白い指先を重ねました。私は身体と心を預けてもらえた実感に胸が熱くなりました。

「嬉しいよ……もう少しだけ、居させてね」

いきなりのスキンシップには驚いてしまいましたが、私はほむらちゃんに安らぎを与えていることを知り、とても安堵しました。
瞳を閉じて、私に寄りかかってくるほむらちゃんがすごく愛おしい……

「普段は一緒にいるだけで、すごく緊張するのに……」

「……えっ」

「……何でもないわ」

弱音とも、告白ともとれる一言に、私は戸惑います。私と同じ気持ちだったことに驚き、親愛の情がふつふつと湧きあがります。

「私もだよ……ほむらちゃんのことを考えるとどきどきするのに、今はとても安らかな気持ちなの」

想いを込めてそう伝えていました。頬を少し染めたほむらちゃんの真摯な瞳が、熱っぽく私を見つめてきます。
私もその姿に魅入られて、二人で見つめあいました。時計の針の音すら聞こえてきそうな静寂の中で、ほむらちゃんは私の手を
両手で優しく包んだあと、指を絡めました。その感触に私は小さな声をあげてしまいます。

抗いようのない、湧き上がる何かに支配されてしまいそうでした。女の子同士で、指を絡めただけなのに、こんなにも私は
胸を疼かせてしまったのです。ほむらちゃんは私の胸に甘えるように頬を擦りつけ、腰に手を添えて抱きしめました。
上目遣いで私を求めてくるその姿に、私の理性は消えてしまいそうでした。

二人の顔が近づくと、ほむらちゃんは頬を重ねて私の髪を指先で優しく撫でました。

「綺麗な髪をしているのね」

「あ、ありがとう……」

リボンが解かれます。髪を下ろした私を見てほむらちゃんは満足そうに微笑みました。

「まるで、お人形さんみたいね」

「私は、ほむらちゃんみたいに綺麗じゃないし、髪だって、そんな……」

言い訳をする私に、ほむらちゃんは『しーっ』と人差し指を立てて、口元に添えました。
その仕草がとても大人びていて、私は彼女の小さく潤った唇をまじまじと見つめてしまいます。

「あなたの魅力、私は知っているわ」

先ほど口元にあてていた指先で、私の唇に触れました。間接キスなんだと少し経ってから理解して、顔が真っ赤になります。

「ほむらちゃん……さっきからおかしいよ……私も、おかしくなっちゃうよ/////」

瞳から下を両手で覆ってしまいました。唇や頬が空気に触れる感触すら、ほむらちゃんに見られることすら恥ずかしくて
胸がずきずきと疼くのです。

「ごめんなさい。これはおまじないなのよ。もっと素敵な女の子になれるおまじない」

茶目っ気のある瞳と、緩んだ口元を艶やかに見せながら、ほむらちゃんは私の髪を梳かし、首筋や額に軽くキスしてくれました。
私は声にならない声をあげながら、宙に浮いてしまいそうな感覚を覚えて、ほむらちゃんの身体に触れました。
一通り髪を梳かし終えると、ほむらちゃんは私の頬っぺたを愛おしそうに撫で上げます。

「可愛いわ。まどか。本当に素敵よ……とても愛おしい」

ほむらちゃんはこわれものを扱うように、優しく私を抱きしめます。私はずっと、こうして抱かれていたいと思いました。
ほむらちゃんの体温に包まれて、その熱をもっと感じたくて、私もほむらちゃんの細い身体を強く抱きしめます。
居場所を求めた唇は、白い頬を求めました。軽い口づけを何度も繰り返しながら、私はほむらちゃんへの好意を耳元で囁きます。

「ほむらちゃん、好きだよ……大好きだよ……可愛くて、ずっと、ずっと……抱きしめ合いたかったよ」

身体を小さく震わせながら、ほむらちゃんは私の耳に軽くキスしました。思わず吐息が漏れると、耳を甘噛みされ
恥ずかしい声を聞かれてしまいます。ほむらちゃんは堪えきれず、私の耳をちゅうっと吸い上げました。
ダメ、ダメっと声をあげてながらも、私は未知の快楽に溺れてしまいました。大好きな人にこんなことをされるのが
想像以上に甘い体験で、私は力の抜けたこの状態で、溶け合うように重なりたいと願ってしまうのです。

