153 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/23(月) 01:29:58.62 ID:56ZMRbMh0
>>148
いい・・・新手のまどほむ結界キマシタワー
二人でどんな曲を聴いてるんだろうね
156 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/23(月) 01:38:41.51 ID:mQx59q6O0
まどかの好みに合わせて演歌という可能性
157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/23(月) 01:39:28.27 ID:Hm91r4+C0
ズンドコか
222 名前: ◆HOMUMADOj61K [sage] 投稿日:2014/06/23(月) 23:41:57.39 ID:V6NUD1XH0
雨の日は憂鬱だった。
幾度も繰り返したあの光景を嫌でも思い出してしまう。
難度繰り返しても乗り越えることが出来なかった、あの絶望を。
暗く沈む気分を少しでも切り替えようと、耳にイヤホンをはめ込む。
聞こえてくるのは、いつかあの子が教えてくれた歌。
「これを聞いてると元気が出てくるんだ。どんなに悲しくっても、辛くっても、やるぞって気になるの」
そう言って向けてくれた笑顔を、思い出すために。
「ほむらちゃん、何聞いてるの?」
傘を差そうとしたところであの子に呼び止められる。
こんな私に優しくする必要なんてないのに、あの子はいつでも踏み込んでくる。
そしてあの子との触れ合いにどうしようもなく飢えている私は、いつでもそれを振りほどくことが出来ない。
「わ、ほむらちゃんもこれ好きなの?」
上手く受け答えることが出来なかった私がイヤホンを差し出すと、それを耳にするなり声をはずませる。
いつか見たあの子の顔と重なる、笑顔。
「ええ、大好き。聞いてると、元気が出てくるの」
あなたに、そう教えてもらったから。
そんな呟きを飲み込んで、精一杯の笑顔を向ける。
今の私は、上手く笑えているのだろうか。
「だよね!いいよねやっぱり!」
私の答えが気に入ったのだろう、腕を組むようにしながら一緒の傘に入ってくる。
かつてあれ程までに望んだ光景が、もう許されないと思っていた時間が、思わぬ形で訪れて、思わずこみ上げて来るものをぐっとこらえて。
少しだけ、雨の日が好きになれた気がした。
「やっぱりズンドコ節はこのリズムがいいわよね、まどか」
「き●し版もいいけどド●フターズ版最高だよね。わかってくれる人がいてよかったよほむらちゃん」
>>156-157
はい