19スレ/426

Last-modified: 2014-04-15 (火) 18:54:05
426 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/05/03(木) 08:44:19.84 ID:qUnm+xiR0
「んっ…!?」
私の目にゴミが入ったようだ。異物感と痛み、それによる不快感が生じる
私は反射的に目を擦って異物を取り除こうとする…がそれでゴミが取れるはずもなく…
あぁもう、こうなると面倒なのよ
「あっ!?ほ、ほむらちゃん!?だ、大丈夫?どこか痛いの?」
まどかが私の異変に気が付き、心配しながら寄り添ってくる
「だ、大丈夫よ。目にゴミが入っちゃって…」
異物を排除しようと浄化作用として涙が流れ出す
参ったわね…結構深くまでゴミが入ってしまったみたい
片目が痛みのせいで閉じるに閉じれない
「大変…!少しじっとしていてほむらちゃん。目、閉じないように頑張って」
まどかが私の顔に手を添えてくる
いったい何をするつもりなのかーーその思考はまどかの意外な行動の前で遮られた
私の眼球に水気を含んだ何かが触れた、と思うやいなやその何かは滑るように眼球をなぞっていく
「あっ…あ!?ま、まどか…!」
間違いない、これはまどかの小さな舌だ
私は暫く無抵抗のまま、眼球をまどかの舌の為すがままにされる
そうして、ちゅ…という水音と共に眼球からそれは離れ、同時にまどかの顔が離れていく
あ…あなたという人は…な…なんてとんでもないことを…!
「な…ななな…!ま、まど、まどかァ!?あ、あなあな、あなた…!」
私の顔は羞恥心で茹で蛸のように真っ赤なんだろう
「もう大丈夫だよほむらちゃん。ゴミ取れたからね」
そんな私の意に介さず、まどかは飄々とした雰囲気ではにかんだ
こんな公の場で何をやらかしているの!?周りが呆然としてるじゃない!?
「えへへ、ごめんね。でも私ほむらちゃん専属の保険委員だから!」
屈託のない満面の笑みで言われる
…いつまで経ってもあなたにかないそうにないわまどか…

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