32スレ/幸せになりましょう

Last-modified: 2014-04-23 (水) 07:18:25
278 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/02(火) 00:03:40.35 ID:XUNUnVg/0
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お泊りinほむホーム
ほむら「お風呂、上がったわ」
まどか「おかえりほむらちゃん、お布団準備しておいたよ」
ほむら「あら、ありがとう、今日はもう遅いしそろそろ寝ましょうか」
まどか「うん、そうしよっか」
ほむら「じゃあ、布団に入りましょ」ニコッ
まどか「っ……///」カァーッ
ほむら「……どうかしたの、まどか? 顔が赤いわよ」ズイッ
まどか「わっ、ほむらちゃっ……顔、近いよ///」
ほむら「あ……ごめんなさい」スッ
まどか「……」
ほむら「やっぱり何か変よ? 大丈夫?」
まどか「うん、大丈夫だよ……」
ほむら「あまり大丈夫には見えないけど……」
まどか「……」
ほむら「……」
まどか「……あのさ、ほむらちゃんってさ」
ほむら「……何かしら」
まどか「ほむらちゃんってさ、かっこいいよね」
ほむら「えっ……べ、別にそんなことはないと思うけど……」
まどか「そうやって、照れるところは可愛いよね」
ほむら「ちょ、ちょっとまどか……///」
まどか「こんなに綺麗で、優しくて、頑張り屋さん……
    それなのに私なんかのために何度も繰り返して……」
ほむら「……『私なんか』じゃないわ」
まどか「……」
ほむら「あなたが言うような私になれたのも、まどかのおかげよ
    私よりずっと優しくて、可愛くて、みんなのためにいつだって一生懸命
    そんなあなたのためなら、私はどんな絶望にだって立ち向かおうって思えるの」
まどか「……」
ほむら「まどか……」ギュッ


280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/02(火) 00:12:56.10 ID:XUNUnVg/0
まどか「やめて……やめてよ……」
ほむら「あっ……ごめんなさい……また……」バッ
まどか「……」
ほむら「……」
まどか「ごめっ……あの、私ね……ほむらちゃんのこと、好き……だよ」
ほむら「……えぇ、私もあなたのことが好きよ」
まどか「っ……そういうのをやめてって、言ってるのに……!」ガバッ
ほむら「ま、まどか!?」
まどか「私を勘違いさせるようなことをやめてって言ってるの!」
ほむら「か、勘違い……?」
まどか「私のためならとか、抱きしめてきたり、好きって言ってきたり
    もしかしたらって思っちゃうから……やめてよ」
ほむら「まどか……」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん……抵抗してよ……できるでしょ?」
ほむら「え……?」
まどか「私が上に乗ってても、ほむらちゃんなら力づくでどかせるでしょ?
    早くしないと、私、ほんとにほむらちゃんにひどいことしちゃうから……」
ほむら「……」
まどか「ねぇ、どかしてよ……ねぇ、ほむらちゃん!」
ほむら「まどか……」ギュッ
まどか「えっ、あっ……な、何してるの!?」
まどか(え、抱きしめられて……か、顔近いし、ほむらちゃんの体温が……!)
ほむら「まどかになら……構わないわ」ギューッ
まどか「うぇっ……?」
ほむら「私も、まどかのことが好きよ」
まどか「いっ……ち、違うんだよ、私の好きとほむらちゃんの好きは……」
ほむら「そう、ならはっきりと言わなくちゃね」
まどか「やっ……」
ほむら「まどか、愛しているわ」
まどか「っ……!」


281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/02(火) 00:24:20.08 ID:XUNUnVg/0
まどか「……憐れみや同情とかは、いらないよ。ごめんね、ほむらちゃん……」グスッ
ほむら「そういうのじゃないわ」ピトッ
まどか「ほむらちゃ……」
まどか(私の手が、ほ、ほむらちゃんの胸に……)
ほむら「ほら、こんな偽物の心臓だけど、今すごいどきどきしてるの
    あなたの幸せのためなら、この命を捨てても構わない
    自分の命を投げ捨てでも守りたいと思えるのは、あなただけなのよ」
まどか「……ほんとなの?」グスッ
ほむら「えぇ」
まどか「じゃあ……キ、キスとかしても……いいの?///」
ほむら「……恋人になったんだし、構わないわよ///」
まどか「こ、恋人……///」
まどか(目をつぶってほむらちゃんが待ってる……)
まどか「……そ、それじゃ、いくよ///」
ほむら「まどか……///」
まどか「私も……あなたのこと、あ、愛してます」チュッ
ほむら「んっ……///」
まどか「ぷはっ……」
ほむら「ふふっ……///」
まどか「……ぐすっ……あ……」ポロポロ
ほむら「……まどか?」
まどか「あれ、幸せなのに、涙が止まらない……
    夢じゃないんだよね? なんだかまだ信じられないや……」ポロポロ
ほむら「大丈夫よ」ギュッ
まどか「あっ……」ギューッ
ほむら「あなたが不安なら、何度だって証明してあげる
    あなたのこと、愛してる」ギューッ
まどか「私も……だよ」グスグス
ほむら「ずっと一緒よ、離さないでね」
まどか「ほむらちゃ……ほむらぢゃぁぁ……」ポロポロ
ほむら「……これから一緒に幸せになりましょう、まどか」
これでおわりです。では、連投失礼しました


307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/02(火) 07:12:56.84 ID:XUNUnVg/0
おまけ
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AM7:00
ほむホーム
まどか「んんっ……」
まどか(あれ、身体が動かない……?)
ほむら「すー……すー……」
まどか「あっ! ///」
まどか(そうだ……昨日はほむらちゃんと……
    抱きしめられたままだったんだ……なんだか幸せ)
ほむら「んっ……」
まどか「あ……ほむらちゃん、おはよ///」
ほむら「起きていたのね、おはよう、まどか」フフッ
まどか「うん……えへへ///」
ほむら「ずっとこのままだなんて、甘えんぼね、まどか……」
まどか「あー……これには深くて浅い理由があって……///」
ほむら「どんな理由よ……って、あっ! 私が抱きしめたまま寝ちゃったのね!?」バッ
まどか(離れちゃった……)
ほむら「ごめんなさい……苦しくなかった? 起こしてくれればよかったのに……」
まどか「ううん、ほむらちゃんの寝顔見れてよ、良かったなって
    それに抱きしめられてたのもすっごく嬉しかったから……///」
ほむら「……///」
まどか「てぃひひ……///」
ほむら「少し早いけど、朝ごはんにしましょうか」スクッ
まどか「あ、私も一緒に作ってもいいかな?」
ほむら「一緒に……分かったわ、こういうのも素敵ね……
    だったら顔を先に洗っちゃいましょう」トテトテ
まどか「うん……ねぇ、ほむらちゃん」
ほむら「何かしら?」クルッ
まどか「ほむらちゃん、私を好きになってくれてありがとう
    今が、とっても幸せだなって感じるよ」
ほむら「こちらこそ、ありがとう
    今もこれからも、ずっと一緒に幸せを作っていきましょう」ニコッ
まどか「うんっ!」

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