105スレ/くすぐったいね

Last-modified: 2014-07-08 (火) 01:55:33

362 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 18:50:28.08 ID:0Q99kATz0
(触っちゃったってなんかエロいよね)

363 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 18:51:03.90 ID:yd9rh9MW0
そんなことどうでもいいからまどほむください

364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 18:51:48.34 ID:ISYIs//20
(あっ……触っちゃった…///)

365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 18:52:24.67 ID:ydx7VpaI0
(どこに触っちゃったのかな?)

366 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 18:55:45.99 ID:BGDhheFZO
ひゃっ!
ま、まどか……?

367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 18:58:29.76 ID:Ll8UEE8d0
まとめると
菊田さんの同棲まどほむ早くして下さい

368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 19:39:11.23 ID:NchnHTWg0
ほむら「まどかぁ…v」サワサワ


まどか「やんっv …もう、ほむらちゃん…///」

369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 19:39:20.70 ID:5MqEUCJn0
(えいっ、おかえし!)

370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 19:47:36.26 ID:is3osbVZ0
ほむらちゃんの黒タイツにつつまれた太ももをさり気なく触ろうとするまどっちと
まどっちの背中のハートマークを触ろうとするほむらちゃんの密かな攻防戦下さい

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 20:03:26.79 ID:NchnHTWg0
ちょっとよくわからないのでもう少し詳しくお願いします

372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/26(木) 20:10:54.02 ID:eXaA27ZE0
>>307を見て思いついちゃったのを投下します
「くすぐったいね」
http://ux.getuploader.com/homumado/download/662/%E3%81%8F%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%AD.txt

>>362-371なんかタイムリー

http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1403262480/372

txtファイルはこちら

※編集者注:>>307は勝負よ・・・円環の理!! | らぶお [pixiv]

付き合い始めてからしばらく経った6月のまどほむ。ほむらちゃんは何か考え事をしてるようで……
まどっちは「こちょこちょ作戦」を開始する

キャラ崩壊気味かも…ぐだぐだです 



部屋のベッドに腰掛けながら、私とまどかは会話に花を咲かせていた。
けれど、私は彼女の笑顔を見るたびにあることを考えてしまい、つい受身になって聞き手側に回る。

何か良い案は浮かばないものかしら。


「ほむらちゃん、元気ないの?」

私の変化を感じ取ったまどかが心配そうに尋ねてくる。

「そんなことないわ。少し考え事をしていただけ。ぼーっとしてごめんなさい」

しまった……まどかの表情と声音に魅入られてつい口に漏らしてしまった。

「ほんと? 何を考えてたのか教えてくれる?」

この考え事に関しては秘密にしておきたい。少なくとも、今は……

「本当に大したことじゃないから」

「私には話せないこと?」

不安そうなまどかの声に胸がちくりと痛む。

「……今はね。秘密にしておきたいの」

「そうなんだ……」

しゅんとしたまどか。小さな沈黙が流れる。

「ごめんなさい。明日明後日までには話せると思うから」

「ほむらちゃん、秘密にされるのは寂しいよ……」

ぎゅっと抱きしめられる。まどかの暖かさと息遣いを感じて胸が高鳴る。
その切なそうな顔を見るだけで、もどかしさで胸がいっぱいになる。

「まどか……」

「ほむらちゃん。ちょっとだけ……『こちょこちょ』させて」

耳元で告げられる。こちょこちょ……? もしかしてそれは……!

