13スレ/ラブレター

Last-modified: 2014-04-09 (水) 06:57:45

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まどか「ほむらちゃんってさ、絶対にこのリボン付けたら似合うと思うんだ~」
ほむら「鹿目さんのリボン・・・そんな!私にこんな可愛いリボン似合う訳ないって!」
まどか「えー、そんな事ないって。一回だけでいいから付けてみようよ!ほらっ、勇気を出して!」
ほむら「あわわわわ」
さやか「いや~お二人さんは朝からラブラブですなぁ~」
まどか「さやかちゃん!?もー!からかわないでよ!ほむらちゃんが困るでしょ!」
さやか「いや~、否定せずにほむらをかばうとは・・・見せ付けてくれますなぁ~」
まどか「この話は終わり!それより聞いた?仁美ちゃん、またラブレターもらったんだってさ」
さやか「へぇ、さすが仁美はモテモテだねぇ」
まどか「いいなぁ~。私も一通ぐらいもらってみたいなぁ。ラブレター」
ほむら「・・・そうなの?」
まどか「うん!だってラブレターだよ!女の子の憧れだよ~」
ほむら「・・・そういうもの、なのかな?」
さやか「ほーう?まどかも仁美みたいなモテモテな美少女に変身したいと」
まどか「ち、ちがうよ!そんなのじゃないって!」
さやか「そんなハレンチな子はこうだぁ~!」
まどか「ちょ、ちょっと!やめてよー!」
さやか「可愛いやつめ!でも男子にモテようなんて許さんぞー!まどかは私の嫁になるのだー!」
ほむら(ラブレター・・・かぁ)
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なんやかんやでラブレターを書き上げたほむら
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翌日
ほむら(なんとか書けたけど・・・これ、渡さないと意味ないんだよね・・・)
ほむら(鹿目さん、受け取ってくれるかな・・・)
まどか「ほむらちゃん!おはよっ!」
ほむら「あっ!お、おはよ、鹿目さん!」
まどか「・・・ほむらちゃん、もしかして何か緊張してる?」
ほむら「えぇっ!そ、そんなことないよ!」
まどか「・・・怪しい」
ほむら「怪しくない怪しくないよ!」
まどか「ふ~ん?私に言えない事なんだ・・・落ち込んじゃうなぁ・・・」
ほむら「鹿目さん・・・ご、ごめんなさい。そういう、わけじゃ・・・」
まどか「・・・クスッ。エヘヘ、ごめんね。なんかいつもと違う風に見えちゃったからついからかっちゃった!」
ほむら「も、もう!」
まどか「さぁ、早く行かないと遅刻しちゃうよー!」
ほむら「あっ、うん!」
ほむら(ダメ・・・やっぱり渡せないよ・・・)
ほむら(・・・結局渡せないまま放課後か)
まどか「ほむらちゃん、ごめんね。今日は部活があって一緒に帰れないんだ」
ほむら「ううん、いいの。気にしないで。部活、頑張ってね」
まどか「ありがと!また、明日学校でね!」
ほむら「うん、またね」
ほむら(・・・鹿目さん、部活って事は荷物取りにまた教室に戻ってくるんだよね)
ほむら(・・・机の中に入れておけば読んでくれる・・・かな)
ほむら(うん、直接渡す勇気はないけれどこれなら・・・)
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まどか「熱中してたらついつい遅くなっちゃった・・・。早く帰らないと晩御飯に間に合わないよ~」
まどか「・・・あれ?この封筒って・・・ま、まさかラブレター!?」
まどか「えっと・・・名前書いてないや・・・私充てでいいんだよね?」
まどか「っ・・・。この字って・・・ほむらちゃん・・・?」
まどか「・・・初めてもらったラブレターが大好きな子からだなんて嬉しいな・・・」
まどか「エヘヘ・・・きちんとお返事、しないとだよね」
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ほむら「やっぱりあんなの渡せない!私からだってバレたりしたら変に思われちゃいそうだし・・・絶対に回収しなきゃ!」
ほむら「ハァハァ・・・鹿目さんの机・・・。ない・・・確かに鹿目さんの机に入れたはずなのに・・・どうしよどうしよ!」
ほむら「と、とりあえず落ち着かなきゃ・・・。え?私の机に何か・・・」
ほむら「これって・・・鹿目さんの机に入れた封筒・・・だよね」
ほむら「手紙・・・じゃなくて中に何か入ってる?」
ほむら「え・・・このリボンって・・・」
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翌日
まどか「おはよー、ほむらちゃん!」
ほむら「あっ!お、おはよう・・・鹿目さん」
まどか「エヘヘ!うん、やっぱりだ。思った通りとってもよく似合ってるよ!ほむらちゃんが勇気を出したからだね!」
終わり