36スレ/理由

Last-modified: 2014-04-27 (日) 10:37:28
778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/11/12(月) 02:00:18.25 ID:RTFi8mdW0
「・・・ねえ、ほむらちゃん」
「ん・・・?なあに、まどか」
「えっ・・・と、その」
「くすっ・・・まどかったら、どうしたの?」
「・・・ほむらちゃんは」
「ほむらちゃんは・・・わたしのこと、その・・・・・・すき・・・なんだよね」
「ええ、好きよ」
「あぅ///・・・それでね、あの・・・」
「もう、なぁに?遠慮しないで言ってみて」
「ほむらちゃんは、どうしてわたしのこと、好き・・・なのかなって」
「まどか・・・?」
「わたし・・・人に誇れるような特技とかないし、勉強もそんなにできないし、ちっちゃいし、ほむらちゃんみたいに綺麗じゃないし・・・」
「ほむらちゃんがわたしのこと好きって言ってくれるのは嬉しいけど、わたしなんてほむらちゃんとつりあわない」
「まどか」
「はっ、はい」
「・・・理由、聞きたいの?」
「・・・・・・うん・・・」
「・・・そうね。まどかの好きなところはたくさんあるけれど」
「・・・強いて挙げるなら、『まどかだから』かしらね」
「わたし・・・だから?」
「まどかは優しくて、思いやりがあって、自分より他人の幸せを願える子で・・・」
「とても強い心を持っていて、抱きしめると暖かくて・・・。そうね、笑顔がとてもかわいいわ」
「・・・そう、かな」
「私は今のままのまどかが大好きよ。だから、今の自分を嫌いにならないで。無理に自分を変えようとしなくてもいいの」
「私の好きなまどかが、あなたの嫌いなまどかだなんて・・・、そんなの、とても哀しいことだわ」
「・・・ほむらちゃん・・・」
「だから笑って、まどか。私、まどかの笑顔が大好きだから」
「うん・・・うん。・・・えへへ、ありがとうほむらちゃん」
「ええ・・・」
「わたし、ほむらちゃんにこんなに想ってもらえるの、すごい幸せだよ」
「私は、まどかが笑顔でいてくれると、とても幸せだわ」
「じゃあわたし、ずっとほむらちゃんの傍にいたいな」
「ふふっ・・・。それなら私たち、きっといつまでも幸せね」

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