111スレ/20歳の誕生日

Last-modified: 2014-11-23 (日) 13:38:20
947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/10/04(土) 00:02:31.33 ID:ll/zieyr0
同棲大人まどほむ。はしゃいじゃったまどかさんを書いてみたかったんです。


ほむら「お誕生日おめでとう、まどか。」
まどか「えへへ。ありがとう、ほむらちゃん。わぁ、凄い花束!」

ほむら「ええ。だって、今日はまどかが20歳に成る日だもの。とびっきりのものを用意したわ。」
ほむら「それとね。もう一つ、プレゼントがあるの。」

まどか「うん! うん!! なぁに?」(キラキラ
ほむら「大した物ではないのだけれど、気に入ったら身につけて貰えると嬉しいわ。」

まどか「そんなこと無いよ。ほむらちゃんが選んでくれたんだもの。絶対気に入るよ!!」
ほむら「うん。これ、まどかに似合うと思って、ネックレス。」

まどか(……あれぇ?)(クビカシゲ
ほむら「あ、あの、まどか。もしかして、嫌だったかしら? とても、がっかりしたような顔なのだけれど…。」

まどか「! ううん。そんなことないよ。これも凄く嬉しいよ。」
ほむら「そ、そう? それなら良いのだけれど…。」

まどか「えっとね、ほむらちゃん。このネックレス、付けて貰って良い?」
ほむら「え、ええ。分かったわ。」


-ネックレス装着中-


ほむら「はい。出来たわ。まどか。」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん。えへへ。これ、可愛いね。」

ほむら「うん。まどかによく似合っているわ。気に入って貰えて、私も嬉しい。」
まどか「ね、ね。ほむらちゃん、実は他にもプレゼントがあったりしない?」

ほむら「あら、まどか、よく分かったわね。ええ、用意してあるわ。」
まどか「!!」(キラキラキラ

ほむら「とびっきりのご馳走と一緒に、とっておきのお酒を用意してあるわ!」
まどか「………。」


948 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/10/04(土) 00:03:33.66 ID:ll/zieyr0
-食事中-


まどか「ん~!! 美味しい!!! お酒って、こんなに美味しかったんだ!!」
ほむら「そのお酒ね。詢子さんに聞いて、選んで貰ったの。私も味見してみたけど、飲みやすくて美味しいの。」

まどか「あー、ほむらちゃん。まだ20歳になってないのに、ずるーい。」
ほむら「四捨五入という奴よ。」

まどか「もー。ほむらちゃんは、理屈ばっかりー。 えへへー、でも、これからはいつ飲んでも良いんだよねー。」
ほむら「ええ。大好きなまどかが、こんなに喜んでくれるのだもの。お酒、いつでも準備しておくわね。」

まどか「……ぅ。ほむらちゃんって、時々、ホントずるい…。」
ほむら「ふふふ。…まどか。愛してる。」

まどか「うぅ~。」(プシュー
ほむら「♪~。」

まどか「あ、あのね。ほむらちゃん。」
ほむら「うん。なぁに、まどか。」

まどか「きっと、ほむらちゃんの中で、予定とか準備とかサプライズとかしてくれてるんだと思うんだけど、」
まどか「ほら、今日は私の誕生日だし。やっぱり嬉しいことは、待ちきれなかったりするの。」
まどか「だからね。これ以上、焦らさないで欲しいなって。」

まどか「ダメ?」

ほむら「…え、えーと。まどか、その、ごめんなさい。私に出来ることなら『何でも』するのだけれど、」
ほむら「…その、ディナーの後は、特に予定していないのだけれど…。」


まどか「……。」

まどか(いやいやいや、そんなはずはないのです。)
まどか(だって、私はしっかり見ているのです。)
まどか(ほむらちゃんが、バイトを繰り返してコツコツお金を貯めて、)
まどか(アレをこっそりと準備してあるのを知っているのです。)

まどか(にも関わらず、ほむらちゃんの顔を見る限り、今日、私に渡す気が全くない…)
まどか(どころか、私の期待に全く気付いてない!!)

まどか(折角、私も今日の日のために、色々やり繰りして、用意してきたのに!!)


949 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/10/04(土) 00:04:25.61 ID:ll/zieyr0
まどか「ふっふっふ。」
ほむら「ま、まどか?」

まどか「ほむらちゃんに渡す気がないというのなら、無理矢理、強奪します!!」(ダッ
ほむら「あ、ちょっと、まどか!?」


まどか(勝手知ったるほむらちゃんの部屋!)
まどか(そして、クローゼットの引き出し--の床板の裏!!)
まどか「GET!!!」

まどか「ん? エプロン……。」(ピコーン


ほむら「ま、まどか? 急にどうしたの?」
まどか「あ、ほむらちゃん。」

まどか「丁度良かった! これ、着てね。」
ほむら「エ、エプロン? いいけど…。」

まどか「あ。違う違う。服の上からじゃなくて、エプロン以外は脱いでね。」

ほむら「!!?」
ほむら「ま、まどか。その流石にそれは、恥ずかしい…。」

まどか「さっき、何でもするって言った。」
ほむら「う!」

まどか「言った。」
ほむら「うぅ。」

まどか「言ったんだもん!」


-ほむら食器洗い中-


まどか(ほむらちゃんのエプロンは、私がプレゼントしたもので、)
まどか(フリルは少なめだけど、薄いピンク色の可愛いタイプ。)

まどか(胸のところが桜の花びらをデザインした形になっていて、)
まどか(実用的な方だけど、女の子らしさを忘れない作りになってる女子力高めなアイテム。)


まどか(これをほむらちゃんが、裸エプロンするとですね!)