「っ!?」

まどかが私の身体をくすぐり始めた。身構えていなかった私は為す術もなく、無邪気なまどかの笑顔を前に
強く拒むこともできず、彼女の指先でくすぐられる。

「まっ、待ってぇ! ……まどかぁ……くすぐったい、くすぐったいわ!」

「えへへ。白状しないと続けるよぉ―!」

「ひ、ひどいわ……あっ……くっ、くくくっ……」

抗いたいのに力が抜ける。苦痛とも快感とも取れない感覚に変な声が出てしまう。

「ほむらちゃん、楽になりたい? それとももう少し続ける?」

小悪魔のように無邪気なまどかが囁く。普段からは想像できない一面に、一瞬その身を委ねてしまいそうになった。

「ら、楽に、なりたいに……決ま……ってるわ! まどかっ……やめて! こんな触られ方は……いやっ……!」

「どんな風に触ってほしい?」

まどかの甘い囁きが私の中で反芻する。まどかの声を聞きながら絶え間なくくすぐられることに快感を覚えて、私はふやけていた。

「いつも……いつも、してくれるときみたいにっ……触って……」

「じゃあさっきの考え事を教えてくれる? 私、ほむらちゃんが悩む姿を見ていたら心配になっちゃって」

「あ、あれは……本当に……大したことじゃ、ないっ、の!」

「ほむらちゃん顔が真っ赤だよ。こちょこちょされていっぱい気持ち良くなった?」

「気持ち良くなんか……くっ、くっくっく、くすぐったいわ!」

「ふふっ♪ いっぱい笑ってるね」

「ま、まどかぁ……」

縋るような声で私は呼びかけた。本当にくすぐられすぎてどうにかなってしまいそう。
変な笑いが止まらない。不安から彼女の腕に触れ、瞳で許しを乞う。

「ごめんねほむらちゃん。止めるね」

まどかがその手を離した。私は深呼吸して服の乱れを直す。彼女に目を向けると、ばつが悪そうに小さく微笑んでいた。
注意したほうがいいのだろう。でも、しおらしくなった彼女を見てそんな気は起きなかった。

まどかに触れたくて手を伸ばす。まどかは思わずきゅっと瞳を閉じて覚悟したけど、その姿が小動物のように愛らしく
思わず小さく笑ってしまう。彼女ははきょとんとした瞳で『怒らないの?』と問いかけるように私を見つめた。
胸がきゅんとする。なんていたいけな存在なのだろう。

まどかの頬に触れてその感触を確かめると、私の頬も緩んで自然と微笑んでいた。
さっきみたいにふざけてじゃれ合うのも、こんな風に見つめ合えるのも幸せだった。

「ほむらちゃん、怒ってない?」

「あなたを見てたら癒されて、注意する気も失せたわ」

「そう言ってくれるのは嬉しいけど、怒ってもいいんだよ」

「今はその必要はないわ。でも聞かせて。どうしてくすぐったの?」

「私ね、ほむらちゃんの考え事をしてる顔も好きなんだ」

「……唐突に言われても恥ずかしいわ」

「教室で横顔を見てると、自然と時間が過ぎちゃうの」

真面目なトーンで語られるとじわじわくる。吸い込まれるような瞳でまどかに見つめられる。
小さな胸の鼓動は止まらないのに、目を離すことが出来ない。

「ほむらちゃんはいつも私を気遣ってくれるよね」

まどかが私の手を両手で包む。小さくて暖かい手。その細い指先から彼女の優しさがしみ込むように伝わってくる。

「当たり前のことをしているだけ」

「ううん、当たり前なんかじゃないよ。いつもありがとう」

「まどか、私はあなたが好き。家族や友だちを大切に思っていて、感謝と優しさを忘れないあなたが愛おしい。
 だから支えたくなる。あなたが幸せなら、寄り添えるだけで私も幸せな気持ちになるの」

「私も人を思いやれるほむらちゃんが好き。だから、あなたの考えていることや悩みを聞かせて欲しい。
 ほむらちゃんが私に笑顔をくれるから、私もほむらちゃんを笑顔にしてあげたいんだよ。
 私、なかなかほむらちゃんを笑顔にすることが出来なくて……少し、悩んでたんだ」

ああ、そうか。ぶっきらぼうな私は、まどかに心配を掛けてしまったんだ。
私の中では彼女といられることが嬉しくて仕方ないのに。顔に出すのが苦手で、柄にもなく格好つけたくなってしまうのね。
そんな自分に心の中で小さな溜息をついてから、精一杯の笑顔ではにかむ。

