17スレ/962-965

Last-modified: 2014-04-13 (日) 18:03:01
962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/04/20(金) 03:57:47.82 ID:s8I17EmA0
まどか「えへへ、杏子ちゃん、快く教会を貸してくれてよかったね」
ほむら「ふふ・・・そうね」
まどか「・・・ねぇ、ほむらちゃん」
ほむら「ん・・・」
まどか「わたしたち・・・これから・・・・・・その」
ほむら「ええ・・・」
まどか「・・・///(上目遣いで照れる)」
ほむら「・・・・・・始めましょうか(微笑み)」
まどか「うん・・・///」
ほむら「時間停止・・・発動」


963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/04/20(金) 03:58:34.01 ID:s8I17EmA0
まどか「ほむらちゃん、誓いの言葉、覚えた?」
ほむら「もちろん。・・・わたしからね」
まどか「・・・・・・」
ほむら「・・・・・・・・・わたし」
ほむら「・・・わたし、暁美ほむらは 鹿目まどかを妻とし」
ほむら「健やかな時も病める時も・・・あなたを愛し、あなたを助け」
ほむら「生涯変わることなく、愛し続けることを・・・・・・あなたに誓います」
まどか「・・・」
まどか「・・・わたし、鹿目まどかは 暁美ほむらを妻とし」
まどか「健やかな時も病める時も・・・あなたを愛し、あなたを助け」
まどか「生涯変わることなく、愛し続けることを・・・・・・あなたに誓います」
ふたり『世界、時間、運命、あらゆる苦難がわたしたちの前に立ちはだかろうと』
ふたり『ともに力を合わせ、互いを愛し、暖かな家庭を築くことを誓います』


964 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/04/20(金) 03:59:06.97 ID:s8I17EmA0
まどか「・・・・・・」
ほむら「・・・・・・指輪の、交換を」
まどか「・・・はい(ソウルジェムの指輪を差し出し、ほむらへ)」
ほむら「・・・(自分のソウルジェムの指輪を、まどかへ)」
まどか「・・・ほむらちゃん」
ほむら「ええ・・・」
まどか「誓いの・・・・・・キスを」
ほむら「・・・・・・まどか・・・」
まどか「ん(目を閉じ、くちびるをほむらに向ける)」
ほむら「・・・」
(止まった時間のなかで、まるで永遠にも思えるような一瞬のキス)
(いつしかふたりは言い合わせたわけでもなく、固く、強く、抱きしめあっていた)
(ふたりのくちびるが離れたのは、まどかの瞳から宝石のような涙がこぼれおちた時だった)
ほむら「・・・まどか・・・・・・?」
まどか「ううん・・・ごめんね。ちょっと、じーんってしちゃって」
まどか「わたしたち、これで・・・ふうふだね」
ほむら「そうね」
まどか「・・・もうすこし、こうしてていいかな」
ほむら「ええ・・・まどかのいいように」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「まどか」
まどか「このまま、ほむらちゃんと身も心もひとつになれたらいいのにね」
ほむら「そうね・・・・・・わたしも、まどかとなら」
まどか「わたし、ほむらちゃんと・・・ずっと一緒にいたい」
ほむら「ええ。ずっと一緒よ」
まどか「そうだね・・・ずっと、一緒だよね」


965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/04/20(金) 04:00:26.28 ID:s8I17EmA0
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ほむら「・・・・・・」
ほむら「まどか」
(それは、寂しさを紛らわせるためにわたしの脳が見せた夢だったのか)
(この空虚な現実から逃避するために見せた、幻だったのだろうか)
ほむら「・・・・・・でも」
(くちびるにふれてみる。あの幻想とは思えぬまどかの鼓動、吐息、くちびるの感触は)
――だいじょうぶだよ。わたしはずっと、ほむらちゃんといっしょだから
(それは幻想などではない)
ほむら「ええ、わかってるわ・・・まどか」
(だって、まどかが言ったことだもの)
ほむら「わたしたちは、ずっと一緒」
スレをたてるまでもないごく短いSS思いついたから
連投失礼

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