17スレ/356

Last-modified: 2014-04-13 (日) 17:27:15

349 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/04/13(金) 15:14:53.73

まどかさんにコブラツイストされるほむらちゃん

がっちりと極められて絞められ上げているものの、ほむらちゃんの表情はとても満ち足りているのだった

356 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/04/13(金) 16:38:59.49
>>349
「ほむらちゃん。どうしても行くの?」
「えぇ。ワルプルギスの夜を倒した以上、私がこの街に居る理由なんてない」
「時間操作の魔法は使えなくなったのに・・・他所になんか行っちゃったら、ほむらちゃん・・・」
「戦って死ぬのが魔法少女の運命よ。さぁ、どきなさい。もう行くわ」
涙を浮かべながら見つめるまどかと目線を合わせようとせず、その手を払って夕日に向かって歩き出そうとするほむら
そんな彼女の決意が固く、説得できないことを悟ったまどかは強硬手段に出るのだった
(魔法少女だって変身しなきゃそこまで普通の人と変わらないよね・・・)
「だったら・・・私を倒してからにしなさい、ほむらちゃん!」
「な・・・まどか?」
戸惑うほむらの背後に立ち、細い腕を掴むと左足に左足をからめるようにフックさせるまどか
更に自分の左腕をほむらの右わきの下を通して首の後ろに回し、背筋を伸ばすように締め上げる
「な・・・あっ!」
咄嗟に空いた左手で脱出を図ろうとするほむらのその手を右手で掴み、自分の左手に合わせるようにロックする
「私が勝ったら・・・ずっと見滝原に居てもらうから」
「何を馬鹿な・・・無駄なことはやめなさい」
そんなことはありえない・・・とでも言いたげに、小さな身体を振り払おうとするほむらだったが、既にまどかの 放ったコブラツイストは完全に極められていて
身動きもままならないのだった
「う・・・うそ」
「いくらほむらちゃんでもそう簡単には抜けられないよ。ママ直伝だからね。・・・痛いかもしれないけど、ほむらちゃんがわからずやなのがいけないんだから」
意を決したまどかは更に背筋を伸ばすように締め上げると、右手でほむらの頭部を下に押さえつけてダメージを増加させる。いわゆる拷問コブラツイストである
(正し過ぎるその子の分まで、誰かが間違えてあげればいい)
まどかの脳裏に母の声が木霊する
「う・・・あ・・・」
「ギブアップしてくれるならすぐに放してあげる。でもその時は私の勝ちだから。もうどこにも行かせないよ」
(まどか・・・)
夕日をバックに、その細い肢体を絡めあう少女たち
まどかの必死の抵抗に動けずに締め上げられるほむらだったが、絡めあった四肢に伝わってくるものは、ドキドキと少し速くなった鼓動や体温だけではなかった
(そこまで私の事を・・・)
「ほむらちゃん、まだギブアップしないの?」(ギリギリッ)
渾身の責めに背中・脇腹・腰・肩・首筋を痛めつけられながらも、感慨に浸るほむら
二人とも汗だくになり、まどかの疲労が見え始めてようやく、その重い口を開くのだった
「・・・見事だわ。私の負けよ、まどか」
技を解かれ地面に崩れ落ちる黒髪の少女の表情には苦痛の色は見られず、どこか満足げなのであった

http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1333962792/356