ほむらちゃんの白い頬を両手で包みながら見つめ合うと、私はあるお願いをすることにしました。

「……ほむらちゃん、おまじないをかけさせて」

「どんなおまじない?」

「ほむらちゃんが、私のことを好きになってくれるおまじない……」

「……もう、ずっと前からそのおまじないをかけられているわ」

小さく苦笑した後、これ以上ないくらい真っ直ぐな瞳で、ほむらちゃんは私を見つめてくれます。
二人はいつの間にか、おまじないにかかっていたんだね……

「私もそのおまじないにかかってるんだよ。ほむらちゃん、二人でおまじないをかけあおう。
 これからもずっと、二人が大好きでいられるおまじない……」

私は二人だけの秘密だよという意味も込めて、自分の唇に人差し指を立てました。
その人差し指でほむらちゃんの唇をなぞります。ほむらちゃんは微笑んで、これ以上ないくらい私を引き寄せます。

瞳を閉じて小さな吐息を重ね合うと、ずーっと、消えることのないおまじないをかけあいました……




「こんな感じだったよ……//////」

「それでそれで!?」

私はその夜、お花畑にいる夢の中で『今は深層心理の中に眠るもう一人のあなた』と名乗る、ちょっと怪しい、でも神々しい
羽が生えていて髪の長い、私そっくりの女の子に問い詰められていました。あまり話す気はなかったけど、気圧されてしまったのです……

「どれくらい長くちゅーしたの……?///」

「覚えてないよ……ずっと、してたよ……/////」

「そ、そんなに!?」

「唇、柔らかくて、口の中、あったかくて、舌とか溶けちゃいそうだったし……二人とも、抱きしめあって、離さなかったの……」

「ほ……ほむらちゃ――――――ん! ……もう我慢できない。会いにいくね!」

もう一人の私は、羽をアグレッシブにばたばたさせながら、どこから取り出したかわからない弓で私の夢の中を壊そうとしていました。

「あ、危ないよ! ここ、私の夢の中だよ!」

「大丈夫だよ。あなたはちょっと眠っていればいいから。私が代わりにほむらちゃんをキス中毒にして帰ってくるね!」

「そ、そんなぁ……!」

私が困り果てていたとき、黒い羽の天使が舞い降りました。その姿はほむらちゃんそっくりです。

「ほ、ほむらちゃん!?」

もう一人の私はその人のことをほむらちゃんと呼びました。ほむらちゃんも二人いるの!?

「あなたもお休みの時間よ」

もう一人の私は、その人に手を差し伸べられると、残念そうにしゅんとした顔になりました。

「あ、あの……ほ、ほむらちゃん」

私はおずおずと声を掛けます。妖艶な笑みを湛えていたその人は、寂しそうな顔で微笑みました。

「違うわ。私は悪魔。暁美ほむらのこと、これからもよろしくね」

「お話楽しかったよ。また会おうね」

もう一人の私と悪魔さんは手を繋ぎながら私に手を振ると……



「あれ……私、どんな夢を見てたんだっけ」

何を覚えていない。時間は……3時40分。もう一眠りしよう……

「ほむらちゃん……すぅ――……」


『おやすみ、まどか』


「おやすみ……な、さい……すぅ……」



翌朝のほむらちゃんはすごく眠たそうな顔をしていました。

『えへへ。学校で寝てるほむらちゃんも可愛いね♪』

机に伏せながら、幻聴が聴こえるているかのように苦しんでいます。

「ほむらちゃん大丈夫?」

「うーん……ま、まどかぁ…………め、がみぃ」
寝言でほむらちゃんは私の名前を読んでいました。

「ほむらちゃん!? こ、ここ学校だから、みんなに聞こえちゃうから……! め、女神って、私のこと!?/////」

おしまい