まどか(まず、普段はタイツに隠されたスラッとしたほむらちゃんの足が見える!)

まどか(大き目のネコさんスリッパに、ちっちゃく納まる足だとか、)
まどか(透き通るかと思う位、白いふくらはぎが落ち着かなそうに、モジモジしたりだとか、)
まどか(出来るだけ隠れるように太股を閉じているのだれど、どうしても太股とお尻の間に出来てしまう隙間が出来てしまう所とか、)

まどか(お肉がほとんど付いてないほむらちゃんなのに、そこだけはムニムニと柔らかそうな小ぶりのお尻とか、)
まどか(丸みを帯びたお尻からスラッとしたくびれを描くウエストとか、真っ白でスベスベとした綺麗な背中とか、)

まどか(そんな後ろ姿が、ほむらちゃん自慢のサラサラの黒髪で見えたり、見えなかったりするわけです!!)


950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/10/04(土) 00:05:12.39 ID:ll/zieyr0
まどか「イイ!!!」

ほむら「!? ……うぅ~、まどかぁ。」


まどか(私の魂の叫びに驚いたほむらちゃんが、恥ずかしそうに、上目遣いで涙目で睨んできますが、ダメです。)
まどか(むしろ、逆効果です。それ、凄くカワイイです。)

まどか(あと、ほむらちゃんは、丸見えのお尻とか、エプロンの前掛けとかを気にしているけど、)
まどか(横向いたときに、エプロンの間から、綺麗なピンク色が見えてるのに気付いてません。)

まどか(ブラしてないときは、気を付けないと色んな所から、覗かれてしまうのです。)

まどか(もっと見たいから、教えないけどね!)


951 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/10/04(土) 00:05:57.56 ID:ll/zieyr0
-食器洗い終了-


まどか「ふぅ。堪能した~。」

ほむら「そ、そう? じゃあ、もう着替えて良いかしら?」
まどか「ダメ。その格好のほむらちゃん、凄く可愛いもん。」

ほむら「うぅ…。まどかの意地悪。」
まどか「ほむらちゃんが、悪いんだもん。」

ほむら「その、まどか。ごめんなさい。まだ、私にはまどかが、何が欲しかったのか分からないの。」
ほむら「自分で気付けなくて情けないのだけど、まどかが何を欲しかったか、教えてくれないかしら。」


まどか「…私もね。ほむらちゃんにプレゼントがあるの。」
ほむら「え。そ、そうなの。ありがとう。」

まどか「これ、ほむらちゃんにプレゼント。代わりに、コレは私が貰うね。」
ほむら「!!? えっ、まどか、何でコレを知ってるの!?」


まどか「知ってるよ! ほむらちゃんがバイト一杯して、こっそり私の指のサイズ測って、」
まどか「お揃いの婚約指輪を買ってくれてたこと、ちゃんと知ってるもん!!」

まどか「私、すっごく嬉しかった! いつ貰えるのかなって、ワクワクしてた!!」

まどか「でも、ほむらちゃん、いつまで待ってもくれないんだもん。」


まどか「ほむらちゃん、その箱、開けてみて。」
ほむら「ごめんなさい、でも、まどか、その、この指輪は…。」

まどか「いいから、開けてみて。」
ほむら「…ええ。」


ほむら「…え。ウソ、だって、これ、私が捨てたのに…。」

まどか「…うん。ほむらちゃんが自分の分、捨てちゃうから、」
まどか「私、拾ってね。少し加工して貰ったの。」

まどか「指輪の中、見てみて。」


-Homura.Kaname-


952 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/10/04(土) 00:06:55.78 ID:ll/zieyr0
まどか「ね。ほむらちゃん、私たち、女の子同士だけどね、ほむらちゃんのことを大好きなのは誰にも負けないよ。」
まどか「だから、ね。ほむらちゃん、その指輪、受け取ってくれる。」

ほむら「ま、まどか。そ、それって…。」

まどか「うん。結婚しよう。ほむらちゃん。」
ほむら「ま、まどかぁー!!!!」(ガバッ

まどか「わっ。えへへ、ほむらちゃん、苦しいよ、もー…むぎゅ…!?」
ほむら「まどか。ちゅ。ちゅっ。むにゅ。…まどかぁー。」

まどか「ちょ、ほむらちゃん、待っ…にゅぅ -」
ほむら「ちゅっ…ちゅぅーーっ。レロ」


まどか「……はぁ、はぁ、うー、ほむらちゃん、今日は私の誕生日なんだから、もうちょっと私の好きにさせてくれても…」
ほむら「まどか、見て。丁度、10/4になったから、私のターンよ。」

ほむら「ごめんね。まどか。私、弱気になってた。でも、大丈夫、今からまどかを一杯愛すから。」(ガバッ
まどか(あ、あれー? もっと、こう、私が主導権を握るつもりだったのに…。)

まどか(で、でも、これはこれで幸せだから、良いかな♪)


Fin.

※微妙に、10/3に間に合わなかったorz

http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1410873182/947-952