「あなたといれるだけで幸せよ。顔に出すのが下手なだけ」

まどかは私を見て驚いたようだけど、安堵して微笑んでくれた。

「ほむらちゃん、今すごく良い顔をしてるよ!」

まどかの明るくて透き通る声。真っ直ぐで慈しみに溢れた気持ち。私はいつも励まされ、勇気付けられてる……

「あなたには負けるわ」

こうやって褒めてもらえることが嬉しくて仕方ない。あなたといると優しく、どこまでも無垢で透明な存在になれる気がする。

「私、ほむらちゃんの笑う顔が見たかったし、どんな考え事をしてるのか知りたかったの。
 ほむらちゃんに触れたかったのもあるけど、ちょっと強引だったよね。ごめんなさい」

まどかのしゅんとした姿を見るだけで胸がきゅんと締まる。どうしてあなたはこんなにも抱きしめたくなるのだろう。

「いいえ。あなたに手を引いてもらえるくらいが、私には丁度良いのかもしれない。まどか、私の考え事を聞いてくれる?」

私の考え事。纏まるまでもう少し秘密にしておきたかったけど、大切な人を前に隠してはおけないようね。

「うん、聞かせて」

「私たちが付き合ってから、もうすぐ○×△日目なのよ」 (※ほむ「好きな数字を入れてまどほむまどしましょう」)

「えっ……ええっ! ほむらちゃん、日付を数えていてくれたの!?」

「ある番組が結婚記念日の話題を取り上げていたから、私たちが付き合い始めてどれくらい経つのか、気になって数えてみたの」

「それでも嬉しいよ。意識してくれてたんだね」

「あなたを連れて行く場所やイベントを思案していた……サプライズがしたかったのね。そんな柄でもないのに」

「ううん、そんなことないよ。考えてくれただけですごく嬉しい……あと何日で○×△日目なの?」

「今日を抜いてあと3日ね」

「まだ時間があるね! 二人で考えよう! 私楽しみだな~」

「まどか」

「なに? ほむらちゃん」

「最初からサプライズなんて考えず、あなたに言えば良かったのかもね」

「……それは違うよ。確かに話してくれたらすごく喜んでた。でもね、こうしてほむらちゃんがお付き合いの
 記念日を意識してくれたこと、特別な計画を考えてくれたこと……本当に素敵なサプライズだよ。
 そうやって想ってもらえてすごく幸せ」

「……いつだって、あなたの幸せを願っているわ」

「これからはもっと私に相談してね♪ 私の幸せは、ほむらちゃんと寄り添えることだから……」

「ええ、そうさせてもらうわね」

晴れやかな気持ちの中、二人は手を握り合った。
これからも二人は気を遣い合って、ちょっとした行き違いがあるかもしれない。

でも、そんなことさえも些細なことに思えた。今は二人で問題を乗り越えた末に見つかる幸せのほうが楽しみ。
私の隣には、こんなにも素敵な人がいるのだから。ずっと、あなたと寄り添っていたい……

「計画を立てましょうか」

「待って」

「どうしたの?」

「私、さっきほむらちゃんのこといっぱいくすぐったんだよ。ほむらちゃんも同じことしてもいいよ……」

「終わったことだし、気にしていないわ」

「……私は、気になってるよ」

まどかが私の手を自分の胸元に添える。

「記念日を迎える前に、二人で、その……くすぐりあったら、ダメかな?」

窓の外を見る。6月の空は夕焼けを遅らせてくれているし、二人は白い雲のようなベッドの上にいる。
恋人同士、あなたとじゃれあわない理由なんてないわね。

「ええ。いっぱいじゃれあいましょう。私もまどかに触れたかったわ」

「嬉しい。私にもいっぱい触らさせてね!」

「ふふっ、楽しみね……まどか、私が今考えていること、分かるかしら?」

「教えて」

「あなたが大好き」

「……私と同じだね///」

「まどかの唇や指先でいっぱい触れて欲しい」

「私もほむらちゃんにいっぱいキスして欲しい……触ってもらいたいよ」

「触っていい?」

頷いた彼女の両腕に触れた。まどかは私の腰に手を添えて微笑む。

ひとしきり見つめあう中で、二人の唇が小さく開いていた。

瞳を閉じ、吐息が重なる距離まで近づく……

柔らかな唇を重ねて、いっぱいくすぐりあう。

恋人同士の時間は甘くもどかしくて、胸がくすぐったくなった。