416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/22(月) 03:07:46.32 ID:1mB5mJWp0 まどか受けと聞いて
ほむら「まどか、動かないでね?」 そう言って、ほむらちゃんが近づいてきて思わず目を瞑っちゃう。 だって、ほむらちゃんが綺麗で――ドキドキしちゃうんだもん。 そ、それに付き合っているから……き、キスしてくれるのかなぁ?って。周りに誰もいないし……はわわわ。 髪にそっと手が触れる感触。私の心臓はばっくんばっくんで――期待しちゃってて。
417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/22(月) 03:12:14.08 ID:1mB5mJWp0 ほむら「――取れたわ。まどか、もう動いていいわよ?」 でも、やっぱりそんなことは無くって。その言葉で目を開いたらきょとんとしたほむらちゃんの顔。 ――むぅ、私って魅力ないのかなぁ? って思っちゃう。大事にしてくれているのかもだけど……なんだか私ばっかり慌てて。 だから、だから――何となくその手を掴んでしまって、それで……。
422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/22(月) 04:33:47.11 ID:1mB5mJWp0 まどか「……ねぇ、ほむらちゃん、そ、その、ね……? ――今だ、だれもいないし、あの……」 もじもじしちゃって全部言えなくって、でもほむらちゃんがぎゅっと抱きしめてくれて。 ほむら「――そうね、誰も居ないわね……。まどか」 俯いてた頬に手が添えられて、私は顔を上げた。うっすらとほむらちゃんの頬に赤みがさしている。
423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/22(月) 04:36:14.35 ID:1mB5mJWp0 いつもポーカーフェイスのほむらちゃん。だけど、今だけは違っていて――それがとても嬉しい。 私は目を閉じて、ほむらちゃんの身体をぎゅぅと抱きしめる。 ほむらちゃんの心臓の音が聞こえてきて、私と同じなんだって分って――また嬉しくなって。 唇に触れた感触はすっごく柔らかかったのでした。
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